1. 夫婦内省のじかん
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2024-09-30 44:13

#18_5日実家に帰って思ったこと(まい) -親との境界線-

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このラジオは東京都から長野県に移住した30代夫婦がお互いのモヤモヤしていること、自分の中で違和感を持ったことをちょっと立ち止まって話すラジオです。

内省=うちをかえりみること

 

ハッシュタグ: #夫婦内省のじかん

 

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お便り、感想はこちらから: https://bit.ly/4e4sv9Y

 

配信先:

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stand fm: https://bit.ly/3VcxcGd

Summary

今回のエピソードでは、まいさんが5日間の実家滞在を通じて感じた親との境界線やそのありがたさについて語ります。実家での家族とのやり取りや、母の献身的なサポートが印象的な内容です。このエピソードでは、実家に帰った際の親との関係や境界線の変化について述べています。特に、高校生の頃の母との関係と現在の大人になったまいさんの違いに焦点を当て、心地よい距離感を感じたことを振り返ります。実家に帰った際には、親とのコミュニケーションの難しさや価値観の違いについて考察しました。特に母親との関係性や世代間のギャップを認識し、より良い対話を持つことの重要性について話し合います。5日間の実家滞在を通じて、まいさんは親とのコミュニケーションの重要性や、成長に伴う親子間の理解のズレに気づきました。また、自分自身の変化や成長を伝えることの大切さも強調されています。

実家滞在の振り返り
たか
夫婦内省の時間。
たかです。
まい
まいです。
たか
このラジオは、30代夫婦がお互いの気づきや違和感を持ったことを、ちょっと立ち止まって話し合うラジオです。
まい
今日のテーマは、5日間実家に帰って思ったこと、です。
たか
まいの話。
東京出張だったもんね。4日?5日?
まい
5日。
4泊5日してきた。
たか
昨日の夜帰ってきたんだもんね、確かに。
まい
昨日の夜遅くに帰ってまいりました。
たか
お疲れ様です。
まい
マジでさ、背中も腰もバキバキで、
普段歩かないからさ、歩いて本社とかに出社してたりすると、足がパンパンで、みたいな日々でした。
満身創痍。
たか
ほんと。大変そうだけどすごい楽しそうにも思えるし。
まい
そうかな。
いろんな人とリアルでやっぱ滅多に会えないからさ、会えるのはいいなと思うけど、
さすがに飲み会が夜遅くまで2日間とか、
でも次の日ちゃんと7時とかに起きてとか、
それがちょっと体力的にきつかったな。
たか
私的には、電話したらつながらなくて、心配で心配で、
飲み会って帰ってきて、話せないんだね。
まい
飲み会なくなったって言ったらまた復活した日だよね。
たか
なんでだよって。
まい
しょうがない、あれはしょうがない。
たか
で、実家に帰ってありがたさがわかった。
まい
そう、なんかね、いろいろ思ったって感じ。
そんな満身創痍だったので、実家が東京にあるので、東京出張の時はね、
経費を少しでも浮かそうと思い、実家に泊まらせてもらってるんだけど。
たか
てことは別に、保安者とかの近くに?
まい
うん。取ってもいい。
取る?って毎回聞いてくれるんだけど、
今回は自分の都合もあって、5日間くらい向こう行ってたから、
あ、大丈夫ですって言って。だって1泊1万円くらいさ。
たか
高いよね。それが予算から出るって考えるとね。
まい
悲しいじゃん。だから、東京にね、実家がある強みを使いに行くんだけど、
その、なんていうか、飲み会があります、家帰ります、もちろん母は寝てます。
だけど、次の日も母は5時から起きてんのよ。
たか
すごいよね。
まい
すごいのよ。あの人マジですごいんだよ。
で、2時間くらいかけて仕事行ってんだけどさ。
起きて、バタバタやってんの、なんとなく聞こえるんだけど、あれなんだよね。
たか
あれ、年代は何歳?
まい
もう60過ぎてる。
60過ぎてる。えー、すごいね。
そうだよ、60過ぎてんだよ。
そっか。
たか
知ってた?
