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2023-06-19 28:29

233. 2012年に公開された映画考察「ライフ・オブ・パイ〜トラと漂流した227日」が残酷すぎる

ヤーマンのオールタイムベスト映画について話しました。

ネタバレだらけだけど聞いてから観た方が面白くなる。


映画『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』予告編 - YouTube

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Summary

「ライフ・オブ・パイ〜トラと漂流した227日」という映画が2012年に公開され、その映画についての考察が話題になっています。この映画のあらすじや物語の意味、キャラクターの象徴などが、考察のテーマとして取り上げられています。ネットコミュニティでの盛り上がりや、技術ブログの投稿、GPT-4の圧倒的な実力などが、この話題を支えています。

映画のあらすじとキャラクター
ヤーマンです。
ハリーです。
この番組は、教育会社を経営しているハリーと、デザイン会社を経営するヤーマンがお届けする仕事に役立つ情報をゆるーく紹介する番組です。
はい。
前回、ネットフリックスのナルコの紙紹介したときだったかな。
うん。
ハリーさんにおすすめの映画、見てくれました?
見ましたよ。もうあれだけ懇願されては。
その回のときに、ライフオブパイ、虎と漂流した227日っていう映画があって、それを考察好きっていうハリーさんにおすすめしたんですよね。
見ましたよ。
それ見てくれたって言うから、今日はその映画の考察について話していきたいなと思うわけでありますよ。
はいはい。
あの映画見てない人になったら、ちょっと退屈な回になるかもしれないけど、ぜひ見てほしいですね。見てない方は。
ざっとあらすじからいきますか。
あらすじからいきますか。
覚えてます?
覚えてますよ。
えっと、主人公の男の子がパイっていう男の子で、16歳なんよね、確か。
うん。
で、インドで動物園を経営してると親が。
うん。
で、ざっくり言うと、経営してる動物園がカナダか何かに移動、引っ越すというときに、動物たちを全部船に詰め込んで、移動する途中に漂流するんですよね。
うん。
で、漂流したときに、自分と虎と他の動物たちと一緒に漂流するんですよ。
で、虎と一緒に。
夢の話してる。
虎と一緒に227日間漂流したっていう話ですね。
なんじゃそりゃ。
いや、これで、でも本当にこんな感じでしょ?
いや、もう一言一句違わずその通りです。
違わずその映画でしょ。
これの何がおもろいねって思うかもしれんけど。
いや、この映画がね、すごいんですよ。
うん。
面白かったでしょ?
面白かったですよ。どうなることかと思いましたけど、見る前は。
これどうなるんだと。
動物が、そう最初の漂流するときに、最初そのタイクン一人しかぼーっと乗ってないですけど、
なんかその後、え、なんだっけあれ?オラウータンか。
オラウータンとシマウマとハイエナね。
オラウータンがなんか変な板に乗って、こぎながらこっちに向かってくる瞬間が。
合流するんよね。
ゲラゲラ笑ってましたね。
ね。
いや、あれの映画の意味わかりました?
