00:05
すこしふしぎナイト。この番組では、藤子F.不二雄先生のすこし不思議な物語について、楽しくおしゃべりします。
はい、みなさんこんばんは。ゆうすけです。
さっぱです。
よろしくお願いします。
お願いします。
あの、前回にのび太のリトルスターウォーズの2021の公開日が決まったよって話をしたじゃないですか。
はいはいはいはい。しましたね。
その時、言ったんですよ。リバイバル上映がありますって。
はいはいはいはい。
10日間限定で、85年版のリメイク前のやつを映画館で見れるよっていうのがあるって言ったんですけど。
うんうんうんうん。
その時に行くかどうか迷ってるって言ったじゃないですか。
はい。
あれから3日未満悩みましてね。
おー、はいはいはい。で、で?
いや、行くべきだろうと。
あー、さすが。
ねー、やっぱりね。
11月に見て、映画の公開が3月ならね、3ヶ月も経ってるし、
その頃にはまた新しい気持ちに見れるんじゃないかと。
うんうんうんうん。
僕がね、僕が一番気にしてるのは、シナリオかぶりっていうところがどうしてもリメイクだからあるかなっていうのはあるんですけど。
まあまあまあまあまあ、はいはいはい。
いや、もう85年のあの映画を大きなスクリーンでもう一回見れるチャンスっていうのはきっとめぐってこないだろうと。
うーん。
そういうわけですよ。
うんうんうんうん。
まあまあまあ、あのホームページとかにも出てるので、
はい。
お近くのね、見に行ける方はぜひ行ってほしいなと思っております。
うん。
で、余談なんですけど、
はい。
その話をしてて思い出したのがあって、これちゃんと調べててないので、
知ってる方からするともうちょっと詳しく言えるよっていう人って出てくると思うんですけど、
はい。
これね、子供の頃にね、ずっとね、憧れてたイベントがあって、
イベント?
はい。
なんかね、大人のためのドラえもんオールナイトイベントみたいなのを、
うん。
なんかずっとね、東京のどっかでやってたっぽいんですよね。
ほう。
ほいほいほいほいほい。
オールナイトで、この映画作品とかをずっとこの上映して、朝まで見るみたいな。
大人、もちろんね、子供はね、遅い時間になったらもう家に帰らないといけないから。
はいはいはいはい。
完全に大人に向けたイベントっていうのをやってたみたいで、
へー。
なんかで見たんですよね、ネットかなんかで見て、
これはもうなんか大人になったら行ってみたいなと思ってたんですけども、
どうやら今はちょっとやってないみたいなので残念なんですけど。
あー、そうなんですね。
大人にフォーカスしたこういうイベントっていうのも、
今もなくはないんだなっていうのがあって、
はい。
2年、2年になるのかな?もう結構前になるんですけど、
03:02
僕が東京に遊びに行ったときに、
東京の神保町っていうところでね、
はい。
神保町シアターっていうのがあって、そこが小学館がある近辺で、
確か神保町シアターも小学館の持ち物、建物だったような気がするんですけど、
そこで過去のドラえもん映画を、本当にさっきのリバイバル上映じゃないですけど、
当時のフィルムを使って上映するみたいなのを、何日間もやってたのを思い出しましたね。
1回見に行ったのを思い出しました。
そんな感じで、うまいこと40周年とか、ことあるごとに振り返られるようなものってあるじゃないですか、こういう。
はいはいはい。
昔からあるものって。
こういうのを、周年行事的にまたね、見られるような機会っていうのが、また巡ってくるといいなっていうふうには常々思ってますね。
そうですね。
今回の映画を振り返ろうっていう話も、どっかにね、
ここは自分の世代だなとか懐かしいなと思ってもらえるようなタイミングがあるんじゃないかなっていうところも含めてなので、
今回も少しずつ、1作品ずつ振り返っていこうと思います。
はい。
順番に行きましょう。前回が1985年ののび太のリトルスターオーズまで行ったんですね。
はい。
なので次の年になります。
はい。
じゃあ予告編チェックしてきたんで、これまたやりますね。
なるほど。予告編が毎回入ってくるシリーズになるわけですね。
いきます。
はい。
はじめに、神は天と地とをつくられた。
神は言われた、われにかたどって人をつくり、地のすべての羽をものをおさめさせよ。
ここでロボットたちが戦うシーンが出てきます。
ん?
