1. 本そば ポッドキャスト休憩室
  2. #09 編集者からの質問
2021-09-14 32:20

#09 編集者からの質問

spotify apple_podcasts

新刊など本の情報を書店員はどのように収集しているのか?というお話し。


質問、おたよりはこちらから↓

https://qr.paps.jp/fVeMA

00:05
全然、めちゃくちゃ鳴いてるじゃないですか。
もう夜も更けてますからね。
いやいや、もうね、いい時間ですね。
じゃあ今日も行きましょうか。
本のそばには楽しいことがあるもっとにですね、
書店員歴25年の元書店員ですね、ライターの鈴木と、
出版取り継ぎを経て出版社営業。
現在、書店と出版社をつなぐ一冊取引所運営のわたなべの2人で、
書店員、出版社、読者の方からのですね、
素朴な疑問にお答えするポッドキャスト休憩室でございます。
はい、ポッドキャスト休憩室。
今日もリスナーの方からご質問いただいておりますので、
本当にありがてえ。
本当にありがとうございます。
じゃあ早速いきましょうか。
はい。
ラジオネーム、大井曽茶。
大井曽茶さん、はい。
大井曽茶さんからいただきました。ありがとうございます。
ありがとうございます。
鈴木さん、わたなべさん、こんにちは。
こんにちは。
いつもポッドキャスト楽しみに拝聴しています。
ありがとうございます。
突然ですが、お二人に質問です。
はい。
私は書籍の編集をしているのですが。
編集さんですか。
編集さん、書店員さんにお伝えしたい情報があるとき、
何を使ってどのようにお知らせするのが良いのでしょうか。
お伝えしたい情報というのは、
新刊の内容、テレビの放送予定ほか、メディアミックス情報などです。
メディアに乗る媒体とかそういうことですね。
今は営業が作ってくれる注文書のほか、
編集部のSNS、個人SNS、会社の新刊案内を発行するなどしています。
普段書店員さんがよくご覧になっているメディアはもちろん、
現在そういうシステムがなくても、
こういう方法で知らせてくれたらいいのに、
というご希望があればぜひお伺いしたいです。
最後になりましたが、どうかお二人ともお体を大事にお過ごしください。
ご丁寧にありがとうございます。
ワクチン2回打ちましたからね。
これからの放送も楽しみにしていますということで、ありがとうございます。
こういう心遣いが編集さんらしさがすごく、
素晴らしいですね。
もうファンになっちゃいますね。
メールとかのね、最後にこういう一言が添えられてたりとか。
本当にもう嬉しいです。
コピペで覚ましてありますからね。
見習いたいですね。
大丈夫ですか、ライター家業、それで。
Gメールとか最後にありがとうございますって普通にね、クリックするとありますよね。
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はいはい。
提携文みたいなね。
はい、ありがとうございます。
ありがとうございます、それはさとゆきなんですけれども、どうですか、これは結構。
結構ね、出版社さんにはね、やっぱり新短とか出るときに、
店頭に注目してもらいたいときにどうやって伝えたら一番書店員さんが見てくれるんだろうかっていうのはよく質問を受けますよね、やっぱり。
そうですよね。
ここがまたうまく伝わったときに、お互いにとっていい結果になることも多いですから。
書店員は忙しいっていうのはもういつもいつも前提になっちゃってさ、
それ見てる暇ねとかっていうのは。
情報って自ら能動的に取りに行くっていう方法と、受け身になって自然に目に入ってくる受動的なものってあるじゃないですか。
2つあって、基本的に受動的に情報が入ってくる、放っといても頭に入ってくるみたいな、目につくっていうのはファックスかな。