映画の意味。
映画の意味っていうか、考察してくれました?ちゃんと。
考察というか、さっきのあらすじで言ってなかった、これ言うとネタバレになるんですけど、
一連の虎と一緒に過ごした数百日があり、その後無事に助けられるんですよね。
島に。
助けられる。ちゃんとね。
映画の物語の意味
命からがらね。
で、その後に保健屋さんみたいな人が来て、何が起こってたんだみたいなのを聞きに来て、
虎と一緒に過ごしていて、いろんな動物たちも乗っててみたいなことを言ったら、なんだそれはと。夢の話かと。
そうそうそうそう。まさに俺はさっきハリーさんに言われたようなことをね。言われんよね。
で、そんな報告書作れんよってなって、本当のこと言ってくれみたいなのをすげえ言われて、
いや本当なんだけどみたいなこと言うんだけれども、別の話をしろって言われて、仕方なく動物じゃなくて人が乗っていてみたいな。
なんかそこでちょっといざこざがあって、みんな死んでしまってみたいな話をするんですよね。
そうそうそう。最後のうちね。
どうやら実は、そっちの話が本当なんじゃないのみたいな。
動物と本当に乗ってたんですかっていうのをちょっと問いかける感じでなんか終わるんですよね。
と思ったんですけど、どうなんだろう。あれは本当になんか口から出まかせを言ってるという風に取ることもできるし、
実はそっちが本当で動物たちと一緒に過ごしてたみたいなのは、本当はなかったんじゃないかっていうこともあり、
どっちが真相かはやぶの中みたいな話なんですけど、
なんかその漂流する前にあった話でお父さんが宗教問題を言うんですよね。
元々ヒンドゥー教の家庭なんだけど、パイ君はキリスト教もいいよねみたいなことを思い出して。
そうそう。なんか出身地の男の子だから、お家はヒンドゥー教なんだけど、
イスラム教の神様のことも信じてて、キリスト教の神様のことも信じるよね。
その複数の神を信じるみたいなので、お父さんとかあんまりよく思ってなかったんだけれども、
お母さんはいいんじゃないみたいな感じで、それ自体は大きな問題にはなってないんだけれども、
お父さんが二つの神を同時に信じることはできないみたいなことを言うと、
同時に信じるというのは何も信じないのと同じだよっていうのをパイ君に言うんですよね。
たぶんそれのことなんじゃないかなと思って。
深いね。はいはいはい。
そうじゃないですか。
なるほどなるほど。面白い。
映像で見せられた動物たちと一緒にいた話と、その人間たちと一緒にいたという話、
どっちが本当かはあなた次第なんですけれども、
どっちを信じるかによって価値観が変わってきたりするんじゃないですかとか、
人間たちだったらこれ映画にはなってないですよねみたいなところもちょっとあったり、
するんじゃないのかなっていうのが率直な意見ですかね。
いや、なんかしっかり考察してくれてるじゃないですか。
考察なのかなこれ。感想というか考察というか。
そうなんですよね。このライフオブパイの主人公のパイ君が多数の宗教を信仰している人で、
本当に虎と恐竜していろんな事件が起こるんですけど、
これ僕の見解は後者なんですよ。
後者?
本当にハイエナとかオラウータンとか虎と恐竜したんじゃなくて、
本当は人間だったと思うんですよね。
おーはいはい。
で、全部あれ比喩されてるんですよね。
いろんな不思議な現象が起こるんですよ、あの映画で恐竜してる間。
あれ全部例え話なんですよ。
うん。
例えばそのオラウータンはお母さんだよね。自分の。
あーなんか言ってましたね。
うん。オラウータンが自分の母親で、で、シマウマが船の中で同じベジタリアンの東洋人がいてるんですけど。
東洋人がいたんだけど、その東洋人だと。
あいつね。わけわかんない。肉汁は動物ならじゃないから食べてもいいし、わけのわからんことを言ってた。
そう。パイ君はヒンドゥ教なんで、お母さんがベジタリアンで、肉は食べないんですよ。
うん。
だからご飯食べる時もヒンドゥ教の習わしして、なんかテーブルの前でキリスト教のアーメンとか言ってから食べるっていうね、ちょっと変わった子なんですよね。
うん。
で、その船に乗った時にすっごい感じの悪いシェフがいるんですよね。
いたねー。
もう超デブでなんかきったねーシェフがいて、まあそのパイ君いじめられるわけですよね、ベジタリアンだから。
うん。
だけどその船の中でその東洋人がこう、俺もベジタリアンだよみたいなんでこうちょっとね仲間意識みたいなのがあるよね。
はいはい。
で、そこに出てくるハイエナがそのコックなんよね。
うんうんうん。
で、シマウマの足が怪我してるから、これ足切断しないと助からないみたいな話になって、
はい。
そのコックがシマウマの、あ、コックがその東洋人のベジタリアンの足を切るんですよね。
切るという話になってましたね。映像ではその骨折して動けないシマウマをハイエナがお腹空いたから食べちゃうっていう。
そうそうそうそう。なんだけどその切ってそれで死んじゃうよね、結局そのシマウマがね。
その東洋人が死んじゃって、その切った足を魚の餌にして魚釣ろうとするよね。
うん。
で、それを見た母親オラウタンがもう月光するんですよね。
もうお母さんすごい優しい人のヒンドゥキョウでベジタリアンだから、なんて野蛮なことするんだって言った時に、そのハイエナがオラウタン殺しちゃうよね。
うん。
だからそのコックがお母さんのこと殺してしまうと。
はい。
で、その瞬間、トラっていうのはその宗教的思想を持ってない本能の自分なんですよ。
ほうほうほう。
あれさ、トラ出てくる時ってさ、いきなりなんかさ、船のなんかシートの中からブワって出てこない?
