1. Dialogue cafe
  2. #57-1 確信犯的に煙に巻く⁉分..

▼内容:
逗子まで来たよ!初遠征収録/クラウドワークスIPOの引受担当/夫婦で合同会社を経営/COTENとの出会い、最初は丁重なお断り⁈/資本市場は社会をまわすシステム/説明可能なものにしかお金が流れない現実/社会を前進させることに対する投資/もしもCOTENが上場したら/株式市場の引力は想像以上に強い/スケールはマストなのか/確信犯的に煙に巻く/「僕はいいと思う」の面積

▼出演:
ゲスト
羽田隆也さん(株式会社COTEN CFO兼CHRO、合同会社WAREHOUSE代表、2児の父)
COTEN RADIO 歴史を面白く学ぶコテンラジオ
合同会社WAREHOUSE

MC
田中優子(元クラウドワークス取締役、ビジネスアドバイザー、社外取締役、1児の母)
岡澤陽子(ブランドコンサルタント、戦略リサーチャー、ビジネスメンター、2児の母)

▼関連エピソード:
#22-2 笑顔と愛は言葉に勝る♡会いたい人に会いに行く!
#27-1 成田修造、クラウドワークス卒業後の今とこれから
#31-2 それは「やっかいな正義」?ダイバシティマネジメントの要諦はパッションだ!
#46-1 それは新しい資本主義?ファイナンスの力で社会を変えよう
#46-3 企業の価値は財務リターンだけか?競争から解脱したその先に

▼番組への質問・感想はこちらまで


Summary

今回のエピソードでは、株式会社COTENのCFO兼CHROである羽田隆也氏が、シードラウンドからIPOまでの資金調達の経緯や変遷について詳しく話します。また、スタートアップの資金調達における多様なアプローチや、一般投資家との接点の重要性についても議論されます。このエピソードでは、COTEN社の資金調達や羽田氏の個人的な経験が語られ、資本主義に対する視点や金融システムの構造的な問題についての考察が展開され、リスナーに新たな気づきを促します。羽田氏は、資金調達における新たなアプローチと社会的責任についても触れ、企業が地域社会に与える影響や共感を重視し、持続可能な未来のための資金の流れを模索しています。また、ファイナンスに関する異なるアプローチについても語り、一般的なスタートアップとは異なる資金調達の形態やデータベース構築の重要性について深く掘り下げます。COTENの資金調達に関する議論では、収益性や働き方の変化、ジェンダーの話題についても触れられ、企業と個人の利益のバランスが重要視されています。

羽田隆也との再会
Speaker 2
Dialogue cafe。筋書きのない対話から、新しいアイディアと自分自身に出会う場所。
この番組は、様々なテーマで楽しみながらお届けします。
今日はね、すごいお天気がいいんですけど、寿司まで来ました。
来ましたね。
海が見えるレストランにいるんですが、なんで寿司まで来たかと言いますと、会いたい人がいたから、
会いに来ましたね。
会いに来ました。
イタリアに住んでいるリサさんがね、以前、うちのポッドキャスターに出てもらったんですけど、
リサさんに、え?リサさん、羽田さんと繋がってる?みたいな話で、
じゃあ繋いであげる?みたいな。
繋いであげるっていうか、私も繋がってたんだけど、
Speaker 1
リサより前から知ってました。
Speaker 2
そうそう、知ってたから、10年前から知ってたんだけど、
10年近く、全く接点なかったんで、
え?みたいな。
ちょっとね、この経緯話しますけど、
羽田たかやさんです。
よろしくお願いします。
Speaker 1
コテンという会社でね、皆さん大好き、コテンラジオに。
Speaker 2
ありがとうございます。聞いていただいてね。
Speaker 1
大好きのコテンのCFOをしてらっしゃいます。
今はCFOとCHROをやらせていただいています。
Speaker 2
寿司におつまいということで、会いに来ました。
せっかくだから行っちゃおうということで。
ありがとうございます。
良いお天気ですごく。
初プチ演出。
いつも大崎のカフェでやってるんですよ。
近所のね。
近所のカフェでいつもやってるんですけど、
せっかくだから海が好きなヨコちゃんが、
行こう行こうみたいなので来ました。
Speaker 1
良かったです。ありがとうございます。
Speaker 2
羽田さんはですね、
10年前に私は一緒にお仕事をしたことがございまして、
たやさんは当時大和証券に勤めでした。
上場の経験
Speaker 2
それ隠してないですよね。
Speaker 1
全然隠してない。全く隠してない。
Speaker 2
隠してない。
Speaker 1
大和証券で引き受け。
IPOですね。
Speaker 2
IPOです。新規上場のお世話をして、
上場させるためのそういうご担当を
大和証券でやってらっしゃって、
クラウドワークスを担当していただいてた。
Speaker 1
そうですね。
Speaker 2
なので、上場にあたっては本当に私たちお世話になって、
羽田さん本当に。
Speaker 1
みんなで一緒にね。仲間で一緒に。
Speaker 2
そうなんですよね。
Speaker 1
