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2024-11-05 13:06

リモート収録にもStreamYard(第785回)

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ライブ配信だけでなくリモート収録にもStreamYardはおすすめという話をしました。Riverside.fmと比較しつつ、それぞれの良い点を紹介しています。

=== 目次 ===
ライブ配信ツールStreamYardの紹介
ライブ配信だけでなくリモート収録にも
スマホのブラウザからも参加できる
リモート収録の競合ツールRiverside.fm
画質や料金、使い勝手などの比較
収録した動画をブラウザ上で編集できる
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Summary

ストリームヤードは、複数人がリモートで参加できるライブ配信ツールです。画面のレイアウトや同時配信機能に優れています。また、オンライン収録やポッドキャストの収録にも対応しており、リバーサイドFMと比較しながらその特徴が掘り下げられています。

ストリームヤードの特徴
ストリームヤードというライブ配信のツールがあります。
Zoomのように複数人でリモートで参加して、複数人の映像や画面共有した画面などを配信するためのツールです。
Zoomのビデオ会議の様子をそのままライブ配信することもできるんですが、
ストリームヤードの方が専用のツールなので、良い点がいくつかあります。
画面のレイアウトの自由度が高いとか、複数のプラットフォームに同時に配信できることなどがZoomよりも良い点ですね。
複数のプラットフォームというのは、例えばYouTubeとXとFacebookに同時にライブ配信するということができます。
あと、ライブ配信中にYouTubeなどでもらったコメントを画面に表示する機能があります。
これはライブ配信する人によっては、このツールを使う理由になるような重要な機能だと思います。
ライブ配信中にコメントに返事をする場合には是非欲しい機能ですね。
このストリームヤードはライブ配信だけではなく、リモートでの動画の収録とかポッドキャストの収録にも使えます。
ライブで生中継で配信するのではなく、オンライン上に複数人が集まって録画とか録音をするという使い方です。
もっと言えば、ライブ配信も収録もせずに、ただリモートで集まって打ち合わせをしたり、雑談したりにも使ってもいいと思います。
オンラインサイン会の利用
私はこのストリームヤードを先日オンラインサイン会というもののために使いました。
キャラクターデザイナーの井上悦さんのお手伝いをしていて、リモートで参加者からお題をもらって井上さんがイラストを色紙に書くと。
お話ししながら絵を描くというオンラインサイン会というイベントを開催しました。
ただ、じゃあ自分もオンラインサイン会をやるとか、オンラインのお話しイベントをやるという人は少ないと思うので、今回はライブ配信だけじゃなくリモートでの収録にもストリームヤードはおすすめできるよという話をしたいと思います。
まず、ストリームヤードのおすすめポイントとして、ゲストとして参加する人はアプリなどのインストールがいらないということです。
Zoomの場合、パソコンだとブラウザから参加することもできますが、基本的にはアプリケーションをインストールすることを勧められますよね。
そしてスマホの場合は必ずアプリをインストールする必要があるはずです。
でもストリームヤードの場合はゲストとして参加する人はパソコンでもスマホでもブラウザだけで参加することができます。
そもそもゲストじゃなくてホスト側、主催者側も専用のアプリみたいなものはなくて、ウェブブラウザから参加することになります。
スマホの場合、ストリームヤードの専用のアプリがあって、その名もストリームヤードのゲストという名前のアプリなんですが、アプリを使うことを推奨されてはいます。
ブラウザから参加した場合もアプリをインストールするように誘導するインフォメーションが出てくるんですが、
オンラインサイン会の時はあえてアプリを入れずにブラウザを使うことを推奨しました。
アプリをインストールするということ自体がやっぱりハードルが高い人もいるという理由もあるんですが、他の理由もありました。
ブラウザ上で開いているとピンチアウトで2本指で広げて画面を拡大できるんですね。
なのでピンチインピンチアウトでなるべく大きく映像が映るように調整できるのでブラウザ版をお勧めしました。
なおブラウザのツールバーも邪魔なので、大体の参加者はiPhoneだったので、iPhoneのSafariでツールバーを消す方法もあらかじめ案内しておきました。