そう、最初いないと思ってたら。
そうそう、いないと思ってたらいきなりブワって出てくるやん。
うん。
あれってやっぱ本能の自分やから、自分の母が殺された瞬間一気にグワってきてそのハイエナを殺しちゃうよね。
うん。
で、そこからトラと一緒に漂流するんだけど、それは実際は自分一人で漂流してるよね。
ほうほうほう。
映画の象徴と考察
自分一人で漂流してるんだけど、その自分の中で宗教的思想を持ってない本能の自分との葛藤を描いてるね、あれ。
うーん、なるほど。
だからそのトラってすごい恐ろしいから、自分もその本能に攻撃されないようにトラと距離を置いて漂流してるやん、あれ、途中で。
ふんふんふん。
だからそのトラと本能の自分と距離を保ちつつ漂流してたと。
ほうほうほう。
いう話なんだと思ってるんですよ、俺の考察は。
面白い。
うん。
で、その海の波っていうのがすごい途中荒れたりさ、めちゃくちゃ綺麗な映像でさ、なんかクラゲがフワーって出てきたりさ、なんかクジラがバシャーンって出てきたりするじゃん、途中で。
うん。
あれってなんかパイの心を表してるんじゃないかなと思って。
ほうほう。
途中ものすごい荒れたりするじゃないですか。
うん。
よくその、天候が俺神様なんじゃないかなと思うね、あれ。
天候が神様。
うん、嵐とかさ、晴れたりするじゃん。
あー。はい、それはわかる。
うん。で、あの話の肝って、その、生きるために人間の肉食ったよね、パイが。
え?そうだっけ。
そうそう、途中さ、なんか、あの、天候グワーって荒れてさ、島に漂流するじゃないですか、変な島に。
食肉島みたいなとこ。
食肉島みたいな。あれもただの比喩で。
はいはい。
あの島の形、人間の形してない?
あ、見てなかった。
そう、あの島ね、人間の形してるんよ。
うん。
で、まあ、映画の中では、その、虎と漂流中に、嵐にあって、その、食肉島みたいな、人間を食べる島みたいな不思議な島に漂着して、
もう、命からがらそこにある食べ物、その島にある木とか葉っぱとかをブワーってむしゃむしゃ食べて、まあ、生き返るみたいな、ちょっと、あの、息を吹き返すみたいなシーンがあるんだけど、
あれは実際にそんな変な島に漂流したわけじゃなくって、自分が殺したハイエナを生き延びるために、自分ベジタリアンなんだけど、人肉を喰らったと。
うーん。
だから途中さ、もうめちゃくちゃ神様に許しこおいじゃないですか。
うん。
もう、神様許してください、この僕を生きるために必要だったんです、とか言って叫び出すよね、いきなりね。嵐の中、ブワーって雨に打たれながら。
ああ。
船での苦悩
あれってやっぱいろんな宗教を信じてるから、いろんな神様に、こう、許しをこおってるようなシーンのような気がしてて。
うん。
で、あの、島のさ、木の根っこってさ、全部赤くなかった?