プレゼン資料を作って、
担当しか思わなかった。
Speaker 2
そうそう。
公募価格どうするかで、
ちょっと険悪な雰囲気になったりしながら。
でもね、2014年の12月12日が
クラウドワークスの上場日だったんですけど、
その日当賞で、
おめでとうございます。ありがとうございます。
みたいな感じでやって、
その日の、
普通ね、おめでとうございます。お疲れ様でしたって言って、
夜ご飯食べに行くじゃないですか。
打ち上げで行くんですね。
行くじゃないですか。
これ違うんですよ。
大和証券の人が、
お食事しに行きましょうと誘ってくださるんですけど、
引き受けの方と行くんじゃないんです。
上場した後の担当変わるんです。
部署が変わる。
引き受け担当は上場までのことしかやってくれない。
やってくれないっていうか、そういう役割。
で、上場しちゃうと、
上場株の担当というか、
部署が変わるんで、
その新しい担当の方とのお食事だったんです。
Speaker 1
その食事会があったことすら今知りました。
今知りましたね。
当賞で鐘を鳴らして、
最後3時半の記者会見をするところで、
僕らの仕事は98%ぐらい終わりです。
Speaker 2
そうなんですね。
一回ガーデンプレイスで打ち上げを、
当時のクラウドワークスのCFOだった佐々木さんと、
多分引き受け事務方というか、
社長とかは来てなかったと思うんですけど、
Speaker 1
事務局メンバーのお疲れさん。
Speaker 2
事務局メンバーのお疲れ会をやったのが、
多分羽生さんとお会いした最後だと思うんですよ。
そんな担当ってパキって分かれるんですね。
引き受け事務か否かでね。
Speaker 1
それは証券会社の中のルールですね。
上場前を担当するか、上場後を担当するか。
Speaker 2
違うよね。
上場まで先誘みたいな感じで一緒に走ってきてるわけじゃないですか。
その熱量が高いと。
Speaker 1
鐘を鳴らしたら。
Speaker 2
当時で言うと、マザーズから投資を一部に行くってなるときに、
またお願いしますっていうのはありますよね。
未だクラウドワークスはグロース市場にいるんでね。
Speaker 1
市場が変わるときに、1,2年で変わるっていう会社さんがあると、
Speaker 2
そのまま同じ担当者がいきましょう。
そういうことか。そうなんですよ。
でも私はクラウドワークスにジョインして、
1年以内で上場したので、
ジョインしてから上場までの間は羽根さんと結構よく接点があったというか、
特にね、上場会の中でスタートアップの資金調達の世界観、
VCからお金を調達しますっていう世界から、
上場して多くの一般の投資家の方、機関投資家の方に投資していただくっていうのは、
やっぱりプロトコルが違うといいますか、
やっぱりちょっと違う世界だ。
昔ね、成田さんにもゲストに来てもらったときにそういう話をしたんだけど、
やっぱりちょっと違う。その違いに私たちは結構戸惑っていた。
そんなやりとりをね、羽根さん忘れてるかもしれないけど、
結構ダメ出しを、社長的には今までのVCから調達したときの気持ちで、
気持ちよくプレゼンをするんだけど、
あんまり機関投資家に刺さってないみたいな。
そういう機関投資家のプロトコルからすると、
そんなふわっとした話されても、そんな未来のビジョンの話されても、
数字どうなるんですかみたいなのが、やっぱり結構気にするみたいなところがあって、
夢の話もいいんだけど、足元のしっかりした数字の話をきっちりしていかないとダメだよみたいなこととかも
コテンでの活動
Speaker 2
教えてもらいながらやっていくみたいな、そんなことをやってました。
そこからね、10年経ったんですけど、
当時まだ20代だったんでしょ?
Speaker 1
10年前ですからね。
Speaker 2
10年前ですから。
Speaker 1
29くらいです。
Speaker 2
そんなね、パリッとしたスーツ着た爽やかな青年だったわけですよ。
Speaker 1
ここ3年間以上スーツ着てないですからね。
Speaker 2
今日はTシャツ短パンでキャップかぶって、ひげ生やして。
Speaker 1
これも清掃ですよ、図志の。
Speaker 2
確かに、図志には馴染みます。
ここにね、スーツ着てたらちょっと馴染まない。
馴染まない、浮いちゃう。
3年くらいその生活なんですか?
Speaker 1
そうですね、観光捜査以外には来ないです。
Speaker 2
それ図志に来たから?
Speaker 1
まあもう仕事を変えてるからというのが大きいですよね。
大学を辞めたのはいつですか?
2018年です。
Speaker 2
辞めてコテンなんですか?
Speaker 1
辞めて、もともと辞めて今もやってますけど、合同会社を夫婦で経営してるんですよ。
合同会社を夫婦で、まあ夫婦でというか、そもそも個人の会社なので妻も一緒になってやっていて、
何人かを手伝ってくれて、仲間になってくれてる業務委託のメンバーはいます。
で、コテンと接点を持ち出したのは2020年です。
だから独立して2年くらいですね。
合同会社は何をする会社なんですか?