一番ファックスですね、やっぱりね。
ファックスって本当にね、この時代にファックスって思う人もいるんですけど、
書店員って一台一台端末持ってるわけじゃないんで、
自分の担当のところにメールが来るなんて、どこで見たらいいかと言うと、
レジカウンターにある共有のパソコンかなるので、
見るのには1日外に20分ぐらいしか見れなかったりすることもある。
ファックスだと、基本送られてきて紙になってるから、
チラッと見れることもあるし、立ちながらでも見れるし、
担当する部署のところを持って行って、自分でパラパラ見ながら売り場見たりできるんで。
ファックスってすごいいいですよね。僕はずっとファックスを見てましたし、
新しいお店を建てたときもまずファックスが欲しくて、出版社からの情報として。
欲しい出版社情報は、全部そこの出版社に当店のファックス番号なんで、
送信登録お願いしますって言って、片っ端から数百社ファックスしまくりましたよね。
それ聞いて思い出しましたけど、新店立ち上げのときに、
複合機ですかあれ、ファックス。複合機。
複合機導入したときに、回線が開通してるか送信テストを。
ちょっと渡辺くん、これからファックス送るからさーって。
送信第一号が私の元に。
そうそうそう、まあ失敗してもさ。
失敗してもね、大丈夫。
大丈夫っていうね。
ちょっとちょっと、まあまあまあ、でもね。
めっちゃ相談できる。
そう、あれちょっと嬉しかったんですけどね。
ファックスっていうのは第一の直接出版社の情報として、
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届くし、それのリアクションも打てる。すぐできる。
っていうのがありますよね。
ちょっといきなり、また話は続くと思うんですけど、
腰折っちゃっていいですか?出版営業目線で。
鈴木さんみたいに、紙で出力して、この方ファックス絶対チェックしてるなって方。
だんだんやっぱり送信繰り返してると、
それの返信があるないってだんだんわかってくるんですよ。
この方は見てる方だなと。
逆に、やっぱり返信が全くないお店っていうのがあって。
ありますよね。
一例としては、とあるチェーンストアさんはほとんどファックス返ってこないみたいな。
あるでしょうね、そういうの。
これは本部主導型なのかと思いきや、
それまでは返ってきたのにおかしいななんて、いろいろリサーチしたところですね。
ファックス、紙を削減するために、ロールペーパー削減のためにですね、
PDFでパソコンから見る形になっちゃって、
でもうちの店長レジ、レジじゃないや、
バックヤードでパソコンずっと使ってるので、
私たちもうファックス見れないんですって言われたことがあったんですよ。
なので、ファックス見て、今の話だと端末のせいでファックス見れない人もいるっていうのは、
ちょっと出版、営業、情報発信者側としてはその辺の見極めもちょっと必要かもなみたいなのがあります。
なんかね、ほんとわかるんだよね。
僕も一時期ファックスの量が多すぎて、
紙代とかインク代とかトナー代とかあるから削減しようみたいな話が上からあったりとかしてさ、
結局受信のデータをパソコンのほうに受け取るようにして、
PDFだか画像ファイルかになって、それを見るんだけどさ、
1ページ見るごとにさ、やっぱりパソコンだから重いわけよ、若干。
重いし、だから無機質な数字の羅列とかでファイルのナンバリングされるから、
検索しても、例えば早川書房さんの情報だけ引っこ抜きたいって言っても、
デジタルは検索ができるっていうのがメリットの一つなんですけど、そういうのもできないし、
受信した時間までナンバリングされてても何の意味もないですからね。
そうそう。だからね、例えばそれを店長がチェックしてから、
拡散導入みたいな?