赤かったっけ?
あのー、パイ君がさ、漂着したときにもう、お腹すきすぎて、グワーって島の草、虫ってさ、木の根っこかじるよね。そのときに木の根っこって赤いんよね。
へー。
俺あれ血管あらわしてんじゃないかなと思うよね。
うーん。
でさ、なんか、池があってさ。
池の夜になると酸性になって。
酸性になるってあれや。俺あれ遺産だと思うよね。遺産。
おー、確かに。
でさ、なぜかあのー、寝てるときにさ、木の、あの葉っぱのつぼみから歯が出てこない。
そう。あれ意味わかんないっすよね。
あー、だからあれは人肉をくらって歯は消化できないやん。
うーん。
だから歯だけ残ったと思うよね、あれ。
うーん、はいはいはい。
だから、本当は、そのー、ボートの上で、自分の母親を殺した男を生きるために、ずっと迷ってたと思うよね。
うん。
この肉を食べないと死んじまうと。
うん。
でも自分は神様を信じて肉を食わないと。
だけど、これを食わなきゃ死んじまうの葛藤があって、最終的に食べたっていう話だと思うよね。
ほー。
自分はその神様に信仰してて肉を食べないんだけど、その神様を裏切って生き延びるために、自分の本能に従って肉を食べたと。
だからその本能との葛藤を、その虎っていう表現で、こう、一緒に語られてんじゃないかなっていう。
うーん、はいはい。
考察ですね。
でさ、なんかさ、島にさ、ミーヤキャットめっちゃいない?
めっちゃくちゃいる。
大量のミーヤキャットいたでしょ、あれ。
やばいぐらいいる。
あれ何を意味してんのかなって思ってずっと考えたときに、あれ細胞なんじゃないかなと思うよね、人間の。
ほうほうほう。
細胞って大量にあるじゃないですか、人間の。
だからあの島にも大量のミーヤキャットがいて、あれ全部人間の細胞を表してんじゃないかなと思ったよね。
あー、そうなんかな。
でも虎食ってましたよ、ミーヤキャット。
そうそう、だから細胞を食べてるよね、肉を食べてるよね、あれ。
あー、もうあの島がそういうことか、別の。
あの島がまあ、だからコックですよ、人間ですよ、人肉ですよ。
なるほどなるほど。
で、まああまりにも悲惨な話だから、もう自分の頭の中でその人間を動物に置き換えないと、もう気が狂ってしまいそうだからそういう風に話をすり替えたんじゃないかなと。
あ、なるほどね。
有効させてございます、私は。
はーん、面白い。
結構深いでしょ、だからあの映画。
うん、普通に見てたら多分あんまりその辺見逃しがち。
うん、だし、え、な、何が起きたの?みたいな。
虎と漂流してすごい大変だって、助かってよかったね、映像綺麗だったねで終わるんですよ、あの映画は普通に見てたら。
だけど、深くまで考察していったら結構エグい話だよね、あの映画。
はーん、はいはいはい。
で、これね、あの、虎と漂流して生還したっていうユニークな物語なんですけど、この虎の名前がリチャードパーカーって言うんですよね。
あー、はいはい。
リチャードってね。
リチャードパーカーとミーヤキャット
なんか間違って名前を付けられたっていう。
そうそう、その動物園経営してるから、その、もともとサースティっていう名前だったらしいんだけど、その、なんかの時に何かの手違いで間違えてリチャードパーカーになったよね。
うん。
で、この話、あの実在したミニョネット豪事件っていうのがあるんですよ。
ミニョネット豪事件。
うん、これね、ググってもらったら出てくると思うんですけど、実際に4人の男性が漂流して食料が尽きたために、この誰か1人を生贄にしようって言って話し合って、
まあ結果衰弱した17歳のその船の乗組員の人が他の3人に食べられてしまうっていう事件があったんですよ。
おー、はいはい。
これ実際にあった話ね。
で、その3人に食べられた17歳の船の乗組員の青年の名前がリチャードパーカーだよ。
へー。大人たじゃん。
そう、だからライフオブパイではそのリチャードパーカーが今度は食べる側として描かれてるよね。
なんで?