いや、あんな変わるだから。
まい
まだ50代くらいに見えるよね。
そう、結構シワとかも少ないからね。
なんだけど、そう、5時に起きて、なんだ、外の自分のちっちゃいお庭があるんだけど、そこに整理したりとか、
なんかちょろちょろやって、自分の弁当用意したりとかして出てくるんだけど、
その時に私のね、朝ごはんを聞いてくるのよ、ちゃんと。
もう実家帰るよって言ったら、その前日か前々日くらいに電話してんだけど、
で、なんかその時に、朝ごはんどうする?用意しとくけどって言われて、
いつもお味噌汁をね、用意してくれるんだけど、
具が入ってると私朝ちょっと食べれないんだよ。
だから、具はいらない。
で、味噌汁作りたいのね、母は。
味噌汁、じゃあ具なしの味噌汁置いとくねって。
しかもちゃんと出汁とってるやつよ。
たか
ね、なんか料理すごいよね。
まい
そう、料理すごいのよ。
ズバラだけど料理ちゃんとなんかこういうとこやりたいなタイプの人で、
受け継いでるよね、完璧にね。
そう、なんだけどとか、あとなんだっけな、飲み会ないけど、
9時とかに家に帰ってきた時があって、
まあミーティング続きで、やっと本社から家に着いたのが9時過ぎ、夜の。
ってなった時にもごはん用意してくれてて、
そう、あれもこれもってやっぱり出してくれるんだけど、
そう、なんかなんだっけな。
たか
ちなみに品数どのくらいある?
まい
4くらいあるんじゃない?
たか
すごいよね。
まい
毎回遊びに行くと、こんなに作ってくださったのっていうぐらいあるじゃない。
野菜とかね、まあ主に野菜がメインだから。
そう、野菜と魚とみたいな感じで出してくれて、
私土曜日までいたんだけど、土曜日は午前中ちょっと空いてて、
朝ごはん、昼ごはん、お家で食べてから移動して、みたいな感じだったんだけど、
朝、何もしなくても何食べる?って聞いてきてくれて、出してくれる。
昼、何とかでいい?食べれれば何でもいいじゃん。
何とかでいい?って言われたら、何でもいいですって言って、
美味しいの出してくれる。
で、私がずっと集中して作業してたら、
まあリビングしかないからできる場所が、リビングでわーってやってたら、
何か飲む?これ飲む?あれ飲む?あれ食べる?ってめっちゃ聞いてきてくれるんだよ。
私がさ、家にいてもさ、なんかお互い自分でやったりさ、
逆に私がたかにやってあげることの方が多いじゃん。
たか
そうね、あんまり。
またしてきてない。
まい
してる。
だから久々には、人にやってもらうってなんて楽なんだと思いましたね。
ありがたいよね。
ありがたがった、本当に。
向こうもさ、仕事忙しいのわかってるからさ、
あれあるよ、これあるよ、は言ってくれるんだけど、
まあ大丈夫なの?みたいなことはそんな聞いてこない。
なーっていう、なんかありがたい5日間だったんですけど、
高校生の頃の思い出
まい
さっきさ、撮ったポッドキャストの収録で、
高校生の方がさ、聞いてるっていう話あったじゃん。
たか
はい。
まい
あの時に、高校生の時にさ、ラジオ聞くってなかった?
私はなかったんだけど、あった?
たか
それはあった。
まい
そうだね、興味があったもんね。
たか
それもポッドキャストと同じような感じ。
インターネットラジオ。
私オタクだったから。
まい
そんなのあったんだ。
そうそう。
たか
聞きつつ、高校の時、地元のラジオ局でパーソナリティの練習するっていうので、
実際のラジオブース入って収録させてもらって、
深夜になんかその音源が流れ、してもらってた。
どっぷりじゃん。
そうなんだけど、本当にオタクの声優さんが出てるやつしか聞いたことなかった、ほとんど。
まあラジオは聞いてたかな。
まい
なるほどね。
いや、そんなのなかったからさ、高校生の時とか。
SNSもなかったじゃん。
ツイッターくらい?
たか
ツイッターもないんじゃない?
まい
ミクシーか。
たか
ミクシーじゃない?
まい
ミクシーだね。ミクシー知ってる人がどれだけいるかわかんないけど。
たか
ミクシーデビューは私大学からだったから。
あ、そっか。
まい
ミクシー知らなかった。
あ、じゃあ私高校の3分、最初の方からミクシー多分あったんだよ。
そう。とかじゃん、あと全略プロフィールとかさ。
何それ?
あ、知らないんだ。
知らない。
全略プロフィール知ってる人は同世代だと思う。
しかも結構女の子がやってたんだよね。
たか
全略?
まい
全略プロフィールっていうやつ。
たか
なんていう?どんな字?
まい
えっと前に略だよ。
あ、全略。
全略なんとかなんとか様みたいなやつ。
たか
全てじゃん、全略何々様みたいな。
そう。
まい
私インターネーションがおかしいんか。
まあいいや。
たか
そう、なんかあれは多分HTMLとCSSを使って自分でタグを入れてくのよ。
え、そんなことやってたの?