そう、拡散導入。拡散導入のファイルに入れるとかだとさ、
さっき言ったけど私たちはパソコン使えないんだけどって話になるから、
結局印刷して紙で拡散導入渡すのって初めからFAXにしたほうがいいじゃん。
手間増えちゃって。
そうそう。手間をかける時間、パソコンで受信して印刷してスタッフに回すとかっていうことを考えたら、
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まあFAX受信の紙代なんて、逆に言うとコスト的にはそっちのほうが全然時間短縮になるよね。
本当それをやって戻したけどね。
まあ必要ない、たとえばうちの客層に全然合ってないようなさ、
エロ系を一切うちには使ってないのにもかかわらず、
たとえばフランス書院のさ、
ポルノって言い方は今はしないよね。
エロ系の小説あるじゃないですか。
ロマンスの。
ロマンスの言い方。
男女のロマンスを扱ったね。
そういうのをさ、うちは置かないのにさ、そういうのを着てたりすると、
急に送信を切ってくださいみたいなことはやるけどね。
基本的にはそういったのがまず第一に、自動的に目に入ってくる。
しかもその新刊とかさ、
従販情報という普段のメディアにならない情報として、
一番入ってきやすいのがそこだよね。
だから多い措置屋さんの会社でも、
やっぱり営業さんが注文書を作って発信はしてるみたいなので、
まずそこは必ず抑え、一番太いところかもしれないですね。
で、それがまあ普通に。
で、能動的に措置屋員が今たぶん情報として取るとすると、
例えば取り継ぎの東大熱Vとかのクソと言われる取り継ぎさんが、
取引のある書店さんと注文もできて販売実績も入れるっていう、
なんていうのが要は。
ウェブサービスですね、取り継ぎの。
発注機器とか検索とか、いろんなデータがね、そこに集約されてるような。
そうそうそう。それでまあ普通に、
従販とか施策だとか、いろいろニュースとかで出るんで、
そこをチェックして、へーって感じで見たりすると、
あとはSNSを個人個人では見てると思いますよね。
ただまあ書店員が、全員しっかりとSNSで情報集めろってさ、
業務中に言うわけないんで。
やりたい人はやってるけど、別に興味ない人は全然やってないので。
それはなんかまあ、業務としては実は意外と定着してないですよね、SNSで情報収集って。
やる人はやってるけど、やれない人は別にやってないし、
それをやれって言われてるわけでもないし、業務として組み込まれてるわけでもないので。
そのへんはちょっとバラつきがあるんですよね、SNSってね。
そうですね、だからSNSは本当なんか、
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例えばですけど、新宿とかにある大きい本屋さんとかの仕入れを担う方とかが、
それこそ出版社発信以外の何がバズったとか。
まあそういうトレンドだよね。
そういうトレンドをウォッチして、
そういうネット書店とかに先んじて仕入れにかかるみたいなときに、
業務として情報を扱うっていう意義みたいなのがあるかもしれないですけど、
なかなかね、仕事中に、「いやちょっと今ツイッター見てました。」とか言ってもね、
応用不意みたいになりますからね。
別に情報収集してます、SNSで。って言ったら、
まあ熱心だねぐらいじゃん。熱心だねだよ、まだ。
そういうレベルだよ。
ほどほどになーみたいな。
当たり前だよね、とか。
例えば東熱Vとかで毎日チェックしてます、新刊情報、重磅情報チェックします、
ってのは業務の中の当たり前の業務じゃないですか。
そのレベルまではまだSNSのチェックって言ってないんで。
あくまでも個人的なやる気だとかさ、自由に任せてるんで。
ただそこにはある程度フックとして、羽元さんは情報投げておかないと。
ある特定の本屋さんがさ、そういうやる気ある本屋さんが引っかかってるって言うとおかしい。
情報を受け取ってくれてさ、「いい本だ。」って受け取ってもらえて、やってくれるのも嬉しい。
羽元さんだと、やっぱりそれはある程度のマーケット全体の中で広く本を置いてほしいし売れてほしいから、
そこを考えると意外とSNSの届く範囲って狭いんじゃないかなと思いますけど。
そうですね。情報を発信する側も受ける側も、私も専門家じゃないんです。
しかもうまく使いこなせてたかっていうと、必ずしもそういうわけでもないんですけど、
ちょっとだけ自分が営業時代を意識してたのは、なんかの本で読んだあれですけどね。