まあだから食べられたからなんていうかな、この過酷な状況に生き抜いた、このなんていうの、リチャードパーカー青年へのこの追悼の意味も込めてるかもしれない。もしかしたら。
なるほどね。
でさ、これハリさん覚えてるかわかんないけど、
はい。
お父さんがさ、
うん。
虎は動物の、あらゆる動物の中で一番凶暴だから、虎には近づくなってこう注意するシーンあったの覚えてる?
あの餌あげようとして、
餌あげようとした時に。
ブチ切れされた。
そうそう、ブチ切れされた時に。
その時にさ、ハイと虎がこう見つめ合うよね、近くで。
はいはい。
網越しに。
でお父さんが、あの、お前虎の瞳に映る自分自身、なんか虎はお前自身だみたいなこと言わない?
うーん。
いうセリフがあるんですよ。
お前は虎の瞳に自分自身を見ただけだみたいなことを言うんだけど、
はい。
あれもだから虎はお前、虎は比喩だよっていうなんか伏線なのかなと思って。
おー、ふんふん。
で、そのパイ、あともう一個伏線があって、パイがそのキリスト教と出会った時にさ、
なんか神父さんみたいな人が来てさ、コップ一杯の水をくれるんですよ。
あー、なんかお兄ちゃんにちょっとあそこに行って、
そうそうそうそう。
なんか水、勝手に飲んでこいみたいなの言われて。
で、その時に、あのー、英語だとyou must be thirstyって言って、
あのー、あなた喉が渇いているに違いないって言って、こう、水を、コップの一杯の水渡すんですけど、
英語にするとyou must be thirstyって言って、
thirstyって言ってさ、もともと虎につけられる名前。
あー、虎につけられる、はいはい。
だからyou must be thirstyって、あのー、喉が渇いているに違いないとも聞き取れるんですけど、
あなたはthirstyに間違いないっていう意味もあるんですよ。
おー。
その、英語にしたらね。
はいはいはい。
だからすでに、もう船に乗る前に、
あのー、虎はパイ君だよっていう伏線がいっぱいある。
はー、なるほどね。
なんかその辺も考えられてすごい作られてるなーと思って。
へー。
めっちゃ見逃してるわ。
あれね、一回見ただけじゃよくわかんないもんね。
うーん。
でも二回見るのもしんどいもんね、なんか。
長いから。
まあ一時間以上なんか漂流してますからね。
うん。
だからね、あのー、
虎と漂流者227日間で、
よく間が持つなって思うと思うんですけど、
むちゃくちゃいろんな不思議な現象があって、それが全部比喩されてるっていうね。
うーん。
面白みがあるよね、あれは。
なのでね、あのー、
ライフオブパイ見たことない人も、今回のこの回を聞いて、この考察を聞いた上で見た方が面白いと思う。
うふふふ。
一回目でだって絶対わかんないじゃん、あれ。
わかんないですね。
だからね、あの本当に起きたそのミニオネット号事件をオマージュしつつ、
そこで被害に遭ったリチャード・パーカーさんへの追悼の意味も含めつつ、
そのー、
あらゆる多神教の、多神教っていうかな、あらゆる神様を信じる青年が、
生きるために本能に従って、自分の母親を殺した男の肉を食べて生還したっていう話だよね。
はー、はいはいはいはい。
これエグくない?話。
確かにねー、それをそのまま出すとさすがに。
深層のメッセージ
だから、だから異常なほどに綺麗な映像使ってるよね、あれ。
めちゃくちゃ綺麗でしたね、あれ。
めっちゃくちゃ綺麗だよね。あれだから2012年とかなのかな、この映画確か。
あれCGでやってるんですかね?