で、ドラえもんが、ザンダクロス、信号を止めろって叫ぶんですね。
おー。
はい。のび太くん、しずかちゃん、ジャイアンスネオに、謎の少女リルルを加え、待望のSF超大作、圧倒どろく感動のラスト、ドラえもんのび太と鉄人兵団。
はいはいはいはい。
なるほど。
これが7作目で、公開がですね、1986年3月15日、公開です。
この作品は、過去に1回ね、少し不思議な人でもリメイク版と一緒に撮り上げたんですけども、
まあ、すごく印象的な映画ではあります。
リルルがね、登場して、女の子の姿をしたロボットですよね。
はいはいはいはい。
はじめは敵として登場するんですけども、次第に人間と心を通わせていって、といったお話なんですが、
あのね、僕、この頃は生まれてはいるんですけども、リアルタイムでは見てなくて、
後に出てくる、まあ10作目くらいあたりから僕の世代になってくるんですけど、
このあたりの作品って、レンタルビデオで借りてきて見たりとか、
06:00
友達がなんか録画したやつを見せてもらったりとかいうので、
言ったら、どの順番で公開されてとかってことは全く意識せずにバラバラに見るわけじゃないですか。
そうですね。
で、びっくりしたのがね、やっぱりドラえもん世界に巨大ロボがおるという、このビジュアルがすごいびっくりしたんですよね。
あー、はいはい、確かに確かに。
え、こんな映画あったの?みたいな。
うーん。
まあ確かにね、その巨大ロボのブームとかもあったし、そういうのはどんどん取り入れていく作風なので、
で、見てみたらね、ロボット同士の戦いだけじゃなくて、そういうキャラクター同士のドラマとかもあって、
すごく感動的な作品ではあったんですけども、
はい。
ある意味、前回紹介した大魔教の裏の主人公がジャイアンであれば、
この鉄人兵団のもう一人の主人公は静香ちゃんかなと。
うーん、まあそうですね。
ね。
このリルルっていうこの心変わりというか、
最終的にはね、お別れをしてしまったりもするんですけども、
そのあたりがすごーくすごーく胸に響くというか、そういう作品でしたね。
なるほどね、はいはいはい。
で、これが歌のほうもいきましょうか。
歌のほうは、大杉久美子さんという方の私が不思議という歌が主題歌になってます。
うーん、はい。
私が不思議っていうのがタイトルに出てるんですけど、
うまく言い表せないけど、涙が出てくるのは私の心みたいな、そういう歌で、
それがリルルの姿と重なったりとかしてね、
はいはいはいはい。
すごくね、いい歌です。
そして、この曲が流れてくると、ファンの人は自然と涙が出てくるという。
はいはいはいはい。
パブロフの犬ってあるじゃないですか。
はい。
あれと一緒。
この曲のイントロとか、サビとかを聞くと、もう気づけば涙が出てくると。
私が不思議な歌ですね。
なるほど。
これが7作目ということでした。
1986年ですね。
はい。
で、次の作に行きます。
これもね、この作品も好きだなぁ。
はい。
じゃあ、いく曲に行きましょうか。
はい、お願いします。
絶滅したはずの恐竜は地底大陸で生きていた。
いや、そこにはもっと驚くべき事実が。
恐竜人とは一体何者?敵か味方か、そして彼らの目的は?