つけ焼き場ではありますけども。
情報っていうのはストック情報とフロー情報というのがあると。
フローっていうのは流れてくるわけですよね。
流れてくる。
ストックっていうのはある一箇所に、言葉通りストックされていくような。
さっきの鳥継さんのシステムとかに載ってるのは、それも流れてはいくんですけど、どっちかっていうとストックにやや近いのかなと。
そうですね。
Twitterとかいうタイムラインでどこかどこか行くのは完全にフローですね。
ファックスもその中間みたいな物理的に残るけど、基本的には0.何秒ぐらいでパッパッパッパッと処理されていくフロー。
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あとは1日2日届けたい人が休んでたりすると、量多すぎるからとりあえずゴミ箱にとりあえず入れて、またちょっとまっさらな気持ちでみたいになるんで。
そうすると、なるべくストック情報として扱われるような強度をフロー情報を連打することによってみたいな発想になっていくんですけど、あんまり送りすぎちゃうと結果的に見てるけど反応されなくなるみたいなところもあるんで。
最終的には情報を伝えることによって、その本を手厚く扱ってもらおうっていう、受け手にアクションをしてほしいという意図を持って出版社側は送るはずなんですよね。
相手に動いてもらわなかったら、届いただけでは仕方ないよねみたいなところもあるので、最終的には電話とかかけちゃうんですよ。
全国6,000店以上ある書店。その中でもどれくらい稼働してるのかもわからないけどさ。
物理的に人海戦術っていう。
たださ、書店員側の情報収集というか、商品確保も含めた考え方と、実は出版社の商品の書店に置いてもらうとかっていうところの順番が結構重なってなくて、
書店はお客さんが欲しいって思ったときに、書店にないといけないという感覚がすごくあって。
要はお客さんが欲しいって思ったときに、その前に先手を打っておきたいんですよね。在庫確保して。
けど出版社としては別に、商品は置いてほしいけどなかなか置けないから、まずメディアを打って。
告知も含めてメディアを打てるところは新聞広告だとか。
打って、そこでお客さんを動かし、書店に問い合わせをしてもらって、
書店員がすごい問い合わせが多いなって気づいて注文してくるっていうのも、ある程度マーケティングの中に入ってると思うんだよね、出版社はね。
ただ書店ってそれ結構嫌がるんだよ。
やっぱりさ、なんで広告を出してるのに、商品が入らないのに広告を売ってるのとか。
18:00
事前に連絡くれよって思うんだよね。
そのへんの情報の扱い方とか順番がさ、書店側の売り方と出版社の販売と方法論が実はちぐはぐだったりすると思うんで。
出版社は本屋さんに本を置いてほしいので、外掘りを埋めようってところもあると思うんだよね。
需要をまず喚起させて、それから供給を生むっていう状況にするんだけど、
現場の書店のほうは、まず供給をしっかり確保して、そっから需要を増すみたいな感覚になってるから、結構実はバラバラなんだよね、そのへんで。
だからそのへん、じゃんけんに例えると。
なぜじゃんけんなの?
じゃんけんして、絶対後出しじゃんけんしてくるやつなんか、友達なくすじゃないですか。
はいはいはい。
私はしないと思うけどな。
ねえ、あいつとじゃんけんしたくねえなーみたいな。
絶対後出しして勝ったとか言うんだぜとか。
中2よりも小学生ぐらいの、低学年ぐらいの。
例えたい気持ちはよくわかるけどさ。
でもほら、じゃんけんって。
じゃんけん勝たれるよ、そんなに。
そう、勝たれる勝たれる。じゃんけんって、じゃあ後出しダメだからって言って先出ししちゃってもじゃんけん勝てないじゃないですか。
そうだ。
もう出目がわかってるから。
はいはい。わかるけどさ。何の話してんだっけ。
なるべく同時にやってこそ成り立つみたいなところもあって。
そうそう、だからね、それがまあ難しいからね。
それは難しいんですよ。
テレビCM売ってるのになんで、うち商品入ってるよりもテレビCMが売ってるんだったらもっとするよみたいなことになっちゃうしね。
いやけど、うちとしてはまずテレビCM売ってお客さんに注意喚起っていうか、購入する気持ちを持ってもらってから市場に商品を置きたいんですよとかさ。
まあいろいろあるよね。
まあそうですね。
こういう方で知らせてくれたらいいのにっていうのが、なんだろうね、テレパシー?