やってた。
まい
すごいね。
でもそれを自分でカスタマイズするっていうブログというか、なんかそういうのがあって、
なんかあそこで友達の全略プロフィールのURL貼ったりとか、うちら友達みたいな感じのやつがあったね。
だから今で言うフォローとフォロワーじゃん。
たか
ハードプレスみたいな感じで。
まい
多分ね。パソコンでも見れるし、携帯その時代ガラケーだけどガラケーでも見れるしみたいな。
たか
それはサーバーを用意して、そのサービス側が用意してて。
まい
そうそう、ただでやってたよ。
たか
で、そこにコード書いて感じ。
まい
そうそうそうそう。っていうのがあったんだけど、なんていうの?
そういう高校時代だったからさ、もちろん実家にいたじゃん。
で、多分同じように気にかけてもらってたのよ。
当時も。母にね。あれはどう?これはどう?大丈夫?みたいな。
その時は大丈夫の方が大きかったんだけど。
たか
大丈夫。
まい
大丈夫。例えば、なんだろう、体調面だよね。体調面大丈夫?とか、
あとはその、なんだろう、勉強とかもじゃない?進路とか。
なんかそういうのも大丈夫?みたいな感じだったんだよね。
たか
その時前はなんていうの?高校の時。
まい
わー、記憶ないけど、多分、うるさいって感じだったと思う。
思春期そんなもんだよね。
だから大丈夫だよ、みたいな。気にしないで分かってるから、みたいな、そういう感じだった。
けど、なんだ、それもさ、自分からさ、全部伝えておけばさ、母多分安心してたと思うんだよね、本来は。
自分から今体調こうですとか、最近こうですっていうの言ってれば、
だって同じ家に暮らすチームだからさ、それやってればよかったんだけど、やらなかったんだよね。
やってました?高校して。
たか
俺は全然できてないね。
まい
そうだよね。
たか
で、どうなんだろう、みんなできるのかな。
まい
最近の、わかんない、最近の頃はって言ってはあれだけど。
たか
中3から高3までがなかなかきつかったから。
まい
ヘビーだったね。
たか
そう、家庭環境的にも。
まい
そうだね。
あれに言われてたから。
でも、なんか、私のところはさ、3人兄弟なわけよ。
で、ちょうど2学年ずつだから、上下が、私真ん中なんだけど、
ってなった時にさ、こう、上忙しい、下忙しい、で、私も忙しいみたいなさ、3人のスケジュールを把握するの絶対無理じゃん、母は。
だけどさ、高校生である私はさ、バイトしてなかったのよ、当時。
部活と勉強との2つしかやってなくて、だからバイトして自分で稼ぐってことしてなかったし、
だからお金をもらわなきゃいけないじゃん、母から。
お小遣いくれーって言ってもらうみたいな。
で、かつ部活でお金かかる、何もらってんだよ。
当時の前に思い浮かべといて。
バスケ部でした、めっちゃお金かかる、よく食べる、お金かかるみたいな。
で、どこ行くにも、遠征とかね、行くにも、ついてってもらわなきゃいけない時もあるのよ、車とかで。
っていう状態。
病院とかもさ、未成年だから、母についてきてもらわなきゃいけない時もある。
何をするにも頼らなきゃいけなくて、
っていうその高校生の時の実家暮らしと、
実家に帰った時の気づき
まい
今、もう家も出てて、結婚もしてて、自分で稼いでてみたいな状態の今、
実家の見え方が全然違くて、
母との関係性もすごく変わってて、
へーってなったんだよね。
たか
どう違うの?
まい
高校生の時は、もう単純に、なんか甘えてる自覚もなかった。
あー。
わかる?