いつものメンバーがお送りする地底大冒険にご期待ください。
ということで、映画ドラえもん第8作目。1987年3月14日公開。映画ドラえもんのび太と竜の騎士という作品です。
うーん。
先ほど出てきたみたいに、恐竜また出てくるんですね、この作品。
はいはいはいはい、そうですね。
この舞台は、のび太の恐竜みたいに、本当の恐竜の世界に行くんじゃなくて、地底なんですよ、舞台が。
09:07
何回かね、聞いたことあると思います。地底空洞説っていうやつ。地球の中には空洞があって、その中に地底の世界があるというね。
まあ、一つの都市伝説ですよね。
はい。
僕なんか結構ね、子供の時テレビでそういうオカルト系のやつで見たんですけど、恐竜人とかって知ってます?爬虫類がもし進化してたらこんな風になってたんじゃないかみたいな人間。
えー、あんまり分かってないかも。
フロコに追われた。っていうのが、まあ、登場する恐竜人っていう。
はいはいはい。
地底人かつ恐竜人みたいなね。
うーん。
だから、絶滅したと思われてた恐竜っていうのは、実はまだ生きてて、地底の世界で国を築いてると。
うんうんうん。
まあ、そういうお話ですね。
うーん。
この作品もリメイクがされないんじゃないかなと思ってる作品なんですよ、僕。
はい。
前にけりーさんに海底祈願状を紹介していただいた時に、諸々の理由からこれはリメイク難しいんじゃないかなっていうふうに仰ってたんですけども、
うーん。
この作品もね、後半の展開はちょっと言えないんですけど、
はい。
恐竜が滅んだ理由っていうのが、
うん。
今と昔では変わってるんですよね。
うーん。
そこら辺の話がちょっと後半絡んできたりするんですけど、それがね、ちょっと昔の説なんですよね。
うーん。
プラス、のび太の恐竜が一回リメイクされたのと、
はい。
さらにそこから着想を得たのび太の新恐竜っていう映画まで公開されてしまったので、
うーん。
ちょっとこのね、恐竜人が登場するのび太と龍の騎士っていう作品は、
はい。
まあリメイクされるにしても10年ぐらいは先なんじゃないかなと。
あー、ちょっと恐竜やりすぎ説ってことですね、それは。
そうそうそう。
はいはいはいはい。
結構そう、藤子先生その恐竜も好きだし、
うん。
こういう、なんて言うんでしょう、異説の話ですよね、前回こないだ出てきたみたいな、異説の話も好きだし、
はい。
宇宙なんかも何回も舞台になってたりするんですけど、
うーん。
まあさすがに続きすぎてるだろうと。
うーん。
まあこのお話もすごくね、物語の作りがすっごく上手で、
うん。
はじめ、スネ夫がなんと行方不明になるという事件から始まるんですよね。
え、スネ夫が?
そう。
はい。
子供たちが地底っぽいところにね、まだその時は地底ってわからないんですけど、
なんか大きな空洞があるぞっていうところで遊んで、
うんうんうん。
まあマママに見つかりそうになったからって言って、まあ慌てて帰るんやけど、スネ夫だけ帰ってないと。
うん。
で、スネ夫はママにね、しばらくナンハグかしてから帰るよって言ったもんやから、
はい。
スネちゃんはみんなのとこに行ってるんじゃましょうみたいな事で、ママは気づいてないとね。
あー、なるほど。
それで慌てて助けに行ってみたいな、ちょっとミステリアスなところから始まったりするんですよね。
12:02
うんうんうんうん。
地底の何もないだたっぴろいところを、何かいるぞって言って目を向けたら、
静かにスネ夫のラジコンが飛んでたっていうシーン、結構トラウマって言う人多いです。
演出がね、結構ゾクゾクする演出なんです。
はいはいはいはいはい。
で、これ主題歌が大山信代さんの友達だから、これが8作目になりますね。
はい。
はい、じゃあ続いていきます。
はい。
妖怪たちに支配された世界を救うため、僕らを立ち上がった。
のび太のパラレル左右記。
っていう話なんですよ。
これ、いつかの異国編と一緒で、劇中の掛け合いがほとんどなので、映画用に書き起こされた宣伝文句っていうのが短いんですけど。
はいはいはい。
でね、ちょっとここで事件が起こります。
事件?