いろいろやってるんですけど、結局よく、あんまり言語化が難しいですけど、
社長と壁打ちしたり、社長とディスカッションを深めたり、
もしくはスタートアップ、僕もスタートアップの業界が長いのがあったので、
資金調達とか資本政策のご相談を受けることがあれば、
それこそ僕自身がさっき田中さんがおっしゃる通りIPO、
要は上場に向けたガバナンス体制とか経営管理体制とかの景色は見てきたので、
その部分で少し管理部構築のご相談を受けたりとか、
全然上場してないですけど、社外の役員、取締役だったり監査役だったりというお仕事を
頂戴したりとかいう形をやってます。
あとは新規事業立ち上げとか、それこそ僕もラクスルにいた時期もあるので、
ビジネスデビューのスタートアップの事業をゼロから1に作るフェーズも
少ない経験ですけど、あるので事業立ち上げみたいなことをやってきたりしてます。
コンサル的なアドバイザリーみたいな形が多いですかね。
Speaker 2
フリーランス的な感じでやってる感じですかね。
Speaker 1
僕は合同会社でやってるので、いくつか体制はあって、
妻がチームを作るのが上手なので妻はチームでやってて、
僕はピン芸人のように一人でいろんな所に入り込んでいって、役割分担でやってます。
Speaker 2
なるほど、なるほど。
岡澤県とも近い感じですね。
うちも夫婦で会社なんですよ。
私はマーケブランディング、広報みたいな領域で、
私の夫もファイナンス、マーケブランディングで、
事業再生ファンドとかにいたので、
地形で、こっち側は畑で、会社一緒にやってるみたいな。
でも別々にクライアントを持って仕事してるみたいな感じなんですけど。
なるほど、なるほど。
Speaker 1
近いです、近いです。
Speaker 2
面白いですね。
コテンはね、コテンのノートとか見たのかもしれないですけど、
羽田さんが突然連絡をしたみたいな、
手伝いたいみたいな。
きっかけはね。
Speaker 1
まずコテンっていうのは、僕が合同会社でやってる仕事もあるんですけど、
コテンではもちろん株主さんもいらっしゃって、
取締役も拝命して、そこで役割持って、今もちろんやってるんですけど、
コテンのメンバーも何足のわらじも入ってるメンバーがたくさんいるので、
僕もその中の一人でもあるんですけど、
もともとはコテンラジオで、
龍之介がいろんなお金の集め方を模索したいって言っていたんですけど、
たぶん2020年の春ぐらいなのかな。
そもそも個人クルーになっていたし、
僕個人の会社で法人クルーにもなってて、
なので僕は個人クルー、法人クルーの中の人っていうのがよくわからないんですよ。
確かに。
Speaker 2
どんどん入っていってるんですね。
Speaker 1
放送があった時に、すごく面白そうというか、
今までの資本市場、もしくはスタートアップの金融市場との対話の仕方とはちょっと違う形。
かといって、それこそラクセルで一緒に戦ってたメンバーがNPOとかも立ち上げてますけど、
なんでNPOじゃないんだろう。
COTENとの出会い
Speaker 1
なぜNPO的な戦い方ではなくこういうことを言ってるんだろう、彼は。
っていうのに興味がすごくあって。
それでインフォからとりあえず連絡をした。
もともとは別に深井さんとの面識はなかった?
Speaker 2
ないです。
ただ外野からそれを見て。
Speaker 1
ただポートキャストをずっと。
それこそ2019年ぐらいから聞いてたのかな。
コテンラジオを聞いてて。
コテンラジオは聞いてて。
でも出たらすぐその回を聞くとかじゃなくて、
多少聞いてる時期があってちょっと遅れてとかだったんですよ。
だからその回も放送からは2、3ヶ月経っちゃってた気がします。
そうなんだ。
Speaker 2
なるほど。
それ聞いて、で出た。
Speaker 1
連絡して。
当時龍之介が弟子を募集してたんですけど、
その弟子で日夏っていう若いメンバーが今卒業してます。
弟子を卒業してコテンで頑張ってますけど、
彼からお問い合わせありがとうございますと。
本件もう会社で方針出たので大丈夫ですって。
Speaker 2
お断りが来た。
Speaker 1
お断りのメール丁寧にいただいて。
お断りだったか。
自分なりに貢献できることがあったらと思ったんですけど、
それはそれでしょうがないじゃないですか。
なんですけど、
どんなきっかけか忘れちゃったんですけど、
フェイスブックで共通の知り合いがいて、
僕も昔からよくお世話になっていて、
メンターにもなってくださっている方がいて、
その方に共通の知り合いで龍之介が出てくるんですけど、
お話ししたいっていう、
おつなぎいただいてもいいですかって言ったら、
もちろん龍之介もぜひ話しますって言ってくるって。
そこからですね。
Speaker 2
そうなんですね。
そしたら結構、
Speaker 1
意気投合したんですか?
そうですね。最初はもちろん、
個人の合同会社としての僕の役割でできることがあればって言って、
お互いに少しずつミーティングしたり、
食事したりしながら話して、
関わり方どうだろうねって決めていって。
という感じですね。
Speaker 2
なんか面白い。
資本市場の視点
Speaker 2
すごいね。
そうですよね。
そんな自分から、
ただのリスナーで終わるんではなくて、
関わっちゃおうみたいな。
Speaker 1
通常の人文地、もちろん歴史だけじゃなくて構造もやってるんですけど、
人文地に関するポッドキャストだけであれば、
多分ただのリスナーでした。
彼がこの会社において、
会社らしいお金とPLと資金調達、
BSの作り方をどうするのがいいかっていうところには確かに引っかかったんですよ。
Speaker 2
なるほどね。
Speaker 1
ファンだったものにファンだからこそ入り込んで近づくっていうよりは、
その問題提起に自分自身は引っかかった。
Speaker 2
なるほどね。
しかもやっぱり思想があるじゃないですか。
