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2024-05-01 19:19

♯9「漫画朗読劇日野日出志」和音の感想編

漫画のセリフ・効果音・オノマトペや漫画記号(漫符)を合唱と朗読で表現した朗読劇に、いしだまが出演。この耳で読む新感覚朗読劇を体験した和音の感想は?


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ギャップトマッチ。年齢も性格も趣味も異なる石玉と和音の二人が、日常のあちこちからギャップや共通点を見つけ出す番組です。
今日は、4月8日ですか?
8日か、いや、9日、9日。
あ、9日や。
そうそう。
火曜日。ちょうどですね、先週3月30日と31日、石玉さんの漏読劇が終わったということで。
ありがとうございました。
本当にお疲れ様でした。2日行った。
2日来てた、ウケる。
いました?2日とも来た人。
あとね、2人くらいいらしたと思う。私の知る限りだよ。たぶん知らないところでもっといるみたいなんだけど。
まずね、この漏読劇、知ってる方もいらっしゃると思うんですけど、リスナーの皆さんで知らない方もいると思うので、どんなものだったか話しときますか。
親切。
どこまで話していいんですか?漏読劇って。
たぶん全然大丈夫だと思いますよ。セリフをそのまま読むとかしなければ。
まずタイトルは漫画漏読劇、日野秀氏。
私、マジで漫画読まないんですけど。
本当に。
漫画読む方の中でも日野秀氏さんの漫画って、割とマニアックというか。
知る人ぞ知る。
なんですけど、私がすごい興味があったのは、漏読×合唱って書いてあって、この漫画を漏読するのもよくわかんないし、さらにそこに合唱があって、日野秀氏さん、え、怖いっていう。
全体的にわからなすぎたんですけど、想像マジでできない劇だったんですけど。
まず、漏読劇に行ったことない人多いですよね。
そうですよね。言われてみれば。
で、イメージってステージがあって、椅子が1個ポツンと置いてあって、そこに座って本読んでくれるみたいな。
うんうんうんうん。確かにそういうイメージでしたね、私も。
多分今はもう一般的にはそうなんじゃないかなとは思います。
それこそホリー・ミカさんとかされてるやつとかも、伴奏の方とかいらしても、読むのはホリーさんみたいな感じで、椅子と読む人みたいな。
だけど、なんかそうじゃなさそうっていう。合唱みたいな。
で、行ったら、まず配置としては、日野秀氏さんの役をやっている方がいて、その方が真ん中にいて、そこから3列でしたよね。
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あーそうそうそう、3列。
3列で、行ったら合唱の体系みたいな話で。
あー確かに、え、面白い。
そう、先頭1人。で、次の2列目は3人で、この3人が朗読をする方で、石玉さんがそのうちの1人。
で、さらにその後ろに少し段が上がってて、合唱の人が6人。
あ、こういうまずステージなんだっていうのがまず最初の幕が開いた瞬間の感想。
で、一応このコンセプトとしては、視覚障害のある方でも漫画を体験できるっていうコンセプトだったんですよね。
ですです、耳で読むっていう。
基本的には視覚、劇と言いながら、視覚情報はそんなに重要ではないのかなと思ってたんですけど、光とかも変わるし、耳と目とどこまで使ってみるんだろうっていう、まず受け取り方が初めて。
確かにね。
これどう鑑賞するものなんだろうっていうのが、私の最初の印象だったんですけど。
どうですか?どう説明するのが?
そうでしょう。私もだから、今回の上演はその人をお誘いするときに、具体的にどういうものかっていうのをその人に思い描いていただくっていうのが、まずちょっと難しいなと思ったんですよ。
何を見せられるんだと。
まず人間って想像するためには、自分の中に似たような情報とか、一歩踏み出せばそこに届くかなみたいな体験とかっていうのがないと難しいじゃないですか。
だけど今回の上演って、これを具体的に想像できるっていうのは相当稀だぞっていうような。
たぶん本当に今回、私検索とかが比較的だいぶ得意な方らしいんですけど、その私がいろいろ事前に似たような上演ってあったりするんかなと思って調べた中で全くヒットしないっていう。
おそらく世界でこの上演のスタイル初めてだったんじゃないかなみたいな話だったので、事前のご案内が非常に具体的に伝えるのは超難しかったんですよ。
難しかった。
だからもうとにかく、私メンバーとして毎回稽古に行ってるんだけど、毎回すごい面白いですって思うんですっていうことを伝えることしかできないみたいな。
演者側がね。演者側は練習として楽しい体験。
もうとにかくこんなの初めてだわみたいな。
ちなみに私、知り合いの方があと2人いってて、私は合唱してた経験があるんで、幕が開いた瞬間に、朗読版の合唱っていうイメージだったんですよね。
面白。
そこにメロディーが常にあるわけじゃないけど、声が重なったりとかして、3層で聞こえてくるみたいな。
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で、合唱っぽく見てたんですけど、1人の方は日野秀さんの漫画を読んだことがある方だったから、この漫画をどう編集したらこうなるのっていう、そこの裏方とか、脚本側の興味がすごい湧いたらしいんですよ。
面白い。
で、もう1人の方は普段動画に音声をつけるっていう仕事をしてる方だから、この動作とこの音が連動してるみたいな。
音の重なりとか組み合わせがすごい気になったみたいで。
面白。
見方全然違うんだなと思って。
ほんとですね。そしてそういう感じで見方は楽しんでいただけるような間の取り方とその層の重なり方をする作品だったのかって、今ちょっとお話伺ってて改めて思ってます。
いやほんと、いろんな見方できたと思います。
わ、おもろ!そうか。今のこの3つの話聞くだけでも相当面白いな。
こういう具体的な感想っていうのはあまり聞かないというか、個々人の方たちの思いを伺うことはあるけれど、それが全然違う点で打たれてて、っていうのを比較してこういう傾向があるみたいなのが見える状態で今バーッと教えてもらったの初めてかも人から。面白い。
他の方、一緒に同じもの見たのに終わった後石玉さんが出てきて、よかったですって言った後の感想が、え?そう見てたんだって。その瞬間から、あ、全然違う捉え方してるなっていうのは分かったんですけど、
私合唱してるから、石玉さんが一人でいろんな声を出せるっていうのは元々聞いてたんですけど、こんないろんな声を1時間で出せるってめっちゃ楽しいじゃんっていう。
プレイ側やん!