はい。大長編ドラえもんっていう漫画シリーズが、映画ドラえもんの下敷きになってるっていうのは前回言ったと思うんですけども、
はいはいはい。
のび太と龍の騎士までの8作分っていうのは、大長編の第8巻と映画の第8作目っていうふうに今、ナンバリングが揃ってるんですね。
うんうんうん。
ただ、ここで藤子先生、体調を崩されるんですよ。
あら。
というわけで、こののび太のパラレル左右記というのが、1988年の3月12日に公開されたんですけど、
はい。
なんと、原作がありません。
あー、なるほど。
藤子先生、描けなかったんですよ。
はいはいはいはい。
なので、大長編ドラえもんっていう漫画シリーズに、こののび太のパラレル左右記っていう作品はないんです。
うーん。
なので、こっから先、大長編ドラえもんシリーズの漫画の9巻、10巻、11巻っていうのと、
はい。
映画の第7作っていうのが、1つずつずれていくことになっちゃうんですね。
うーん。
藤子藤男先生の原作ではなく、脚本家の元平良さんっていう方が、
はい。
描いたお話っていうことになってて、
うん。
で、漫画が存在しない代わりに、こういうのがね、ちょっとさっぱさんに見せるんですけど、こういう、
うん。
フィルムコミックってご存知です?
あー、はいはいはい。
アニメのシーンを、こう漫画みたいにこの小回りして、
うん。
読み物にしたコミック、フィルムコミックっていうのがあって、
これが発売されてます。
あー、なるほどなるほど、はいはいはい。
で、これの表紙の絵だけ、F先生が描き下ろしてると、後にね。
うーん。
なので、F先生ご存命の時の作品ではあるんやけど、
唯一、
はい。
F先生の元になっている漫画が存在しない、
うんうんうん。
っていう事情のある作品、これが野人のパラレル左右記ってやつなんです。
はーい、なるほどなるほど。
お話としては、タイトルにあるように、左右記っていうのをモデルにしてて、
うんうん。
これ上手いことなってるよね。
15:01
このメンバーをほら、見てごらんなさいよ。
うーん。
孫悟空が伸びた。
はーい。
そう、三蔵法師が静香ちゃんね。
うーん。
八海がジャイアンに、佐古生がスネ夫に、
これ見た時に、このなんだろう、
ドラえもんメンバー、レギュラーメンバーの反音性の良さというか、
いろんな役割に上手いこと当てはめれるようなっていうところに唸りましたね。
あー。
なのでこの作品も、
はい。
F先生原作じゃないっていうところが響いてるのか分かんないけど、
はい。
割と独特なストーリー展開で、
うーん。
もともとドラえもんたちが遊んでたゲームがあるんですね。
ゲームね。
VRゲームぐらい進化してる、自分たちが中に入って、
実際にゲームの中のモンスターたちと戦おうみたいなやつで遊んでるんですけど、
はいはいはいはい。
それを蓋を閉め忘れて、そこから出てきた妖怪たちが世界を支配するという。
あー、なるほどなるほど。
ドラえもんやらかしたなっていうやつね。
うーん。
それをやっつけるために、
はい。
孫悟空とか三蔵法師とかの役割を借りながら、悪に立ち向かうみたいな話なんです。
うーん。
実際にね、歴史が妖怪たちによって変えられてしまって、
歴史?はい。
人間が滅んだ世界っていうのが登場するっていう、なかなかハードな世界観でもあります。
うーん。
その過去のことまで変えれちゃうんですか?妖怪たち。
そうそうそうそう。
三蔵法師とかの時代あるじゃないですか。
はいはいはい。
あそこで悪さをしたおかげで、変わっちゃうんですよ未来っていうのは。
あー、そういうことか。なるほど。
で、子供たちが家に戻ったら、ママが妖怪になってたとか、
おー。
学校がなんか変な不気味な城みたいになってたりとかね。
うーん。
そういう展開があって、結構この辺もちょっとホラー要素が強い。
うーん。なるほどなー。
なかなかね、ハードな展開の多い作品ではあります。