わかる。
わかるよね、この感じね。
それが当たり前だと思ってたし、
当たり前だし、だから、あなたがやってることは普通に、
母が私に対して優しくするとか、母が私に対して心配するは当たり前のことだったんだけど、
それが、なんだろう、ここまででいいでしょ、みたいな境界線を自分で引きたかったんだよね、高校生の時は。
でも今は、もう母も私も、なんとなくもう境界線がわかってて、
そう、だから心地よかったね。
多分、高校生の時は母の境界線と私の境界線が結構違ったんだよね。
母は結構私の方に近づいてきてて、なんなら私に食い込むくらいの境界線を引いてたのよ。
自分から生まれた子で、まだお金も稼げてない、社会のこともわかってないって思って接してる。
私は高校生になって、いろんなところに遊びに行ったりとか、勉強もしたりとかで、
中学校の時よりやっぱ行動範囲が広がってさ、ちょっと大人になった気持ちがあったんだよね、きっと。
なんだけど、母からしたらやっぱ子供だから、なんかそこの境界線がすごくこうグチャってなってて、
ああ、なんでこんなに侵食してくるの、みたいな気持ちはあったんだよ。
たか
高校の時。
まい
高校の時。
たか
あの辺そうだよね。なんか勘違いして大人になってると思い込んでる。
まい
私は大学まで、大学生の時も実家にいたから、それが結構続いてたような感じがしてて。
そうなんだよね。
なんか今回はもう社会人になって、結構初めてくらい、家出てから初めてくらいの長期滞在だったの、5日間って。
で、なった時に、母はなんというか、ある程度信頼してくれてて、境界線が結構なんかなくなってた、なくなってた。
私の中に食い込むような境界線ではない感じ。
たか
大人同士の距離みたいな。
まい
そうそうそうそう。
なんかそのさ、高校生と大学生の時って一応文言というか、あんまりにもそういうと心配するから、一旦連絡入れてとか、何時までに帰るのか、ちゃんと11時前にはちゃんと家にいなさいよ、みたいな。
そういう感じだったんだけど、今回なんかひどすぎてさ、飲み会行った後にさ、12時とかに家帰ってんのよ、私。
でも、なんていうの、帰ったら寝てるんだけど、母は。
なんか気まずさがない。
うん、そうね。
私はお金を使ってタクシーで家に帰るし、
なんていうんだろう、こんな時間までどこ行ってたの、みたいなのもない。
たか
私が怒るからね。
まい
そうだね、たかは怒るね、確かに。
でもなんかその、心配のされ方が、たかはさ、その心配するレベルが高いじゃん。
そうでしょ、夜道何があったらどうするんだ、みたいなね。
まあまあ、それはいいんだけど。
でもその母としては、なんだろう、次の日起きてね、ちらっと、母も行く前に一旦私に声かけてくれるのよ、寝てるんだけど。
母出る7時とかに私まだ起きれてなくて、モズモズしてたら、母が、
昨日遅かったね、大丈夫?って、行ってくるね、って言って行ったのよ。
これ高校生の時だったら絶対ありえないじゃん。
あなた昨日何時まで行ってたの、みたいな感じじゃん。
まず怒りから始まり、もう何とかしときなさいよ、みたいな感じで出てくるじゃん。
きっと母は。
そうじゃなかったんだよね。
ありがてえなって思った。
たか
っていう話。
母との新しい関係
まい
ありがてえな。
たか
ありがてえなってなったよ。
たぶんそうじゃないと困るよね。
なんかそれが30越えてもそういう親ってたぶんいるんだと思うんですよね。
まい
あ、そうなん。
たか
いると思う。
まい
そうか。
たか
って考えると、まあそれはどうなんだろう。
ありがたいのはありがたいんだけど。
そうなってくれてよかったなっていう感じ。
まい
そうね。
なんか母とさ、妹っ子の話しててさ、妹っ子もうすぐ2歳になるんだけどさ、
朝なじみと回ってきて、私今回、朝なじみの娘は3歳なのよ。
で、3歳になった娘と2人で出かけるとめっちゃ楽しいって言ってて、朝なじみが。
なんでって聞いたら、娘よくしゃべるんだって。
女の子なのもあると思うんだけど、なんかどこ行くって、3つくらい選択肢出したらここ行きたいって言ってくれて、
そこ行って、何食べるって言ったら、アイスって言ってくれて、みたいな。
なんかこう、自分で歩けるし、自分の意思表示ができるし、みたいな。
会話ができるっていう。
今までは自分で歩けない、何をするにも、その、ママがついてくるから楽しいくらいだったのに、
自分でやりたいことを見つけて、それを一緒にママと何かするっていうのが楽しかった。
たか
なんか地が強い子だよね。
まい
多分ね、人見知りはもしないっていうか、っていうタイプの子だと思う、その子。
でもなんか、それがすごい楽しいんだよねって言ってて。
で、ママと私喋ってて、姪っ子2歳じゃん。
2歳の姪っ子は、まだちょっと、喋れはするけど、そんなに意思表示ができなかったりとか、
なんていうの、まだちょっと、なんだ、やっと歩けるし、やっとちょっとずつ喋れるようになってきたけど、
なんか一緒に出かける友達レベルまでにはまだ行ってない。
1歳の差だけどさ。
なんかそういうのがあるらしくて、なんかまだまだ手が離れるには時間がかかるんだなって母はその時思ったんだって。
で、私は幼馴染と話してて、幼馴染はもう結構なんか超楽になったみたいな話をしてて。
で、母と喋ってた時に、なんかまだまだ時間かかるんだなって思ってたのに、
自分の子供たち見るとあっという間に大きくなって、あっという間にみんな家からいなくなって、
私子供3人も育てたっけって最近思ってるくらいなんだよねって言ってて。
で、母が言ってたのは、みんな出て行ってくれたから小離れできたんじゃないかなって思ったって言ってた。
たか
あーなんかそれはある気がする。
まい
家出てってくれたからっていう。
私、結婚したっていうのもあるけど。
たか
なんかすごくいい状態で子供も親離れできて、親も小離れできた例だなと思った。
まい
そうね。あと家出る前くらいからずっと私は結構母とお話はしてて。
私はこう思ってるとかこういうふうに考えてるとかっていうのを伝えてて、
それで結構口論になることもあったけど、
だいたい理解しててもらったっていうのも良かったなと思う。
帰る度にあなたのことも伝えてるのよ。
ありがとうございます。
自己成長と感謝
まい
だからこういう気持ちでこういうことやってるよ今って伝えてます。
たか
すごいなと思うのはさ、前のお母さんもすごい他人のことを心配してくれてるのかなんだろう。
すごい聞いてくれるというかさ。
うん。
まい
あれはね、なんでなんだろうって思う時は。
何と比較して聞いてくれてるなって思ってんの?