プレイ側!もう完全にプレイ側で見るっていう。
これ子供の時からなんですけど、ライオンキングとか劇団式のライオンキングを見ても、いいな主人公の男の子みたいな。私もあそこ立ちたいなっちゃうんですけど。だからその、石玉さん特にヒデコング。
ヒデコングね!
ヒデコングがもう一番印象に残ってるんですけど。
ヒデコングね。あれですよね。栗原さんまだビジュアルでヒデコングがどんなのなのかって、あんまりよくわかってないんですよね。
全然わかんないまま聞いたんですけど、一応話の中では、主人公の少年の日野英さんが友達が欲しいって言って絵を描いたと。でその絵を描いて話しかけていたら、本当に実物になったんだけど、サイズとしてはゴジラよりでかいっていう。
ゴジラよりでかいんや!みたいな。
ゴジラよりでかくなる才能を持って、なんか発言したみたいな感じで。
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初めは描いた絵のサイズなんですよ。でもどんどん大きくなっていくっていう感じで、だからその大きくなっていく謎の怪物っていうかモンスターじゃないけど、それをやるっていうね、声で。
朗読の担当3名いらっしゃったじゃないですか。でこのヒデコング役を石玉さんが担当することになったっていうのはどうやって決まったんですか?
いやもうそれは演出の人の一声ですよ。
決まってた?
そうそうそう。あのヒデコング石玉さんがついて言ってくださって。でどういうイメージなのかっていうお話を伺ってると、ゴム、なんだろう硬いゴムが板みたいになっているような感じのゴムがムンムンするような感じの弾力とか厚みとか、なんかそういう感じでって言われて。
ってところからスタートして。
確かに出したことない。それは言われたとて。
で結果的に自分でもこんな声出るんだってびっくりするようなの太くて、なんだろう、なんかもう本当にまだ出るかな。もう出ないかもしれない。
いやもっと太かったな。もうちょっともう一回やろうと思う。ちゃんと頭で考えないとできないかもだけど。
私その合唱している時にたまに指導者の方が来て、体の使い方こうだよとかこういうイメージだよとかなんだろう、いろいろ指導してもらえるとその1時間とかで自分が出たことのない声が出る経験あるんですよね。
石玉さんもそこの練習の場にいて、いろいろ指導っていうか一緒に声を出す方がいたりとか、指導者の方があって出るみたいな経験だったんだろうなと思って。
体の使い方については基本的に教える人とかはいなくて、演出の人がもっとこういうイメージとか、もうちょっと濁らせないでくださいとか、そういう感じのボールが投げられてそれに対して自分なりに答えていくみたいな感じで、
それを繰り返してたらあんななんか本当に目つぶって聞いてたら誰から声出てくるかわからないけど、目開けたらあの人の口動いてるわみたいな状態のところに行くというところまで行けたようですよ。
本当。私1日目と2日目会った時に2日目結構目を閉じて聞いたんですよ。だから石玉さん、1日目は石玉さんが何をしてるかが気になりすぎて、石玉さんこんな声出るんやみたいな。結構すごい目で見てたんですけど、2日目は一旦全体を味わおうと思って目閉じて聞くと、もう全然石玉さんがどの声とかわかんない。その世界に入ってるって感じでしたね。
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そうか。めっちゃいいお客さんやな。めっちゃ今栄養ジャブジャブもらっとるかもしれない。
そうそう。2日行けて本当に良かった。
嬉しい。見てくれて本当に嬉しいです。
本当ですよ。なんかいろんなその娯楽ってあるじゃないですか。夏とか音楽フェスとかあるし、結構私が住んでる糸島市ってマルシェ多いんですよね。
マルシェ多いですよね。
で、こんなこと言っていいのかって話なんですけど、音楽フェスって私ジャンプしなきゃいけないとか、タオルを振り回さなきゃいけないとか、本当にやめてくれって思ってて。
でも好きにさせてほしいみたいな。
回せとか言わないでみたいな。
本当に遠くで端っこで見たいみたいな感じだし。
ちょっとソワソワしちゃうんですよね。途中で立ち上がらないといけなかったらどうしようとか、なんか乗らないといけなかったらどうしようと思っちゃうし。
マルシェはマルシェで、買ったほうがいいかなとか思っちゃうんですけど。