その思想、岡井さんみたいな思想を持った方が、
資本主義に対してどう考えていくのか、
どうアプローチするのか、
それこそ岡井さんの専門領域のところでもあるし、
興味をそそられるというか、
面白いですね。
個人の趣味的な、ファン的な要素と専門領域のところが
Speaker 1
両方くすぐられる感じがしますね。
そうですね。もともと僕は理系なので、
日本史も世界史も全くわかんないです。
もう暗記科目としか思ってなかったぐらい。
なので、それこそそこから
ポッドキャストの要はそういうコンテンツが楽しくて、
その制作に携わりたいとか、
そういうところでは全くなかったというのが、
ファン要素というよりは本当にそれはそれで効いてましたけど、
その部分、お金の部分。
Speaker 2
なるほど。
そこでその話を聞くまで、
羽田さんはすごい資本市場のど真ん中のところにいたわけじゃないですか。
スタートアップのIPOをやって、
お金の匂いの塊じゃないですか。
Speaker 1
社会人人生の9割、資本主義の中にしかいなかった。
Speaker 2
そうですよね。
でもここでひと山当ててやりたいみたいな、
そういう人たちがたくさんいるコミュニティの中にいて、
もちろんそこがうまく健全に回ることによって、
社会が出来上がったり、新しいものが生まれたり、
それによってみんな便利になったり、
ハッピーになったりするっていう。
もちろん授業そのものはそのためにみんなやってるし、
そのために必要なお金を調達する。
そのための仕組みとして株式市場があるっていうのはその通りなんだけれども、
結構テクニカルなものも含めて、
やっぱりここに関わってくる人の気持ちの中に、
やっぱりここでどう資本市場で勝つか、
儲けるかみたいなことが、
当然ゼロではないし、
みんな一定度そういう、なくはないと思うんですよね。
しかも特に上場しちゃうと、
正しく株価がつくわけじゃないじゃないですか。
Speaker 1
もちろん。
正しさとは難しいんですが、
望むべく株価というものが、
社長が、企業が望むべく株価がつくかどうかはまた別の話。
Speaker 2
いろんな思惑とか、理屈でもなければ、
いろいろ金融的なロジックっていうのもあるけれども、
その計算で株価が決まっているように、
アナリストの人とかはそうやって計算してるかもしれないけど、
現実の株価の動きっていうのは、
別にそういうものとは必ずしも一致しなかったりもするわけじゃないですか。
何とも得体の知れないものみたいな要素もあるかなって。
でもそういう中でどうやって価値を上げていくのか、
きちんと利益を確保するのか、
金融の会社としてとか、
あるいは株主が損をしないのか、
みたいなことに今まで関わって来られてきた中で、
その世界そのものに対しては、
安田さんはどんなふうに感じてらっしゃったんですか。
中にいたときはすごく肯定的な気持ちだったのか、
あるいはちょっと疑問に思ったりする部分があったのか、
Speaker 1
それはどんな気持ちだったんですか。
あれですね、面白い。
そういう観点で、
当時はそういう解釈自体も自分に与えてなかったとは思いますけど、
今考えれば、今考え直したとしても、
それはそういうシステムなんだと思うんです。
そういうシステムなんだと思ってる。
株価のつき方が不当だとも全く思わないし、
じゃあどうして将来生む利益からの逆算の理論株価に近づかないんだと言ったら、
当然近づかないだろうなって思うし、
近づかないからこそ可能性を見出して、
さっきの岡井さんの話じゃないですけど、
それこそさらなる価値を高める金融や、
プライベート的ファンの皆さんとかもいるわけで、
思惑はそれぞれであっていいと思います。
それぞれがそれぞれ正しいと思う論拠で向き合うからこそ、
ことが良くなっていく、サービスが良くなっていくっていうのは、
金融の仕組みっていうのがすごくそこが欠けてるなとは僕は思います。
そのおかげでサービスが良くなるとか、
そのおかげでみんなの幸せが一歩前進するとか、
多少その一歩前で俺が儲けたいとか、
俺が有名になりたいみたいなのがあったとしても、
必然的にそれがサービスとか産業とか、
社会には還元されるじゃないですか。
その還元されるエコシステムというか、
ガバナンスシステムというか監視システムのサイクルは、
Speaker 2
極めて効率的だなという感覚はあります。
Speaker 1
未だにそれを感じています。
Speaker 2
むしろそういう個人の欲求みたいなものさえも、
上手く包摂して、それがあるから回るシステムというか。
Speaker 1
例えばそこで市場がなければ、
一番偉い人の思惑でしか目は決まらずに、
じゃああなたは買えないですって言われて、
そのサービスを享受できない人がそのままになるなのか、
その面も晒されながら、
どれだけのお客さんと社会を良くしたいんですかっていうことを、
投資家に問われながら向き合っている企業家とかと、
またそのアプローチの仕方はきっと変わるだろうかな、
という意味では全てを包摂するあれはありますよね。
力悪気はします。
Speaker 2
法律性として。
資金調達のアプローチ
Speaker 2
なるほどね。
じゃあその今の仕組みを基本的には肯定して、
こういうもんだっていうふうに解釈している中で、
古典がやろうと、あるいは深井さんが当時目指していたと思って、
多分いろいろ変遷があると思うので、
今と当時とまた違ったりもするのかなと思うんですけど、
当時はどうですかね、資金上達っていったときに、
きちんと利益は出すとしても、
株主に利益を還元する、あるいは上場なり、
何らかの形でそのリターンを渡しますっていう、
そういうことを最初の段階でも追求したいっていうのが、
当時からあったんですか。
今はあるというふうに私、
深井さんがおっしゃっていることから聞くと、
そのように理解しているんですけれども、
ちゃんと投資してくれた人に、
返済的リターンもちゃんと返しますっておっしゃっているように、
今は理解しているんですけど、