いやでも、テレパシーじゃないですけど、前なんかちょっと休憩室で話したか忘れちゃったんですけど、
FAXのチラシのレイアウトとかを毎回変えすぎると、どの出版社から送られてきたのかが。
話したね。
言ったじゃないですか。
FAXにしてもメールにしても何でもいいんですけど、この出版社のこの人はこういうスタイルで情報発信してくれるっていうことが認知されてくると、
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相手もそれに合わせてくれるっていう可能性が高まってくるっていうのがちょっと私の理論としてはあって。
そういう意味では、例えば大井曽茶さんだったら、個人的にお付き合いのある方には、例えば私Facebookでこういうそういうのがあったら、
友達限定で情報出す。でそれを出すこともあるけど出さないこともあるとかじゃなくて、なんかあったときは必ず出すっていう。
で営業の人は必ずそういうときは注文書を必ず出す。
メールも個人的に出すんだったらみたいな、そういうのがあったときこの人は情報発信してくれると。
必ずそうだってなると、届いたメールを絶対見なきゃっていうふうにだんだんなってくれるんですよ。
そのへんがちょっと僕は一つポイントとしてはあるかもしれないなと思っていて。
やっぱり情報発信する人、出版社もそうだけどさ、いわゆるプルーフって言われるものがあるじゃないですか。
本当に今すごいですけど、出版社に配りまくってるけど。
でもあれってやっぱり、もらった書店員がツイッターとかで多少お礼も込めた上で、
事前的なことも意識しながら、告知を届きましたり読んでます、面白いですって言ってくれるわけじゃないですか。
あれってやっぱり事前のマーケティングっていうか告知、すごいよね。
だから横並びっていうか、狙いとしてそういうことをするところがどんどん増えてってるので。
俺んとこにはプルーフなんてほとんど来なかったのに。
まあまあいいんだけどね、別に僕はプルーフ来ても読まなかったけど。
読めない、読めないから。
そういう人もいるわけじゃないですか、中にはね。
まあそういうのもあるけど、やっぱりあれの効果って相当大きいんだなと。
だからあんまりたくさん届きすぎちゃうと読めないってなって、
あれだからもうここぞって時だけとかにできればいいんですけど、
とはいえやっぱり、そんなどんどんやって。
まあプルーもお金かかるからね。
いやこれは難しいなー、情報型時代のもうね。
まあ書店員も大変ですよ、いろんなところからいろんなもの送られてきて。
と思います。ほんとそう思います。
新刊とかって本当にね、情報をそこにリーチするにはどうしたらいいのかっていうのは、
そういえばどう受け取ってたのかなと思ったら、
別に自分が積極的に取りに行ってるっていうときに何を基準にしてるかって、
やっぱり出版社なんだけど、
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それはやっぱりさ、この出版社はこういう本を出してるっていうイメージできればいいんだけど、
大井曽著さんってさ、かなりの総合出版社の人ですよね。
質問の内容からそこが伺い知れますよね。
テレビの放送予定なんて、
そうそう、なかなかないですよ。
テレビなんて一生にあるかないかぐらいなところもあれば、
当たり前のようにテレビに取り上げられるような会社さんもあるわけで。
大きいとこですよね、たぶんね。
そこでイメージできるここっていうのがあって、
例えば会社名だけでリーチしようと思って、
もし文芸書が強いっていうだけじゃなくて、
例えば高段車とかってさ、高段車ですって大きいってイメージはあるけど、
いろんなもん出してるから、
たまたま高段車っていう名前で一応気にはしてるけど、
例えば白水車とかさ、
白水車って言ったら人文系はとりあえず置いとかなきゃいけないブランドがあるじゃないですか。
だから新刊情報を気にするけど、
大きい出版社になるとモヤっとしちゃって、
逆に配本でも入ってくるよねって思っちゃってチェックしないんだけど、
そこはもう少し絞って、
作ってる部署だとか、それを全面に出す。
なんとか編集部とか。
っていうところの部署の名前で情報発信をし続ける。
名前まで出すのはその人その人によって得て増えてあったりすると思う。
組織の部署として、たとえば〇〇販売部とか〇〇編集部みたいなのが、
としての名前でこういう新刊が出ますっていうふうにやり続ける。
ここの編集部いつもなんか面白い本出してくるよねとか。
それでようやく出版社の名前じゃなくて、
どこどこ編集部、出版社の名前の編集部っていうところで、