そうですね。
これが、のび太のパラレル採用記という作品。
はい。
映画でいうところの旧作目。
うん。
大長編でいうところのナンバリングなしという。
はい。
なかなかここまでいろいろ紹介したけど、バリエーションがすごいでしょ。
確かにそうですね。
いろんなね、下敷きがあるにしても、
うまいことドラえもんナイズされながらね、
これをコロコロコミックに連載しながら、
うん。
学年誌の方には通常の短編を書き、
時々大人向けの雑誌にはSF短編みたいなね、
はいはいはい。
大人に向けた作品も書きみたいなことを同時にやってたと。
うーん、すごいですね、ほんとに。
うーん。
っていうようなことがね、こう同時進行で展開されてたのがこの頃ですね。
はい。
で、もう一つ事件といえば、ここでね、
18:01
藤子藤男というペンネームから、藤子F藤男に変わるんですね。
あー、はいはいはいはいはい、なるほど。
コンビを解散するんです。
うーん。
二人で一つの藤子藤男というペンネームを使ってた時期から、
一人ずつの活動に切り替えたっていうのもちょうどこの時期にあたりますと。
うーん、はいはいはいはい。
なんでまあ、いろいろなターニングポイントにもなったのが、
この1988年とかね、89年とかこの辺りだったっていうことにもなりますね。
はい。
うーん。
はい、じゃあ続きましての作品が、
はい。
これね、さっき言いますけど、10作目にあたるやつですね。
うーん。
なので若干予告にも気合が入ってます。
うーん。
映画撮影スタジオのようなところにドラえもんがいてですね、
はい。
監督がいて、照明さんがいて、カメラマンさんがいてっていうところに立ってるんですね。
うーん。
そこで、レディーアクション!っていう掛け声で始まりまして、
はい。
こんにちは、僕ドラえもんです。
第1作、のび太の恐竜を皮切りに、今度はいよいよ第10作目!
っていうことで紹介されるのが、
うん。
これが7万年前の日本?
うん。
のび太の日本誕生ですね。
うーん。はいはいはいはい。
日本人はどこから来たか。
おなじみ4人の仲間とこの謎に挑戦する。
ゲストスター、原始人ククル。
謎の精霊よギガゾンビ。
10作目にふさわしく、大冒険、大スペクタクル。
いよいよ、いよいよ完成間近!っていうことで撮影してるのが予告編なんですね。
うんうんうんうん。うーん、なるほど。
なんかちょっとね、この10周年間がすごいありますよね。
はい、いいですね。
なので、歴史の謎に迫るみたいなね、そういうふれ込みで公開されたのが、この日本誕生っていう話ですね。
これが1989年の3月11日公開。
うんうんうんうん。
で、個人的な思い出としては、僕が初めて映画館で見たのがこの映画だったと思います。
うーん、はいはいはい。
実家にあるんですよ、パンフレットが。
なるほど。
ギガゾンビめっちゃ怖くて泣いた記憶がありますね。
いや、怖いですね、あれは確かにね。
ギガーって出てくるんでね。
うーん。
で、またね、さらに余談になるんやけど、ドラえもんの映画って映画館に見に行くと、なんかちょっとしたおもちゃをもらえるんですよ。
入場者に配られる、こうプルバックのチョロ球みたいな走り回るドラえもんとかね。
それが何種類かあって、赤が出るか青が出るかみたいなのがあって、そんなんを友達と持ち寄って遊んでたのをすごい思い出しますね。
うーん、なるほどなるほど。
で、この作品なんですけども、西田利幸さん、あの方がね、主題歌を歌ってます。
あ、そうなんや。
時の旅人という。
21:00
えー。
あの、雄大な、時間の流れをすごく感じるようなね、お話で。
うん。
サッパさんもね、よく知ってるペガとか、グリとか出てきたりね。
あとは、ギガゾンビに対抗して、ドラゾンビ様じゃーって。
うんうんうんうん。
で、昔は大陸がつながってて、中国から渡ってきたのが日本人のルーツになったんだよ、みたいな話を聞かせてくれたりとか。