羽田さんが聞かれたとき、
最初に深井さんがお話しされたときっていうのは、
リターンの出し方って別に金銭的なことだけじゃないんじゃないのっていうような、
そういう仮説があったのか、
それとも既に今持っていらっしゃるところと、
同じような近い目線が当時からあったのか、
それはどうだったんですか。
Speaker 1
当時と変わってないです。
変わっていなくて、
かつ、コテンラジオでもポスト資本主義の会もやってますし、
資金調達の会があったりとか、
それこそ我々の株主のベータさんに出てもらったときもあるし、
それこそノートの件数さんにも出してもらって書いたときもあるんですけれど、
そもそも現行の金融システムとか資本主義という仕組みですね、
OSみたいに呼んだりもしますけど、
に対してアンチだったり、
対する新しい考え方として何かを持ってこようとはそもそもしてないです。
そういう考えを提示しようとしているわけでもないです。
僕らが言っているのは、
結局資金調達の会でも少し話してますけど、
資金調達の新たな視点
Speaker 1
将来予測の立つ事業計画を用意して、
コンセンサスコストを下げて、
これなら行くよねっていうところに投資をするなら、
これなら行きそうだよねって思うところにしかお金は流れなくないですか。
でも、それ関係ないけど社会に大事だよねっていうところには
どうやってお金が流れるんですかっていうところですね。
これは資本主義の問題とまでは僕は言わないと思います。
Speaker 2
同じOSの中で考えられることではありません。
見てる方がちょっと微妙に違うけど。
Speaker 1
そうすると、
普段流れないところに流すためには寄付があるんだよ、
クラウドファンディングがあるんだよ、
次多分こうなるんです。
なので僕らが必ず煮込みにくい質問は、
じゃあNPOじゃないですか、財団じゃないですか、
社団法人じゃないですか、一般社団じゃないですかって聞かれるんです。
なんですけど、流れないところに流すって比較的、
余ったものを社会が大事だから出そう、
今期は余剰がなかったから、
大事だけれども僕らは出せる余裕がないね、になるじゃないですか。
そうじゃなくて、余ったとか関係なく、
現行の今期のPLにおいて、
Speaker 2
出し続けて良くないですかって言ってるんですよ。
Speaker 1
面白い。
僕らは、あんまり龍之介はこういう表現をしなかったりするので、
これは僕の表現だったりするし、
また彼と少し伝え方が違うかもしれないですけど、
個人は結構それができていて、
例えば皆さんがお住まいの家のそばに公園を作りましょうと、
でも各家庭から1万円とか2万円とか、
もしくはその公園を維持するために毎月1,000円お願いできますかって言ったら、
意外と払うよとか、大事じゃんって思ってるんですよ。
その1,000円って何にもかかえてない。
でも街が豊かになってそこで子どもが遊べる場ができてって思ったら、
そこ大事だと思ってるから払ってるんですよね。
うちは家計に余裕があるから、
その公園プロジェクトの寄付に5万円払うわじゃなくて、
例えば毎月払ってくださいって言ったら、
行こうが行かなかろうが自分の地元の公園にはお金が払うとか言ったら、
大事だと思うもん、私、街にとってっておっしゃると思うんですよ。
それと同じことを株式会社がしませんかっていうのを言っている。
そしてその部分のお金で、
僕らが世界史データブースを作りたいと思ってますというのを言っているんですけど、
Speaker 2
それはやっぱり会社が目指しているもの、実現したいもの、
あるいはそれに共感してくれる人、
企業の共感と投資家の関係
Speaker 2
そういう人たち自身が投資家になるとか、
そこを一致させるっていうのに近いんですかね。
これで儲けてやろうっていうこと、
それだけを目的にここに投資したら儲かりそうだっていうこと、
そういう人を、それはそれでOKなのか、
それともあくまでも近くに公園あってその教授者になりたいとか、
直接でなかったとしても、
自分が例えば生まれ故郷のここの環境が良くなったらいいなみたいな、
それを実現してくれる、
自分たちのお金で、自分たちも損しない、
あるいは場合によってはある程度のリターンを得ながら、
でもそれを実現してくれるっていうことが大事だよっていう、
そこのビジョンだったり、
目指しているものに対する共感がある人を投資家に、
ちょっと正しい表現か分からないけど、
Speaker 1
そういう考え方があるということですね。
そうですね。両立すると思っていて、
僕らはもちろん大前提は共感だと思っていますが、
それはさっきの講演の例もあって、
共感しない方は払わないじゃないですか。
だから共感はしないんだけど、
ちょっと君たち儲かりそうって方は、
株主にならないと思います。
これは資本市場、金融市場も全く一緒で、
上場株の考えかな、上場株は分からないですけど、
少なくとも未上場株における株主に参画している方は、
たぶん事業か経営者かチームに共感していると思います。
なのでそこは絶対前提。
その上で儲けてやろうと思っていいかどうか、
思っちゃいけないかどうかで言うと、
それは僕らの問題ではなくて、
向こうの株主の投資家の問題なので、
どうぞ思ってください、好きに思ってくださいなんですけど、
ただ僕らが言っておかなきゃいけないのは、
エグジット方法が今確定していません。
で、いただいたお金で社会を前進させる気があるので、
そうすると会社の価値は上がるはずなので、
そうしたらもちろんお返しができるという前提で
当然戦っていますが、
いくらのバリエーションなのか分かりません。
その時のPLがどうなるか分かりません。
でも共感いただいていて、
しかもそれが当然社会を前進していると思っているので、
株のリターンは出ると思って戦っていますが、
エグジットがどうなるか分かりませんという話をしています。
市場との対話と引力のコントロール
Speaker 2
エグジットのところがまだ分からない?