ストリームヤードとリバーサイドFMの比較
なのでオンライン収録の時にもスマホからでもアプリを入れずにブラウザだけで参加できるよという点が一つストリームヤードの良いところだと思います。
リモートでのオンライン収録のツールと考えるとストリームヤード以外にもいくつかツールがあります。
特に一番近いというか強力なライバルになってくるのはリバーサイドFMというツールだと思います。
他にも元々はポッドキャストの収録をターゲットにしたゼンキャスターとかスクワッドキャストというツールもあります。
スクワッドキャストというのはデスクリプトというポッドキャストの収録編集ツールの仲間のツールというか兄弟ツールみたいなものです。
そういったオンラインでのリモート収録のツールのトレンドとしてはローカル録画、ローカル録音というのがあります。
これは映像や音声をクラウド上にネット上に収録するのではなく各参加者のパソコンとかスマホに一旦収録しておいてそれをサーバーに自動的にアップしていくという機能です。
収録するのはそれぞれの人のデバイス上なのでネットワークの影響を受けない回線が遅いせいで途切れたりみたいなことがなく収録できるという大きなメリットがあります。
このローカル録画の機能にストリームヤードも今は対応しています。
リバーサイドFMはストリームヤードが対応するよりも前からローカル録画機能に対応していました。
ローカル録画をしたい、いい画質で収録したいとこだわる人にとっては高解像度な4Kの画質で収録できるかどうかも気になるところだと思います。
ストリームヤードはアドバンスという一番高いプランじゃないと4Kには対応していません。
ちなみにこのアドバンスプランは月88.99ドルです。
13,500円くらいなんで結構な金額ですよね。
一方のリバーサイドFMは月19ドルのスタンダードプランでも4Kに対応しています。
で、ずいぶん金額に差があるなぁと感じるんですが、実はリバーサイドFMはライブ配信の機能はアドオンとして追加するようになってるんですね。
月額15ドルを追加すると収録だけでなくライブ配信ができるようになっています。
それでもスタンダードプランプラスライブ配信で34ドルですね、月額。
ストリームヤードの一番安いコアプランが月44.99ドルなのでリバーサイドFMの方が安いです。
リバーサイドFMの場合スマホから参加するにはアプリが必要ですし、
説明文などゲストの人が見る画面もホストの開催者側が見る画面も全部英語なのでとっつきにくさはあると思います。
ストリームヤードは日本語化されています。
なのである程度デジタルのツールの使い方に慣れていて英語でも問題ないよという人たちが集まって収録するんだったらリバーサイドFMの方がコスト的にもいいのかもしれません。
ストリームヤードは画面のレイアウトをかなり自由にカスタマイズできますしロゴとかグラフィックとかを追加できるので収録時にしっかり絵作りができるというところもメリットになってくると思います。
リバーサイドFMの場合は後から動画の編集機能もあるんですがどちらかというと素材を撮っておくためのツールなので後から動画編集でレイアウトを作っていくイメージになるかと思います。
ストリームヤードも収録した動画をオンライン上でブラウザ上で編集することができて便利です。
収録した動画結構長いものになってくると後からちょっと始めと終わりだけを切って調整したいという時にも動画ファイルは重たいので編集も面倒だったりしますよね。
なのでオンライン上で最初と最後を切って動画をトリミングするとかが簡単にできるのはすごくありがたいです。
途中途中の不要なシーンを消すこともできます。そんなに複雑な編集機能はありません。
あとストリームヤードのちょっと便利な機能としてイントロビデオアウトロビデオという機能があって動画の最初と最後にあらかじめ用意しておいた動画を自動的に挿入することができます。
オープニング動画、エンディング動画がある場合はそれが自動的に入った動画が作られるので便利だと思います。
これは有料版でしか使えない機能です。ちゃんと説明してませんでしたがストリームヤードは無料版でもある程度使うことができます。
リバーサイドFMも無料で使えるプランがあります。
ストリームヤードはライブ配信だけじゃなくオンラインでのリモート収録にもいいよという話をしつつリモート収録ならリバーサイドFMといういいツールもあるよとどっちつかずの話になってしまいましたが今回は以上です。
あしかがこーじがお届けしました。
キャストあしかがー
13:06

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