はいはいはいはい。
かなり時間の移動と、あとは地続きな感じ。
地続きっていうのは、今生きてる自分たちの暮らしと、つながるような形で、このお話が展開されていくっていうのも、ちょっとアカデミックな感じが印象の強い映画だったなーっていうふうに思います。
うん。
これが映画の10作目、記念すべき10作目の、のび太の日本誕生という作品です。
はい。
この辺からね、僕が映画館でよく見たなーっていうような、そういう作品たちになっていくんですね。
うんうんうんうん。
逆にね、サッパさんはこんな映画だったんだっていうのがどんどん続いてると思いますけども。
そうですね、まだ生まれてないですね。
そして、次からね、1990年代に入ります。
おー。
次の作品いきますね。
はい。
神は皆を救うため、この星を緑あふれる星に変えられたのじゃ。
そして、大晦日の夜、ご先祖様をこの星に導かれたのじゃ。
で、ドラえもんが笑っております。
ふふふ、僕に耳がついた。
ドラえもんのび太とアニマルプラネットという作品ですね。
うーん。
22世紀の地球をはるかに越えた科学技術の星、アニマルプラネット。
ここで禁断の森で神話の謎を解く探検が始まるっていうのがストーリーです。
ふんふんふんふん。
ドラえもんにね、耳がつくんですよ。
ふふふ、そら嬉しいな。
嬉しいね。
ちょっと待ってね、持ってこようか。
じゃーん。
おー。
おー、ついてる。
ついてるね。
ばっちりついてますね、ほんとに。
このお話ですね、夢の中でのび太くんが、ピンク色の不思議なおもやの中を歩いてるっていう、ちょっと変な不思議なシーンから始まるんですよ。
ふんふんふんふん。
ここはどこかなーと言いながら、パジャマでね、歩いてて、
はい。
抜け出した森の中、夜の森の中。
で、話し声が聞こえると思って、その話し声の方を見てみると、
なんと犬とか小豚とかが、2本足で歩き回って、言葉を話してるんですよ。
はいはいはいはいはい。
でもそれが、あ、夢だったのかな、ほんとだったのかなっていうところから物語が始まり、
なんと、その科学技術の発達した、動物たちが暮らすアニマルプラネットというところが舞台になるっていうお話なんですね。
はいはいはい。
で、いろんなテーマで映画が描かれてるっていう話が出てるんですけども、
この頃っていうのが、環境破壊っていうのが、結構問題になり始めた、よく声高々に言われ始めた時期で、
24:08
このアニマルプラネットっていうのは、結構ありやりとそういう話が絡んできてます。
うーん、なるほどね。
このアニマルプラネットっていうのは、人間がいないんですけど、いろんなものがオートメーションになってたりとかね。
あと、のび太たちのいる地球では、裏山に生えてる木を全部切ってしまって、そこをゴルフ場にしようっていう運動が始まって、
それに署名をね、ママがするシーンがあったりとか、わりとね、分かりやすくそういうテーマが入ってきてるんです。
で、この動物たちが語ってる神話がどんなものかっていうと、
昔、神様に私たちの先祖をこの星に連れてこられたんだよっていうところが、さっきの語りでもあったんですけども、
不気味な月にはね、悪魔が住んでて、その月の悪魔が我々を狙ってやってくるみたいな、そんな話なんですね。
ただ、その悪魔っていうのが、どうやらにむげという名前なんですけど、
にむげ?
それが、どうやらちょっと人間っぽく聞こえるんですよね。
あー、なるほど。
そういう、人間と環境と、それから現在と未来みたいな、そういうテーマをわりと絡めてきてて、
わりと教育的というか、色が濃いような作品でもあります。
一方でね、すごくメルヘンチックなお話なので、見た目的にもかわいらしかったりするし、そのあたりの見やすさとかっていうのもあります。
ちなみにこれ、ぽっと見てもらってですけども、それぞれの、のび太君とか静香ちゃん、何の動物にフンしてるかわかりますか?