Speaker 1
そうです。だからよくIPO、
もちろんIPO義務とかは入れてないんですけど、
IPOしないことをしなくてもいいから君たちとかじゃなくて、
IPOだろうがM&Aだろうが買い戻しだろうが、
全ての選択肢が平等だと思っています。
もしくは、ありがとうございますと思っていてくださいかもしれません。
Speaker 2
なるほど、なるほどね。
私たちもインパクト投資の専門家の方とかに
ゲストに来てもらって、
その辺は非常にインパクト投資の考え方と
まさにそこと一致する話だなというふうに思います。
さっきもおっしゃっていましたけど、
やっぱり上場しちゃうと、
いろんな人たちが株を手にすることになるし、
やっぱりインパクト銘柄ですみたいな感じで、
上場した会社っていくつか最近もあるじゃないですか。
理想はそうなんだけど、
会社としてはインパクト銘柄として、
社会課題の解決だったり、
自分たちのビジョンの目的、
それに共感する人を買ってくださいというスタンスだけど、
そういう人じゃない人が入ってきたり、
あるいはそうじゃないとやっぱり株価はなかなか上がらなかったり、
現実としては起きているというか、
なかなかその公募価格を上回らないとかね。
それってやっぱり構造上そういう、
構造かどうかわかんないな、
事実としてそうなっちゃってる。
そこがクリアする方法みたいな、
そこは今の段階で、
それはコテンなら解決できる、
こういう仮説があるみたいなのがあるのか、
そこはまだ見えてない。
だからイグジットの方法はIPOが最適かどうかわからない、
みたいなニュアンスなのかどうか、
Speaker 1
それはどうなんですか?
そこはコテンも従上したら全く同じことになると思います。
なるほどね。
その会社にとって、
今日現在のヤフーファイナンスで見る株価じゃないです。
株価が何を表しているのかと思っていて、
株価を気にしているのであれば、
その経営者の方とか、
株価が気にしているのであれば、
そして当然株価を上げろというのであれば、
基礎金融市場で、
数多の考え方がある投資家を迎え入れるところに行ったので、
その株主に対してできることは、
IRを尽くして、
ちょっと君たち面白くないよって思ったら、
株主から手を引いてくださいっていうことしかないと思うんです。
それをひたすらやればいいと思うんです。
その企業家が何を目的に従上したかというと、
手段じゃないですか。
もちろんそうすると金融ファイナンスをするためには
株価が高い方がいいんですけれど、
株主を選ぶ権利もあるというか、
それはIRを尽くして市場で誰でも買えてしまうから
それでありますけれども、
その声に耳を傾けるか経営判断に加えるかどうかというのは、
経営者の判断ですし、
その経営者を変えられる程の比率を市場で流通価格として出すかどうかも
会社の判断なんですよ。
だから多分、やれることを尽くして対話していればいいだけだと思うんですよ。
Speaker 2
それをやっぱり金融市場は引力が強いんです。
Speaker 1
市販機決算と数字でのコミュニケーションという引力が強すぎるので、
それこそ変な話じゃないですけど、
ちょっと都心エリアに住んでたら、
子供がこれぐらい大きくなったら受験する?どうする?って考える?みたいな。
田舎に住んでたらそんなこと気にしないみたいな。
ただの環境の違いでしかないはずだと思うんです。
だからそういう引力の強さはある。
引力は自分たちが思っている以上に重力として強いので、
Speaker 2
その部分は覚悟していないとダメだなって思います。
でもさっきの話なんですけど、
引力のウエイトっていうか、みたいなのは
コントロールをしようと思えばできるわけじゃないですか。
どれだけ一般の方に放出するかというか。
Speaker 1
そうですね。
Speaker 2
そこでね、引力があろうが結構強い市販で、
それは気にしないっていう選択肢ももちろんあるわけですよね。
Speaker 1
引き抜いてそれをやり続ければそれでもいいと思います。
だいたい社長だけじゃなくて、
会社全体がその引力にさらされるわけじゃないですか。
従業員も地下部会員もストックオブシャンも。
だからそれがすごい強いとは思います。
それを一つのインセンティブにしちゃうとね。
VCからお前事業進んでないだろって、
社長が一人で株主保護会でさらされている引力ぐらいなら、
単力ある社長だったら別に耐えるし、
それがあまりにも大きくなるというのが、
社長の手の届く範囲で引力をコントロールできる規模の会社が、
その会社にとって正しい会社かっていうのもまた別の議論じゃないですか。
Speaker 2
また別の議論ですね。
Speaker 1
だったら社長が100%思って好きなことをやりなよってなるからね。
Speaker 2
でもやっぱりそもそもスケールしない。
Speaker 1
なかなかしにくくなるじゃないですか。
もちろんスケールも一般的にスケールしたほうがいい。
もちろん企業成長していったほうがいいっていうのもありますけど、
ファイナンスの新アプローチ
Speaker 1
それもやっぱり金融市場の要請ではあります。
削退費用ですか、市販期待費用ですか。
でも僕らはずっとこのサイズで、ずっとこのお客さんを守りますって会社が上昇し続けてもいいと思うんですよ。
そういう対話でもいいと思うんですよ。
だから、その部分は論理では実現できそうな話になるじゃないですか、今みたいに。
思ってる以上にそんなのは難しいんだとは思わない。
Speaker 2
いや、そうだと思います。
Speaker 1
みんなもそんなのはわかってるはず。
Speaker 2
確かに確かに。
タフですよね。