だから楽子とかすごいちょうどいい私の娯楽なんですけど、それ以外にこんな新しいジャンルあるんやって思って。感謝。
相当栗原さんの感覚も面白いですよね。楽子が元々好きっていうのも面白いし、楽子と今回の朗読劇に何らか共通性を見出す感覚も面白いし。
これ、そっか。これ私の観点なわけですね。
だと思う。
そうそう。だから、朗読版の合唱であり、複数である楽子みたいな。
複数である楽子ね。面白い。そっかそっか。
基本的に演者は椅子に座ってるわけじゃないですか。声出してるだけだから、その情景は観客が想像するっていう意味で、楽子と一緒。楽しい。
なるほどな。
なるほど。面白い。そうかも。
多分ですね、朗読って、本当に綺麗な音声を乗せて物語を、そういう声で聞いてもらうっていうものと、結構演劇とかの方によってて、
臨場感等々もかなり出力として出しつつ、物語がそこで起こってるみたいな感じで聞いてもらうのとっていうのが、多分あると思うんですけど。
確かに。
朗読と朗読劇は微妙に違うってことですよね。
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で、同じ名前を使ってても、人がそこに何詰めてるかで微妙にズレは出てると思うんですけど、そういう意味でいくと、今回の見に来てくれた朗読劇は、確かに楽子とかそっちの、そこに人がいてみたいな感じとちょっと近い部分あるかも。
いやー本当に、なんか。
尊敬と感謝って私怒ったんですけど。
もうおもはゆいわ。
そうそうそう。なんか、めっちゃね、5文字以内で感想述べよって言われたら、尊敬と感謝って送る。
漢字にしたら5文字ってことだよね、今の。
漢字にして、はい。マスに収まった。
超ウケる。
ありがてーわ、もう本当。でも本当、やっててめちゃくちゃ本当に面白かったです、今回のは。
なんだろうな、脳みそって30歳になるくらいまでの間に、新しい点をいっぱい打つっていう作業はある程度やっちゃって、それ以降って打った点をうまくつないでいくとかの方の発展の仕方を結構するように切り替わるっていう話があるんですけど、
でも新しい点を打つっていうことができなくなるわけではなくて、新しい点を打ち続けていくことももちろん可能なんですよね。今回は私やってて、明らかに新しい点をちょっと打ってもらった感覚が自分の中にあって。
幸せだ。
新しく打たれた点が自分の中にすでにある点たちと有機的にシャミミミミミミって細いシワも太いシワもミューって繋がっていって、そことなんか関係してる感じになるのはすごいあって、相当面白かったです。
この練習してる側としてどんな体験だったのかとか、ステージでどんな感じだったのか次回聞いてもいいですか。
次回。
次回。続く。
次回に続くにはウケる。
はい。というわけで、今日私から感想をざっくり話したんですけど、今回からお便り募集していこうかなと思います。
お便り募集いいですよね。
はい。
めっちゃいい。
リスナーの皆さんはスポティファイかポッドキャストで聞いていただいてるかと思うんですけど、スポティファイの方だとこちらのチャンネル、実はスタジオヒッチョっていうところから公開されてるんですけど、そこのウェブサイトに飛ぶことができて、そこでどの番組に対するお便りですかっていうのを選んだ後にギャップとマッチにコメントが送れるようになっています。
なってますよね。
もしくはもうちょっとそこわからんっていう方はスポティファイに直接コメントを送ることもできるので。
スポティファイのギャップとマッチのチャンネルのところからコメントが送れるようになっているので。
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そうそう。それすでに2名ほどコメントいただきまして。
ありがたい話で。
近々取り上げたいと思いますが。
ちょっとコメントいただいて、それ取り上げていけるような感じに溜まってきたらめっちゃ喜びますよね。
ちなみに感想でもいいですし、感想コメント、あと相談。
相談ね。
でもOKということなので、石玉さんに相談したいとか。
栗原さんに相談したいとか。
ぜひコメントお待ちしております。
お気軽にどうぞ。
ギャップとマッチ。お届けしたのは石玉と和音でした。
聞くほどに心がほぐれ、何かとの境界線が解けて、ちょっと豊かな気持ちになりますように。
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