静香ちゃんはウサギ。
のび太は、ん?これ何だろう?
これ何でしょうね。
これ何だ?
これね、クマらしいんですよね。
え、クマですか?クマなんだ。
のび太にクマというチョイス。
のび太はクマなんだ。スネ夫はね、キツネで、ジャイアンはゴリラでね。
ジャイアンはもともとゴリラだからね。
ほぼほぼね、似たようなもん。
ジャイアンなんてね、作中でね、ゴリラのお父さんに逃げ出した息子に間違えられて捕まるっていうシーンがあったよね。
その状態で。
なるほど。
ゴリローとか言いながら、俺じゃねえよみたいな。
こういうね、先ほども出た、この5人組のいろんな衣装を着せたり、いろんな役割を当てはめたときの汎用性の高さっていうのが、かいま見える作品ですね。
はい。
これが映画の11作目ですね。
僕にとってはすごく懐かしい、のび太のアニマルプラネットというお話。
歌はですね、武田哲也さんですね。天まで届けという歌ですね。
27:01
次の作品が、今回のエピソードではラストになります。
はい。
皆さんご存知ですか?イスラム文学の最高傑作、アラビアンナイト。
その中に今、新たな1ページが書き加えられようとしている、のび太のドラビアンナイトという作品ですね。
はい。
なんと絵本の中に閉じ込められた静香ちゃんを助けようと、ドラえもんたちがアラビアンナイトの世界に入り込んで巻き起こすスリルとサスペンス、おまけに笑い転げるギャグも織り混ぜたいやはや大変な映画が間もなくこうご期待。
ということでね。
うん。
こういうちょっとマクシ立てるような予告編で公開されたんですけども、これがドラえもん、のび太のドラビアンナイト、1991年3月9日に公開された映画ですと。
はい。
今度はアラビアンナイトなんです。
うん。
えっとね、アラブの衣装というか、なんていうんでしょう?これやね、さっぱさんに見せようかな。こんな感じで。
はいはいはいはい。
空飛ぶ絨毯が出てきたりとか、静香ちゃんはアラブの姫様みたいな格好したりとか、ドラえもんはあれですね、行商人ですね。
はいはいはいはい。
っていうのが舞台になってて、で、アラビアンナイトって知ってますよね。
はい。
あの千夜一夜物語っていうふうに別名がついてたりするんですけども、有名なものでいうと、アラジンと魔法のランプとか。
うん。
あとはシンドバットの冒険。
うん。
あとアリババと四十人の盗賊とかですね。
はいはいはい。
あのあたりのいろんなこの中東のお話をまとめあげた一つの、一続きの物語っていうのがアラビアンナイトっていうものなんですけども。
うん。
あの、空飛ぶ絨毯先生ね、このアラビアンナイト千夜一夜物語っていうのをすごくすごく大好きっていうふうに自分で言ってあるんですよ。
あ、はいはいはい。
もうバイブルっていうふうに言ってあって。
うん。
だからこのテーマを選んできたっていうのは、いわゆる真骨頂というか本当にこの日頃好きだって言ってたものを、今回映画のテーマにしましたっていうところが現れてるっていうので、特徴的ですよね。
はいはいはい。
で、面白いのがね、この作品舞台になってるのが具体的なんですよ、舞台が。794年のアラブみたいな。
おー、確かに。
めっちゃ限定的。
うん。
そう。今までね、これぐらい細かい時代設定っていうのはなかったんですけども、しっかりと年代っていうのが794年のバクだとっていうふうに設定されてるお話で、実在した人物とかっていうのも登場するんですね。
はい。
ハールン・ラシッド王って言って、そのアラビアンナイトのお話に登場する、実在したね、この人は王様だったりするんですけど、あとシンドバットが登場したりとか。
はい。
物語の導入としては、さっきの予告編にもあったんですけども、絵本入り込みグッズっていう道具があるんですよ。
30:04
ふんふんふんふんふん。
それを使って、例えばなんだろうな、シンデレラの絵本の中に飛び込めば、シンデレラの世界に入れる。