Speaker 1
いや、そうだと思います。
だからやっぱりコテンがやろうとしてることとかファイナンスの、別にいろんな意見があって、
別に今までと言ってることは違わないよねと。
信じてもらった、共感してもらった投資家を集めるっていうのはエンジェルラウンドと同じだよね。
多分ね、ある一面のカップにおいては絶対その通りだと。
共感者で、リターン云々関係ないけど、お前らやってみろよって株主が。
だし、こういう意味でこういうことをIPOとか求めない株主を迎え入れるって、
投資においては新しいねって思われる人もいるかもしれないし、
どっちの答えも正解。
でも僕らとしてはどちらかというと、
エクイティでの調達っていうよりも、コテンでやってる法人クルーとか、
それこそ先日、人文地の研究者に関するポテキャストが出したんですけど、
要は人文地と経営とか、人文地が経営もしくは社会の意思決定の駆動するエンジンのそばにある、
両輪として使われる、この部分に価値があって、その部分に費用が出るっていうのは、
今まで市場がなかったというか、大事だという、
そこに対する支払いの価格テーブルがなかったところに価格ができるっていうのが、
我々が挑戦しているところだし、
それでPLが作られたら僕らの事業として、経営としては、
今は目指すべきところはそれが実現できたらいいなって思ってます。
事業構想とデータベース
Speaker 1
エクイティによるおかわり、おかわり、おかわりではなくて、
やってること自体が共感を得て、今の企業として投下するよっていう形で。
Speaker 2
一般的なスタートアップは、成長して売り上げを上げて、
将来的な利益を出して、企業価値を上げて、みたいなことを追求してますよね。
少なくとも間的にも中長期的にも。
それから言うと、サステナブルであって、できるだけユーザーは増やしていきたい、
それを還元できる相手は増やしていきたいっていうのはあるかもしれないけれども、
いわゆる一般的なスタートアップが目指すような売り上げを増やしたいとか、
規模を追求したいみたいな強い意思っていうのは、それはあんまりない。
Speaker 1
この表現があれなんですけど、誤解を恐れず言うと、僕らはまだ事業がないんですよ。
ポッドキャストを出していて、そこにお金を払ってくださっている方は様々な思惑があると思います。
アーティアクセスが利きたいなのか、単純に応援したいなのか、ラジオが止まらないでほしいなのか、
データベースを作ってほしいなのか、人民地にお金が流れてほしいなのか、様々だと思うんですけど、
今その形でお金はいただいていますが、これが事業かというと、
それが事業だったら本当にタレント業になってしまって、そこに広告を払うみたいになるわけです。
僕らはどこまでも人文社会の架け橋になることをミッションとし、
そのために必要なツールとして、世界史、歴史、人文史におけるデータベースを作っている。
今、事業構想、いわゆるサービス設計ができていなくても、それを作っているということに意味があると思っていて、
そこにお金を投資しているという状態。
つまり、ラジオリスナーを大きくするんですか、個人ユーザーを増やすんですか、もちろん増えてくれたら嬉しいですけど、
僕らはデータベースを作りたいです。
作れる分の余力と力を自分たちで持ってこれればいいし、
持ってこれなかったら賛同してくださる株主さんを迎え入れるしかない。
結構そこは極めて単純な。
Speaker 2
なるほど。さっき、事業計画をあんまり作らずに資金到達をしたというような。
投資家との対話
Speaker 1
データベースのPLのモデルを投資のプレゼンのための前提にしていないということです。
どういう事業の形になるかもまだ未知だからということですね。
僕らはデータベースを作るんだけど、データベースを買いなさいと言ったら、
投資家さんからしたら普通に、それはどんなサービスなの、どんな人に届くの、いくらなの。
当然僕らはその解像度を上げなくていいと思っているわけではないんですけど、
それが分かったところで、どういう計算が分かったら投資するしないってなったら、
結局、いくら儲かるかって分かったら投資するんですよね。
で、繰り返しますけど、そうじゃないと思っているので、大事だとは思いませんか?
いや、儲かるかどうかが大事かどうかで、あ、じゃあ分かりました。
多分僕らは一緒にならない方がいいですね。
儲かるかどうかじゃないけど、確かにその整理されていないねとか、
もしくは、絶対あったら儲かると思うよ、ただその儲かるモデルは分からないよ。
ただし、今君たちがその人文地を持って、固定ラジオだったり人文研究所で、
少なくともお金を払ってくださる方がいるということは、
あなたたちが作ろうと思っているそのデータベースの箱もうまく使われたら、
こういうお金の生み方をし得るんだよね。
それをずっと掘っているんでしょ?作っているんでしょ?
そうです。分かった。じゃあ頑張りなって言われたら、頑張らせてあげたらと。
Speaker 2
いや、なんかすごい面白いのが、分かるようで分からないというか、分からないようで分かるっていうか、
まあ確かにね。
ちょっとね、若干気分に巻かれた感じの白くはないですけど、
まあでも、まあでも、まあ、
分かりましたから、けど分からない。
Speaker 1
なんかでもよく言うんですよ、ダブルスタンダードってことでもよくリュウノスが言うんですけど、
Aもいいし、Bもいい。
みんなね、二項対立とか、はっきり白と黒がはっきりと従うんですよ。気持ちいいから。
そうなんですよね。
それって白なんですか?黒なんですか?とか。
いや、白もあるし、黒もあるし、白と黒が同時に発出するときもあるでしょ?