あの動物たち。
あれCGですよ。虎も全部CGらしいですよ。
だから当時の技術でいくと、もう最新のCG使って、今見ても綺麗ですもんね、あれね、普通に。
普通に今見ても全然、あ、綺麗な映像だなって思うぐらいのクオリティの映画なんですけど。
へー。そうか、そういう話だったのか。
そう、だからさ、最後さ、なんか助かった時にさ、虎が何も言わずにこうガリッガリの虎がさ、ひゅーって森の中に歩いていくやん。
そうですね、はいはい。だからなんかあの時に振り返って欲しかったみたいなことを回想しながら言うんだけれども、虎は振り返りもせずに森の奥へ進んできて、それっきり会っていない。
そうそう。で、最後にさ、ただこれだけは言えると、リチャードがいたから俺は生き延びる、僕は生き延びることができた、みたいなさ。
おー、なるほど。
彼のおかげで助かることができたっていうのは、やっぱり自分の中の本能っていうものが、信仰だけじゃ生きれなかったよね、あれは。
へー、はいはい。
自分の中のそのあらゆる信じてたことを裏切ってまで自分の本能に従ったからこそ生きることができたっていうメッセージだよね。
なるほどねー。
超深くない?
めっちゃ面白いじゃないですか。
そうなんすよ。ってことで、ライフオブパイって僕が大好きな映画で、一見よくわからん虎と漂流した綺麗な映像の映画なんですけど、実はね、すごい深い意味があるということですね。
なんかね、最初のその30分ぐらい動物園経営してる時代の部分、なんか色々伏線っぽいことを散りばめすぎて、どれを覚えておいたらいいんだろうな、みたいな感じでね。
確かにね。今これ僕喋りながら、俺もう一回見たくなったもんね。
なんかあの、水泳を教えてくれたがたいのいいおじさんがめちゃくちゃ面白い顔だっていう。
だからさ、あれもなんか意味あるよね絶対。
あーそうそうそう。
だって物語の中であいつ関係ないもんね。
関係ないんすよ。
関係ないのに、なんであれ出てくんだろうねあれ。あれもだから多分なんか意味あると思う。
なんか神様なんじゃないですかね。
でもなんか神様っぽい顔してたもんな。なんか変な顔してたよねあいつ。
なんか変な顔しましたね。
あれ神様なんか。
なんなんやこれ。
そうそう。で、これちょっと言うの忘れたけど、この映画もね、この映画の冒頭があるカナダの小説スランポニーを陥った小説家が、
パイの体験と話し相手の小説家
なんか面白い話ないかっていう風に、情報収集してる時に、すごいこと体験したインド人がいるからその人に話を聞きに行けって言って、歳とったパイに話を聞きに行くよね。
それがさっきのガタイの良いおじさんでしょ。
あ、あのプールの人か。
パイのとこに行けって言ったのがそのおじさん。
あのプールのおじさんか。
あ、そうか。そこで出てくんのか。なんであれプールのおじさんなんだろうね。
分かんない。
あの映画でもめちゃくちゃ面白いっすね。
で、歳とったパイがそのスランプに陥ってる小説家に自分が体験したことの話を、回想すよね。
うん。
その小説家の人に話すという体で。
そうそうそう。この物語が展開されて、で、全部終わった後に信じるか信じないかは、どっちの話を信じるか信じないかは君次第だよとね、言って終わるっていうね。
うーん。
で、最後あのさ、パイに娘2人出てくるじゃん。
猫も出てきた。
猫も出てきてさ、あれもなんか意味があるよね。子供の名前がなんだっけな。
子供の名前あったっけ。
うーん、なんかね、あの辺もあると思うんすよ。意味が。
へー。僕は猫飼うんだ。
ね、虎とあんだけ嫌な思いしたのにね。
犬じゃないんだ。
そこ確かに突っ込みたくなるな。
で、この僕の考察やばくないっすか。
すごいっすね。
すごいでしょ。
なんか、フィルマークスとかのサイトにレビュー書いといた方がいいんじゃないですか。
プールのおじさんと最後の場面