たか
なんていうんかな、自分の子供を心配していろいろ聞くのは分かるんだけど、
なんか私は別に言うたら他人だからさ。
まい
なんでそんなに私のことを気にしてくれるんだろうなっていうのがある。
普通じゃないの?
たか
うん、なんか普通じゃないと思った。
まい
普通だと思うけどね。
そんなに社会の人って優しかったっけって思った。
何だろう。
うん、確かに私はさ、兄弟が二人いるけど、兄弟二人の配偶者の方?
兄弟もそんなに興味ないのよ。
興味がない、私はね。
たか
マイが自分の兄弟に興味がない。
まい
そう、興味がない。元気なんだろうな、これ。
年も年だからさ、別に元気な年じゃん。
そうなんだよね、なんかそれを繋いでくれてるのは母な気がする。
そうね。
ね、あの、お姉ちゃんこうだったよ、弟こうだったよって毎回教えてくれる。
あれはそういう性格なんだろうなと思ってるけど。
でもその、例えばタカが具合悪くなったら、私が元気じゃなくなるじゃん。
私が具合悪くなったらタカは元気じゃなくなることはわかってるから、
多分それの確認なんだと思う。
元気?
たか
はいはいはい。
まい
お互い元気ですかっていう。
たか
そういうこと?
まい
嬉しいの?それは聞いてもらって嬉しいの?
たか
嬉しい。
まい
よかった。
たか
もっと社会の人って他人に無関心だと思ってきたから。
大体大学とか、ていうか前の家族に出会うまでそんな良い家族いるわけがないと思ってた。
まい
私の家族も良い家族かって言われると、まあそんなことないと思うけど。
それはもちろん喧嘩だってしてきたし。
外の人からね、見えない何か、私らは多分それぞれの家族が抱えてると思うけど、なんだろうね。
たか
なんかとにかく他人なのにすごい大事にしてくれてるっていう感じがあって、
あー良かったなと思った。
なんか自分の家庭環境にはなかった感じの幸福感を今得られてるからさ。
それはなんかよく前に言ってるけど。
ありがてぇなーって思ってる。
まい
よかったよ。
何の話だっけ。
たか
実家に帰って思ったこと?
まい
そう。でもそう、なんかさ、そうなんだよね。
むしろに働けてたのもさ、実家のおかげだったしさ。
うん。
ね。なんかそのありがたみを感じた。
うんうん。
自分も成長したのかな。
たか
どう成長したの?
まい
分かんないけど、高校の時私がどういう言葉を使って母と会話してたのか全然思い出せないんだけど。
たか
ただなんかありがたみは分かったってことでしょ。
そう。
それが当然じゃなくて、感謝はできるようになったよねってことかな。
まい
そう。感謝もできるし、母そこまでやらんでいいよっていうのもあった。
うん。
そうね。
やっぱりその人が必要としているサポートがどのくらいかって自分からも言わなきゃいけないし、
例えば朝ごはん盛り盛りに作ろうとする母を止めるとか、
私の欲しいサポートはこれですって伝えておくとか、
それは多分高校生の時にはできてなかった。
受け、なんかとりあえず降ってくる優しさを、これ要るこれ要らないみたいな感じでやってたから、すごいなんかコスパ悪いよね。
お互いねって思って。
はいはいはい。
これだけ欲しいですっていう受け皿に対してそれだけ載せてくれた方がお互い労力使わなかったなぁと思ったね。
たか
なんかそれができる関係性いいなぁと思う。
まい
それがさ、学生の時からできる人っているよね、きっとね。
たか
いるんかなぁ。どうなんだ。
親とのコミュニケーションの難しさ
たか
これ今でも、こんだけでいいよって言っても、うちの母はさ、自分がやりたい量をやってくるからさ、
そんだけいらんって言っても、私がなんちゃらだからって言って、聞いてくんないからさ。
ありがたいんやけど。
まい
そうね、それで断ることによって、お母さんがしょぼーんってなっちゃうのも避けたいしね。
たか
だからさ、そんなこっちが求めてる量をさ、載せてくれるわけじゃないからさ。
まい
そうね。
あ、でもそれ結構話し合ったかもよ、私は母と。
結構話したね。
こういう考えでやってるからっていうのを理解してもらった。
たか
それはいつ?