Speaker 2
いやいや、分かりますよ。
分かる分かる。
でも私はさ、それこそミシーみたいな。
いやま、一部と分岐していく。
まあね、でもそれもたぶん十分分かってらっしゃって、
各市販的にそういう言い方をされてるのも分かる。
それも分かる。
でもそれを聞く側のね、投資家の方。
だからまあこれに、分かんないけどまあ乗ったみたいに、
言ってくれる投資家っていうのはやっぱり少ないだろうっていうか、
選ばれるだろうなって。
多くの一般的なロジックで、
まあ別にね、自分のお金で投資する人ではない、
VCとかファンドが投資しますって言ったときには、
他人のお金なんで、私はいいと思うけど、
最終的なね、出資者の方にリターンを返さなきゃいけない
っていう責任を負ってるVCからすると、
なかなか計算できない、リターンが拡約されてない。
Speaker 1
だからやっぱお二方が言ってるリアクションがものすごく面白い。
個人が良くて、投資委員会に出せませんって言われたりとか、
投資委員会にどう出したらいいんですかとか、
あと実際投資委員会で落ちましたってあったんです。
あったんですけど、僕はいいと思うっておっしゃるんです。
これでもまた煙膜が出ますよ。
僕はいいと思った面積をそちら側に広げたら、
同じじゃないですか。
Speaker 2
じゃあなんで僕で止まるんですか。
Speaker 1
なんで僕で止まるんですか。
だって他人のLPだもん。
LPも分解してください。個人ですよ、お金持ち。
じゃあ僕がクリアになったら、その先の僕に言ってくださいじゃないですか。
いけないと思うよ。いけなくないですよ。
だってあなたがうん、いいねって言ったじゃないですか。
っていうことを同じことをしたんです。
僕らは、ちなみにこれもいい大人がずるいのはわかってます。
ずるいのはわかっておりますよ。
けどあなたがうんって言って後ろの人がうんって言わないの、
僕分からないもん。
近いんですけど、
いやいやでも、都市委員会が、
僕も分かりますよ、証券会社に行って。
株価会議通らない。
それってなんでかって言った時に、
このコテンラジオの資金調査会で言った、
事実なんですよ。
要はコンセンサスコストを下げるために、
とはいえいくら儲かるの。
とはいえExcelで話すと大事かもしれないけど、
これをやってるだけですよね。
Speaker 2
そのフィルターがかかった瞬間に、
Speaker 1
大事だと思ったものって流れなくなるんですか?
そうなんですか?本当に。
Speaker 2
分かります。
Speaker 1
しか言ってない。
Speaker 2
説明可能なものっていうのに、
結局お金が集まってるだけで、
Speaker 1
みんなが最大公約数に必ずなるので、
その時に説明可能になり得るところの情報が、
ものすごく都市においては、
リターンとか事業計画書なんですよ。
今どれだけそれが大事かどうかじゃないんですよ。
Speaker 2
本当に儲かるかどうかも分からない。
最終的にはね。
説明ができるだけのことで、
理屈が通るから。
別に投資の話だけじゃなくて、
企業の中のロジックって、
まあまあそういうとこあるじゃない。
本当に成果を得ることとか、
本当に良くなることが、
最終的なゴールじゃなくて、
とりあえずこの上司を納得させるみたいな、
それは何なのかに、
めちゃくちゃエネルギーを割いて、
ホワイトカラーの人たちが仕事をしてるっていうので、
まあ何だろう、
能力の無駄遣いかもしれないという感じが、
ちょっとどっか思うところがある。
Speaker 1
決して僕らとしても、
釈明じゃないですけど、
物事を分かってなくて、
ピュアだからこそそういうことを叫んじゃってる、
っていうつもりでもないんですよ。
Speaker 2
ピュアだからこそ、
Speaker 1
これが大事なんて言える、
その強さも大事だと思う。
その強さも大事なんですけど、
別に僕らは分かってなくて、
でもピュアにたまたま大きい声叫んだのが、
資金調達と働き方の変化
Speaker 1
クリティカルシンキングできて、
クリティカルに刺さってるっていうよりかは、
もうそろそろ、
そっちも行きません。
Speaker 2
もしくは、
Speaker 1
100%の収益のうち、
2%は大事。
なんで?エクセルでは見れる?
見れない。
でも大事だと思う。
行こうとかはあってもいい。
それはなぜかというと、
結局社会の調理が変わってきて、
コンセンサスコストとかでしかないから、
要はそういう判断でも
いいというものには流れるよねって、
みんながやったらそうみたいな。
直近そうですけど、
働き方として週4とかあるじゃないですか、
それも絶対週5でやってきたのに、
1日減らすなとかありますけど、
週4でも、
週4が良くなるって意思決定って、
週4にしないと企業は無理じゃないですか。
でも週4にする時って
決めてる時じゃないですか。
そしたら最後や。
やっぱり週4でも僕らの会社らしいよ、
目できっと決めるじゃないですか。
そういうことの意思決定の
幅はあると思っていて、
お金になった瞬間、
Speaker 2
なんでそんなに急に。
いや、そうなんですよね。
それは本当そうなんですよ。面白い。
2本目で
話そうかなと思うんですけど、
このテーマを聞きながら、
私たち結構
ジェンダーの話とかを
ポッドキャストで
扱うことが多いんですね。
その話も似たような
構造にあって、
私は個人としては、
平等で
みんなが
みんなが活躍できるような
会社を作るといいと思うよね。
個人としては思うんです。
でも会社には
利益を出すため、売り上げを作るため
みたいな、それを
ゼッとすると、
だって現に女性は
子育て必要でしょ?
女性が働きたいって
言ってないじゃない?
管理職になりたいって言ってないじゃない?
みたいな
最大の成果を出すためには、
平等なんてポリポリじゃないの?
みたいな
そういう論調で
大事じゃないとは思ってないけど
優先順位がすごく下がってしまって
ずっと
変わらない
っていうテーマの一つ
なんじゃないかなと思ってて
その話ともちょっと構造が似てるな
と思ったので
少しそこの
ディスカッションというか
ブレストしたい
っていうのを次回やろうと思います
48:49

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