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2024-10-15 11:23

デジタルデザイン校正のおすすめは?(第782回)

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デザインの校正・レビューについて、コストをあまりかけない方法をいろいろ提案。無料でアカウントも不要なツール、Adobeのツールの標準機能を使う方法などを紹介しています。

=== 目次 ===
デザイン校正ツールは何がいい?
企業向けならZiflow
お手軽ツールとしてはAUN(アウン)
Dropbox Paperでもデザイン校正できる
Miroなどのオンラインホワイトボードを使う
Adobeのツールのレビュー用に共有機能
デザインツールの共有・レビュー機能
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Summary

デジタルデザインの構成やフィードバックを得るためのツールについて議論されています。特にGflow、AUN、ドロップボックスペーパーなど、さまざまなデザインレビューの選択肢が紹介されています。

デザインレビューのためのツール
先日、スレッツを見ていると、製作したデザインをどうやって他の人に共有して、どうやってフィードバックをもらうのが最適なのかを聞いている投稿を見つけました。
そこで、このアシカガキャストでデジタルでのデザイン構成ツールについて話していたなと思って探してみたんですが、今までデザイン構成ツールについて話した回はありませんでした。
動画の構成ツール、レビューツールについて話している回はありました。
作ったデザイン、静止画のデザインを見てもらって、文字の誤字の間違えている文字のチェックとかもそうなんですが、
デザイン全体において、ここの見出しの文字をもっと大きくしろとか、ここの色を変えろとか、この写真とこの写真入れ替えるとか、そういう構成、学校の校に正しいの構成を行うとか、
あるいは意見をもらう、フィードバックをもらうためにどういうツールを使えばいいかと、そういう話をしたいと思います。
まず、企業でそれなりにコストをかけられてちゃんと使うんでしたら、Gflowというのがおすすめです。
オンラインで、ブラウザ上で使うことができるクラウドのサービスで、デザイン構成、レビューだけでなく、承認のフローも作ることができます。
最終的にその制作物がOKとなるまでに、グループリーダーが承認して、その次に部長が承認してみたいな、会社の中でよくある承認の犯行、順番で押していく、その流れをデジタル上で作れるということですね。
Gflowはサブスクリプションで月額の金額×ユーザー数とかになると思うんですが、構成をしてもらう人に関しては料金はかからず、何人でもゲスト構成者として使ってもらうことができます。
あと、企業向けのデザイン構成ツールとしては、ブラッシュアップというのも有名です。
そして、今度は私のようなフリーランスの人間が使うとか、コストをあまりかけたくない、そしてなおかつ構成をする側の人もそんなにデジタルに強くないんだよねという人に勧められるツールを考えてみたいと思います。
その他のツールの紹介
まず、お手軽なツールとしては、AUNというツールがいいんじゃないかなと思います。アルファベットでAUN、カタカナでAUNです。
コストも手間もかけずに使いたいというのであれば、ユーザー登録も不要ですぐに使ってみることができます。
オンラインのツールでブラウザ上で作ったデザインの画像ファイルとかPDFファイルをアップロードすれば、画面上にそのデザインが表示されて、特定の箇所を囲ってコメントをすることができるようになります。
で、そのリンクを人に教えてデザイン構成レビューをしてもらうんですが、無料でログインもなしで使う場合には7日間有効なリンクが作れます。デザインのフィードバックでやり取りするのに7日間もあれば十分というケースは多いと思います。
次にドロップボックスペーパーでもデザイン構成レビューに使えるよという話をしたいです。
ドロップボックスペーパーは私結構好きなツールなんですが、ドロップボックスが提供するドキュメント作成共有のツールです。
ドロップボックスペーパー上に貼り付けた画像は、実は画像の中の2の場所にコメントをすることができるんですね。
画像の中のクリックしたところに数字が表示されて、そこの数字をクリックするとそこについたコメントが見られると。
コメントはツリー状になってそのコメントに返信、返信としていけます。
コメントするにはドロップボックスのアカウントが必要なんですが、意外とドロップボックスのアカウントを持っている人は多いなという印象です。
ドキュメントの中に貼り込まれている画像なので、そんなに大きな画像、ウェブページをデザイン構成したいというような場合には向かないなと思っていたんですが、
今試してみたら画像をクリックして拡大表示した時にも数字とコメントはちゃんと表示されました。
以前はもしかしたらできなかったのかなぁとも思うんですが、ともかく大きなサイズの細かいデザインの構成にも使えそうですね。
他にもMiroなどのオンラインホワイトボードツールを使うという手もありますね。
構成する側の人間にもユーザー登録が必要になってしまいますが、Miroなら構成をお願いする側も、構成する側も無料プランでなんとかやりくりできるはずです。
ビデオ会議のZoomはアカウントを持っている人が多いと思うので、Zoomのホワイトボードツールを使うのもいいんじゃないかなと思うんですが、無料ユーザーの範囲でどこまでできるかが詳しく調べてないのでわかりません。
Zoomの有料のプロプランでもこのホワイトボードは3つまでしか作れないという制限があるので、意外と制限が厳しいんじゃないかなと思います。
あとデザインを作っている側がアドビのツールを使っている、アドビクリエイティブクラウドユーザーなら、アドビのツールを使うのがおすすめです。
今、アドビイラストレーターとフォトショップにはレビュー用に共有という機能があって、作ったデザインをすぐクラウド上で共有することができるんですね。
共有の時の設定で公開リンクにしてしまって、リンクを知っている人が誰でもアクセスできるようにすれば、アドビIDを持っていない、ログインしていない人でもそのデザインを見ることができるのはもちろん、コメントを追加することもできるんですね。
これ試してみたんですが、iPhoneのSafariでも閲覧したりコメントすることができました。
ただ、もっとおすすめなのは、アドビアクロバットを使う方法です。
デザインをPDFファイルにして、アドビアクロバットで開いて共有すると、デザインの任意の箇所にコメントするだけではなく、もっと豊富な注釈機能を使えます。
テキスト部分を選択して、そこをハイライトになったところにコメントするとか、フリーハンドで書き込むこともできるので、直接手書きで指示を入れることができるので、構成記号を使ったりしてもいいですし、より直感的にわかりやすく修正指示が入れられると思います。
なお、このアドビアクロバットでの共有ですが、パソコンのブラウザで試してみたところ、ログインしないでもゲストとしてコメントなどを残すことができました。
ただ、スマートフォンからはiPhoneから試したところ、デザインを開くことはできたんですが、コメントをするにはアプリが必要と言われてしまいます。
で、iPhone用のアクロバットのアプリをインストールして、アプリからそのデザインを見てみたんですが、コメントしようとするとログインを求められました。
なので、相手がスマホからデザインの確認とか構成をしたいという場合には、アクロバットよりもイラストレーター、フォトショップからのレビュー用の共有の方がおすすめということになりますね。
他にもデザインツールのCanva、Adobe Express、Figma、この3つのツールのデザインの共有、フィードバックを受ける機能について調べてみました。
Canvaにはデザインの承認とフィードバックを受ける機能があります。
フィードバックはコメントのみです。
ただ、チーム用の機能なので、Canva上の同じチームのメンバーと使うためのものでした。
次にAdobe Expressですが、共有機能はありますが、コメント機能はありませんでした。
最後にFigmaですが、共有したデザイン上にコメントを入れる機能があります。
共有したデザインはログインしなくても見ることができるのですが、コメントをするにはログインが必要だと思います。
今回は以上です。アシカガコウジがお届けしました。
11:23

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