まい
全然結婚する前前前くらいだよ。
まだ実家にいる時だから、5年とか前じゃない?6年とか。
たか
ここまででいいっていうのを言って。
まい
そう、多分私の価値観を結構伝えてたんだよね。
こう考えてる、こういう、それこそ内戦みたいなもんだけど、
こういう事象がありました。
母はそれに対してこうやって言ってくるけど、私はこう思ってる。
だからそのお互いの思ってること、価値観を捉え方を理解しようみたいのはやってたと思う。
あんたやってないでしょ。
たか
やってないね。
まい
うん、してる。
たか
やってないし、できないと思ってる。
まい
そんなことないよ。
しかめないで顔を。
たか
なんだろうな。確かに18の時に大学行くから出てた。
まい
そうでしょ、その後全然喋ってないんでしょ。
確かに喋ってない。で、もう一回帰ってきたのが22、23くらいで一旦帰って。
たか
まあそれ5、6年空いてるから、違う人物にはなってると思う。
結局どうだ、なんか人による気がするけどね。
話しても、こっちがこれでいいって言っても、違うもの乗っけてくるからさ、こっちはこういう考えですって言っても、
だいたい自分の話に持ってかれるからさ、全然話進まないですよ、その前のところみたいに。
だからなんかもうどっかで諦めちゃったんだよね。
まい
そうね。なんかそれお互いに諦めてんなっていう感じは直感あるよ。
世代間のギャップ
たか
なんかね、すごい時間かかるんですよ。同じ内容を堂々巡りになるからさ、
あれ、これ話したいんじゃないんだけどまたその話になるのかとか思うとさ、何年かかるんだろうこれってなるからさ。
まい
いや、だって私の時1年以上かかったよ。
ああ、そうなんだ。
だって毎日顔合わせて、まあ毎日そうやって深い話するわけじゃないけど、ちょっとずつ話して1年かかったよ。
だから衝突もしたし、お互い無視するみたいな期間もあったし。
たか
そういうことね。そんなにかかるんだ。
まい
かかるよ。だってお互いがさ向き合うっていうのを意識を合わせるまでも時間かかるじゃん。
なんかそのお母さんはさ、中人の会話の感じ聞いてるとさ、気は使うんだけど、でもやっぱりまだお世話したいみたいな感じもあるじゃん。
お母さんが、さっき言ってたその境界線が、たかが実家に足を踏み入れた瞬間に、お母さんの境界線の中に入った感じがある。
でも離れると本当にお母さん連絡してこないじゃん。
なんか別々の世界にいるからみたいな感じで。
多分そこなんじゃない。
多分お母さんがもしその長野の方に遊びに来たってなったら、多分同じようにはならないと思う。
自分の境界線の範囲外だから。
そういうことか。
そうじゃない。だって旅行行ってた時もそうだったじゃん。一緒に。3人でさ、旅行したでしょ。
あの時もなんか違ったよ。なんか距離感が良い感じだった。
たか
そうね。あの時はすごい、まだ楽だった。
まい
うん、楽しかったもんね。
そうだよ。自分が持ち得るリソースをすべて総動員してたかに何かしてあげたいがあるんだよ。
たか
そうなっちゃうのね。
まい
それが実家というフィールドだったらさ。
まあそうね。やりたいほうがいい。
たか
そういうね。時間かけなきゃいけないよね。
まい
うん。なんか話し合えるのは良いなと思ったし、
なんだろう、母の時代的な考えもわかるなって思った。
そう。難しいね。年代も違うしさ。
母の時代の母っていう、その女性の価値観と、
母の時代なんて全員喫煙者じゃん。
母も吸ってたし普通に。
そうそう。だからホーム、電車のホームとかでさ、喫煙所が普通にあるみたいな。
そういう時代だし、母3人育ててた時に、バスに乗る時に、
3人みんなちっちゃい状態で1人で乗せようとして、ベビーかうんしょうんしょってやってたら、
バスのうんちゃんに怒鳴られたとか。今じゃ絶対あり得ないじゃん。
でもそういう時代に子育てしてたんだよ。
20年、30年前くらいじゃん。
たか
それは考え方違う。
まい
そう。
特にお母さんなんてうちの母より年上じゃん。
それは時代違う時生きてるから。
たか
違うし、職業もね。
まい
違うよ。
安定第一だから。
でもそれが悪いことではないと思う。
たか
でも私と考えが違うからやっぱ衝突するんですよ。
まい
そうだそうだ。
それは多分、私たち今中間の歳じゃん。
若い世代のこともなんとなく分かって、上の世代のこともなんとなく分かって、
どんどん離れていくじゃない。若い層から。
そこだよね。
なんかそこの、自分の価値観のアップデートをさ、どういうふうにできるかっていうのは大切にしないとだなって思う。
対話の重要性
まい
うちの姪っ子2歳だけどさ、彼女が20歳になる時にさ、どういう世界なんだろうと思って。
たか
ね、怖い。
まい
スマホなかったんだよ。
そうね。
20年の間に。って思った。
だから、ちゃんと話していける場があるといいなと思う。
自分のこうであるべきとかっていう価値観を押し付けずに話せる。
たか
それは身内とかじゃなくて他人も含めてってこと?