はい。
ジャックと豆の木の世界に入れるとかね。
うん。
それで遊んでたんですけども、ジャイアントスネ夫がいたずらで、全部のページをバラバラバラってして、バラバラになったページをカシャカシャカシャって重ねて、そこに飛び込むみたいな遊びをしたもんやから。
うん。
白雪姫の世界に、ジャックと豆の木の鬼が登場したりとか。
ああ、大変なことになる。
シンデレラへのに、なんかこう別の話が出てきたりとかって、ごちゃごちゃなるんですね。
うん。
でも、こんなの楽しくないって言って、静香ちゃんが帰ろうとするんやけど、結構楽しいかもよとか言いながら残って、時間差で伸びたたちは帰るんやけど、なんと静香ちゃんが絵本の世界から出てこなかったってことがわかるんですよ。
うん。
途中で。
うんうんうんうん。
しかも、こんなところに出しっぱなしにしてって言って、ママにその絵本を全部燃やされると。
あー。
絵本の中に入り込んで出れなくなった静香ちゃんを助けに行く。
うん。
っていうことで、なんでこれがアラブの世界につながるかっていうと、アラビアナイトっていうのは実在したお話も含まれてると。
はい。
だから、実際にその年代の爆弾に向かえば、静香ちゃんを助けられるんじゃないかって言って向かうんですよ。
あー。なるほど。
で、途中までは作り話なんですけども、ここからは史実みたいなところがどんどんどんどんぐちゃぐちゃぐちゃってなって、
うん。
だんだんだんだんとね、その架空の世界と現実の世界の境目がぼやけていくっていう、すごい不思議な話です。
うんうんうんうんうんうん。
このあたりね、子供のとき見てるときは、なんでこんなことになるんか?だったんやけど、
はい。
大人になってSF短編とかを読んだりすると、あ、なんかこういうのってFっぽいよなってすごい思うようになってきて。
うーん。
で、結果そのちょっと曖昧になった夢の世界と現実の世界っていう境界を越えて、冒険が繰り広げられるっていう、そういう仕組みのお話になっててすごくトリッキーですよね。
うん。そうですね。
90年代の作品、初めの頃は宇宙であったりとか恐竜であったりとか、F先生のすごい好きな世界っていうのを映画の舞台にしてたんやけど、
この辺からお話作りっていうのがだんだんだんだんこのタイプも変わってきて、映画の展開としてもだいぶ変わってきてる部分があるので、
もしね、世代じゃないなと思って見てなかった人見てほしいなと思いますね。このあたりすごく、すごく少し不思議してる感じがすぐするので。
うん。なるほど、なるほど。
なんで毎年ね、いろんな映画のテーマを書くっていうのは難しいことだったと思うんですけども、
はい。
これを1年ずつね、体調崩した時期もあったけど、やってきたっていうところで、この藤子先生のこの引き出しの重さっていうのをすごく感じるなというふうに今改めて思ってますと。
33:03
うんうんうんうん。
というわけで、今回はですね、
はい。
のび太と鉄人兵団、それからのび太のドラビアンナイト、ここまでの作品を紹介しました。ありがとうございます。
はい。
少し不思議ないと、この番組では皆様からの感想反応、それからF作品への愛、そして映画の感想ですね、思い出とかも募集しております。
さっぱさんに宛先の方をお願いいたします。
はい。メールアドレスはfushigi7110 at gmail.com。
ツイッターのアカウント名は少し不思議ないと、ハッシュタグはハッシュタグ不思議な、不思議はひらがな、名はカタカナで検索してみてください。
はい。それからお名前だけで送っていただけるメールフォームの方もご用意しております。
はい。
エピソードの概要欄、それからツイッターのプロフィールのところに案内がありますので、ぜひご覧になって活用してみてください。
はい。
というわけで、今回の少し不思議ないと終わっていきます。みなさま、次のお話でお会いしましょう。さよなら。
またね。