いやー、これね、僕書いてるんすよ。
書いてるんかよ。
フィルマークのとこにね、書いてるんすよ僕。
へー。
もうこれは書いとかなあかんと思って。
すごいっすね。
ライフオブパイのレビューだけ超長文だからね、これ。
へー、探そう。
なるほどねー。
おすすめの映画です。
僕なんかあれっすよ、この虎がもし可愛い女の子だとしたらみたいなこと考えながら見てたんで。
女子高生の女の子と一緒にいて、
あんたなんかあるじゃないですか、親の都合で同級生の男と一緒に暮らさないといけなくなって、
こっから入らないでよみたいな。
これかなと思って。
めちゃくちゃ頭ハッピーにやってる。
あの少女漫画のオマージュかと思って。
違う違う、実際はね、むちゃくちゃえぐい事件のオマージュだから。
そっかー。
いやだからうまいよね、この動物園経営とかさ、この人間を動物に例えるとかさ、
あのシマウマが東洋人で、ハイエナがあのコックで、オラウタンがお母さんでとかさ。
いやオラウタンでもめっちゃいいっすね。
オラウタンめっちゃいい。
ギコギコ来るところはいいし、名前オレンジジュースですからね。
あーそうそうそうそう。
そうだったそうだった。やたら仲いいもんね、主人公と。
そう、あいつ可愛いんすよね。
可愛い。だからね、今話したような考察の視点で見てもらうと、
まあいろんな発見があったりね。
また僕たちが考察できてないものとかね、あったらね。
確かにね。
ぜひ教えてほしいですね。
教えてほしい。
教えてほしいですね。
気になるところあります?
いややっぱオレが気になるのはあれかな、あのプールのおじさんよね。
プールのおじさんは気になる、なんなんだいつ。
プールのおじさんと、あとその娘と猫。
あーはいはいはい。
あれ別に最後出さなくても成立するんですよ、映画としても。
うん。
だけどなんであれ娘最後出したのかなって。なんかあったと思うよね、あれ。
へー。
うん。
僕はあれですね、タイ君本名ピシンじゃないですか。
はいはいはいはい。
ピシンという名前が立ちしょう弁という意味になるみたいな。
フランス語でね。
そうそうそうそう。
それでバカにされるから、いや僕のあだ名はパイだよって言って、編集率をいっぱい覚えたっていう。
うんうんうんうん。
ここいる?と思って。
それであだ名パイになったからね。
そうそうそう。
まあその辺もなんか、考察次第ではいろんな意味として受け取れるからね。
募集しましょうか。
募集しましょう。このライフオブパイ超考察する、できるいい映画なんで。
うん。
なんか新しいこと、今日僕らが話してない新しいことがわかったことを募集します。
そうですね。
募集しますというか教えてください。
はい。
はい。ってことでね、あの今日はおすすめの映画ライフオブパイトラと漂流した227日間、227日の映画を紹介させていただきました。
いやいいですね。またやりましょう。
めちゃくちゃね、考察次第があるんでね、ぜひ見てない方は見ていただきたいし、見たよっていう方もね、あの今日話したような視点で見るとまた違う映画になると思うんで、ぜひぜひ見ていただけたらなと思います。
はい。
本日も最後まで聞いていただきありがとうございます。今回の感想をメールまたはApple Podcastのレビューでお待ちしています。
2人でコメント欄すべて読んでいますので、今後の番組をより良くするためにあなたの感想をお待ちしています。
ます。
それではまた来週お会いしましょう。
さよなら。
兄弟番組のゴロゴロ企業ラジオでは、ハリーが企業やスタートアップに役立つ情報を緩く紹介しています。概要欄にリンクを貼っていますので、こちらもよろしくお願いします。
28:29

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