すごいキャッチーなイメージになっていくんじゃないかなとは思うけどね。
そうですね。
ちょっとひと工夫しながらも継続性のある情報発信をすることで、
よりだんだん届きやすくなっていくっていう。
出版社とはさ、たとえば早川書房っていうのは、
もう本当に塊でとんでもない人たちが作ってる会社じゃないですか。
27:00
ちょっと個性がある会社じゃないですか。
そういうのはわかるんですけど、いろんなジャンル。
コミックもやって、文芸もやって、実用書もあって、
語学書もあって、学産も作ってるみたいな、すごい総合出版社だったりすると、
その出版社の名前だけだとモヤっとしちゃって、
えっと新刊が出るって、はあ、新刊いつも出てるよねって話になっちゃうから。
その中でキャッチーになる。
だったらやっぱり作ってる部署とか、
この部署が作るのはいつも変なものが多いよねとか面白いよねとかって、
そういうのがやっぱり必要になってくるんじゃないかな、もし書店の目に留まるんであれば。
ここの販売部はいつも面白いの作ってるな、本とか。
今回何が出るんだろうみたいなことなんじゃないかな。
編集者さんもすごい自分の名前を全面に出してやってらっしゃるタイプの方もいますし、
どっちかというと主役は本であり、主役は書き手の方だったり、
自分はやっぱり黒子裏方に対するスタンスの方の方がやっぱり多い。
ほとんどの方はそういう方だと思うんですけどね。
名前は出さなくてもいいからね。
部署としての組織としての面白さみたいなのがあればいいと思うんですけどね。
結構ほら、文芸。
河出さんの。
はい、河出志望さんの。
なんかはさ、完全にそうじゃないですか。
もう面白いところ。
部署の個性じゃないですか。
面白いところを突き詰めてこうっていうのが伝わってきますよね。
そういうのってさ、文芸部の人が新刊出しますとか、
ちょっと目を止めてどんな本か気にしてみようって思うじゃないですか。
ああいうもんですよ、たぶんね。
知らない人は、河出の文芸の編集さんとかね、
とりあえずマーケティングとか関係ないっていうね。
今、自分が面白いと思ったのを特集するっていうさ。
逆に言うと、オールドタイプな、オールドスクールな出版編集者って感じだよね。
そう思います。
自分の感性を大切にしてる。
それが一周回って、今の時代すごいそれが新しくなってさ、市場を集めてるっていう状況なんで。
そういうのはやっぱり必要になってくると思うんですけどね。
また30分話しちゃった。
10分ぐらいがちょうどいいんじゃないですかってね、いつも言って。
今回の質問も、一言で答えられないような質問だからこそ質問もしてくださったんでしょうけれども。
それをね、いろいろああだこうだいうのの中からヒントでも拾って。
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ささやかでもあれば。
もらっていればいいんじゃないですかって、お金を大事にしていただければ。
はい。
あとは最後にこういう情報っていう意味で言うと、やっぱりブックスプロさんには私も期待しかないと思っているので。
時間はかかってもより業界に浸透していくことを僕としては願っています。
何それ。
だからやっぱりストック情報っていうか。
願っていますっていう締め何だか。
お祈りしておりますっていうことですね。
就活で言うお祈りメールってあるでしょ。
お断りメールなんでしょ。
不採用メールはご活躍をお祈りしておりますって必ず最後に締めあるから。
そっか、じゃあちょっとなんかディスっちゃった感じですかそれ。
いやいやいやいや。
まあまあね。
でもね、本当それぞれの立場でやれることってあると思うので、
そうですね。
私も含めてこういうところに関わって、それが読者が喜ぶ、また出版につながっていくと思いますので。
そうですね。
はい、頑張っていきたいですね。
どうでしょうか。
大井早茶さん。
はい。
大井早茶さん、口が回らないです。
はい。
いかがでしたでしょうか。
はい。
少しでもヒントになれば、こちらも話した甲斐があります。
ご質問お待ちしております。
これからもいろいろとこういった編集者さんからも嬉しいですし、
読者の方とかでですね、この本に入っている紙なんですかとかね、
そういった素朴な質問もお待ちしておりますので、ぜひぜひこれからもよろしくお願いいたします。
みなさんどうもご視聴ありがとうございました。
ありがとうございました。
それでは、またオタマトーンによってお別れの挨拶となっております。
さようなら。
さようなら。
さようなら。
なんだそれ。
32:20

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