まい
うん、他人も含めてだね。
うちのじいちゃんはそれはちゃんとできてる人だからさ。
たか
あれすごいよね。
まい
あれすごいよね。
ああいう感じで話せるのいいなと思う。
たか
俺が知ってる高齢者の人と受け答えが全然違う。
まい
そう、じいちゃんにね、タカがあのポッドキャストの話をしたじゃない。
ああ、そういうのあんのねっていう感じじゃん。
自分の知り合いこういうのだったら紹介できるよって言ってくれてさ。
でもよくよく考えたけど、なんかこういう側面からやるんじゃなくて、こういうのからやったらどうかなってタカに連絡入ってね。
たか
なんかすごいんだよね、目線というか。
だいたいそういうの話しても、私らは年寄りだからわかんないんだよねーでシャットアウトされてえーぐらいなのよ。
まい
あれで90歳だからね。
たか
すごいいろんなこと吸収しようとして考えてたりとか、ああなりたいなと思ったり。
まい
じいちゃんはね、たぶん私のことまだ10代だと思ってる。
毎回30超えてるよって言うと、そんなとってんの?って頭抱えてるから。
たぶんじいちゃんの中でもじいちゃんの年齢は、たぶん60とかで止まってんだと思う。
だからいいんだろうね。
たか
まあいろんな世代が話せたらいいし。
まい
ね。
たか
友達とも、そうね、安定はなくなったけど自由はちょっと私手に入れてる最中だから。
まい
時々実家に帰って話はしたほうがいいんだろうな。
そうだよ。だってお母さんさ、タカが話してくれないからさ、私といっぱい喋るからね。
たか
ね、助かってます。
まい
だからそうじゃないんだって。
本当は息子が喋るんだよ。
そうですね。
お母さん最近どうなのって。
こっちに週1回行ってるって話してくれたけど、あなた知らなかったでしょ?
たか
知ってます。
まい
知ってた?
それは知ってた。
それ聞いてた?
聞いてた。
よかったよかった。
7月のさ、末に毎年友達とバス旅行行くんだって。
面白い写真送られてきて。
私にね、面白い写真が送られてきて。
たか
俺に送られてきて。
まい
だからそういうとこだって。
あなたさ、嫁に負けたんだからさ。
たか
そういうことね。
まい
嫁に負けちゃったっていうところを恥じてください。
はい。
たか
頑張ります。
まい
思ってないだろ。
まあ男女のね、関係っていうのもあるからさ、脳みその使い方とかの。
たか
ありがたさは、もう家を出てからもうすぐ感じた。
だから、そうね、もっとちゃんと大人としての関係を今からでも作っていけたらとは思うけど。
まい
大変ですよ。
でも確かにお母さんと喋ってると、たかの結構昔の話がいっぱい出てきて、なんだろう。
昔はあったのにっていうのがちょちょあるんだよね。
で、なんかそれ聞くときに、あ、お母さんの中でたかはまだ大学生で泊まってるかもっていうのを感じるときはある。
最終更新、アップデートが大学生なんだよね。
で、社会人になって結婚するまでのたかのここの過程がすっぽり抜けてる感じがする。
なあ。
だってあなたさ、これは書くとそれでも任せるけど、
前の彼女と別れたとかの話のさ、自分の感情の話してる?
たか
はしてる。
あ、してる?
そこら辺はもう吐き出さないと無理だったからしてる。
まい
よかったよかった。
その後のその会社つらかったとか、なんかこういう気持ちでみたいなのもしてる?
たか
もしてるけど、してても向こうが自分の話に持ってくから、もういいやっていう感じでちょっとしか話さない。
まい
なるほどね。
そう、なんかその前の彼女の話とかさ、私も知ってるんだけど、多分お母さんからその話私に来たことやっぱないのよ。
だから多分お母さんもこれはたかの大事なところだから自分から喋っちゃいけないっていうのはわかってるんだよね。
でも、それがあったとしても多分そこを結構こっそり抜けてる感じがする。
たかがあの前浜の近くに住んでてこういうラーメン屋さん行ってこういうこと思ったんだよねとかっていうのを私聞くたびにさ、ちょっとおお、おおってなるんだけど。
だからそれをできる時間というか、お互いの認識を合わせる状態を作れるといいよね、と思いました。
私はあなたのその関係性を一番モヤモヤしている。
たか
なんて言うんだろうな。とりあえず前は大人になっていい関係が築けたんだなと思って。
いいなと思った。
浅い。
私はまだ全然築けてないなと思って。
まい
感想が浅かった。
たか
浅いかな。なんか、まだ親と私はたぶんギクシャクしてる感じはする。仲はいいと思うけど、長い子と実家にいると辛くなる方だからさ、今んとこまだ。
まい
でも男の愛人はそうかも。
たか
そうなんかな。
まい
弟見ててもそれは。
たか
ありがたみはあるんだけど、もうちょっとこう大人同士の会話ができるようになったら嬉しいなと思うんで。
親とのコミュニケーションの重要性
まい
そう、それで言うとまとめの気づきとしては、若い頃の私に言うのであれば、大人ってどういう状態っていうのを考えた方が良いなと思う。
たか
前の大人の定義。
まい
大人の定義もそうだけど、なぜ相手がそれを思って言ってるのかとかを汲み取れないんだったら、たぶんまだ大人じゃないかな。
なんか責任持てるような、その社会的な地位がないから、受け取るしかたぶんできないんだけど、
じゃあ受け取り方を変えるとか、自分はこういうサポート求めてますって言えないなら、もうダメだね。
諦めて全部を受け止めるくらいの。
一旦ね。
一旦。
伝え方を工夫して、相手の自分のフィルターを自分と合わせていく。現実の自分と合わせていく。
どうしないといけなかったんだろうなと思います。
たか
自分のフィルターと合わせていく。
まい
そう、相手がさ、見てる自分ってさ、たぶん本当に子供なのよ。
あー、そういうことね。
だってそりゃそうだよね。30年も先を生きてたさ、親からしたらさ、あんたまだ何も知らないのよっていうフィルターじゃん。
まだたぶんほんと小学生くらいのフィルターでいると思うんだよね。
自分は今、学校でこういうことを感じていて、こういうことを学んでいて、今こういう将来のことをぼんやりこうやって考えててみたいな話を、
たぶんその当時から私って自分のこと自分でちゃんと見えてなかったから、言語化もしてないし、人にも伝えてなかったんだけど、
それをすべきだったなと思った。
気づきでした。
自己更新の大切さ
たか
結局、ない生と一緒で話さないとねって感じだね。
まい
うん、本当に。
たか
そうね、時間がない中で結構話さないといけない人がたくさんいるから。
ね。
まい
なかなか時間足りないね。
高校生もさ、時間ないじゃん。
うん。
学校行って、親も仕事行って、そりゃすれ違うよね、と思う。
休日はさ、子供たちだけで遊びに行って、親と一緒に暮らしてるけどご飯一緒に食べないとか。
たか
話すって大事ですね。
まい
お、気づいた?
たか
そうね、今、親と話せる人はたぶん話したほうがいい。
まい
いい時もある。
たか
もう話せない、正直。
そうね。
その、距離的にも。
まい
そうね。
本当に大切な時間だったんだなと。
一緒に暮らしてる間に、もし話せるんだったら、土曜日とか日曜日とか1日時間もらって一緒に出かけるとか。
本当に、そうそうそう、だって親が私の好きな色、この色でしょって思ってた色が小学校で止まってたりとかさ、するんだよね。
好きな本とか好きな食べ物とか。
たか
食べ物ね。
まい
はい、あなたそうでしょ。
そうね。
そう。
だからオレンジジュースとリンゴジュースが好きだからって、お母さんがいっぱい買っててくれたけど、実はもう飲まなくなっていたとかね。
たか
もう左右だって。
まい
そうそうそう。朝最初に起きて飲む飲み物はジュースじゃなくなりました。
とか、そういうちっちゃいことからでもいいからアップデートしてってもらえたらね。
そうね。私も努力しましょう。
たか
皆さんもできればやってみてくれればと思います。
まい
ぜひぜひ。
たか
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