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2024-10-02 11:16

#075_漢字テストで良い点を取らせたい教員の打開策

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#高校 #国語 #教員 #声日記

 

▼案内とアンケート

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どうもお疲れ様です、いかです。この番組では、高校の国語科教育をしている私、いかが、仕事のことや仕事以外のことを緩くおしゃべりしていきます。
今日はね、漢字テストで良い点を取らせてあげたくて、私がやったことを紹介しようかなと思います。
今ね、1年生の授業を4クラスかな、現代の国語を2クラス、言語文化を2クラス持っていて、全ての生徒、1年生の生徒を見てるんですね。
授業態度は比較的良いんですよ。前向きに学習に取り込もうとします。話もちゃんと聞くしね。
ただね、学力が低い。正確に言うと、例年に比べて学力差が大きいんですよね。
模試の偏差値を見たら、下の層がかなり分厚いですね。
あと欠点を取っている、つまり一学期の成績である一定の基準を下回っている生徒がかなり多いんですよね。
できるけどやらない、サボってるみたいな子ももちろんいるんですけど、
勉強の仕方がわからなかったり、気がついたら授業についていけなくなったりっていう子も結構多いみたいなんですよね。
そういう子は、勉強ができたらいいなとふんわり思っているだけで、次のアクションを自分から取ることができない場合が多いですし、
どんどんそういうできないっていうのが繰り返されて、次第に自信を失ってしまって、
どうせやっても意味ないわとか、もう何もしなくていいやっていう、そういう選択を自らしてしまう可能性が高いのかなと思うんですよね。
漢字テストの採点をしていて、やっぱり点数が低いんで、これもうちょっと点数を取らせてやりたいなと採点をしながら最近思ってたんですよね。
漢字テストって、範囲限られてるんですね。週に1回するんですけど、ワークがあってね、その見開き2ページ分だけなんですよ。
勉強すれば比較的点数取りやすいと思うんですね。
なんでその勉強するという学習習慣を身につけさせたいなと、あとは自分もやったらできるんだっていう、漢字テストっていう小さいものではありますけど、
その中で小さな成功体験を積んで、自信をつけさせてあげたいなと思ってたんですよね。
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で、そこで考えたのが漢字テストサポートプログラムという、ちょっとかっこよさげな名前にしたんですけどね。
で、週に一度ね、漢字テストのある、漢字テストがあるのがね水曜日なんですけど、
その前日、7時間目まで授業がある火曜日の放課後、16時半から17時までの30分間だけ一つの教室に集まって、漢字テストの勉強をするっていうことをね、やってはどうかなと思ったんですよね。
で、漢字の練習プリントを私が用意すると。で、生徒の持ち物はシャーペンと、もう生徒のやる気だけでいいよと。
で、そのサポートって言ってるぐらいなんで、ちょっとこう特典がありますよみたいにね、してね。
今までの漢字テストの特典やその平均点を教えてあげましょうと。これにより現状を知ることができますよと。
で、プログラムに参加した結果、どのくらい点数が伸びたのかっていうのも伝えますよ。
こういうサポート内容にしました。
でね、しましたっていうか、こんな感じでいこうと思うんですけど、どうでしょうねっていうのを、その1年生の担任を持っている学年の国語の先生がもう一人いらっしゃるんですが、
その国語の先生に相談したら、ぜひそういうふうに先生が言っていただけるんであれば、やってもらえるんであればありがたいですっていうふうに言ってもらったんで。
国語の先生のコンセンサスは取れたと。
で、生徒に卸そうかということになって、私が持っている授業、原文と原告の中で生徒にね、紹介をしました。
私ね、よくCanvaっていうプレゼンのアプリというかソフトというかを使うんですけど、
Canvaで1枚のスライドポスターを作って、その内容を授業の中で説明して、で、参加したいかどうかアンケートを取ったんですね。
参加したい人が多そうだったら、2学期の中間講座会ぐらいから始めてみようかなと。
少なかったら、もうそんな人数がいなかったらやらないでおこうかなっていうのも一緒に伝えましたね。
で、アンケートの結果が今日出そろったんで、どんなもんかなと見てみるとですね。
参加したいが10人、全体の7.4%。
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友達が行くなら参加したい、36人、26.5%。
興味はあるがわからない、35人、25.7%。
あまり参加したいとは思わない、36人、26.5%。
参加したくない、あるいは参加できない、19人、14%でした。
参加したいと、友達が行くなら参加したいを合わせると、46人、34%ぐらいいたんですよね。
一つの教室に収まらないぐらいの数ですね、これ。
意外と多かったです。もっと少ないと思ってました。
これだけ需要があればやってもいいんじゃないかなとね。
書き補修とかね、補修を募集してもこんなにも集まらないんですよね。
多くて10人とか少なかったら1人2人とかの時もあるんでね。
案外多かったです。
これで学年主任の先生にもこの数字を踏まえて一応相談をしてみて、
ぜひという感じになればOKが出れば本当にやってみようかなと思います。
あと中間講座後だと、中間講座に漢字とか大体出るんですけど、
できなかったなとか、もっと点数取りたかったなっていう生徒はね、
多くなるんじゃないかなと思うんですよね。
興味はあるがわからないと答えていた漂っている人々も取り込めるんじゃないかなと、このタイミングだとね。
漢字テストね、難しくて、点数取れないままずっと続けてても意味あるんだろうかっていうのもあったりするんですよね。
もう実施するだけみたいな。
だからなんとか勉強するように先生たちは工夫を重ねるわけなんですが、
よくある工夫としては、私もこれ過去にやってたんですけど、
10点中、10点だとしたら10点中6点以下は不合格で居残り再テストとか、
あとは不合格者課題を提出とかね、
そういう生徒がうわ最悪や、みたいな。
もうこんな面倒くさいことにならんように勉強しようと。
合格点は取ろうって何とか思わせるためにね、やるっていうね。
そういうのはあったんですけど、
これね、課題を出さない子とか居残らない子追いかけるのもね、先生側からすると結構大変ですよね。
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あとやっぱり何と言っても生徒にとって、
同じ勉強するならね、そういうネガティブな漢字よりもポジティブにできる方がいいですし、
次につながる勉強ができた方がね、いいと思うんですよね。
で、私がさっき紹介してたそのプログラムだったら、
一見手間に思えるかもしれないけど、
実は私プリントするだけでいいっていうね。
過去の漢字テストの得点なんてもうすでにデータはあるしね。
私生徒が勉強している30分間っていうのは、
ショートテストの自分のね、他の採点とか、
あとプリントの点検とか、他の仕事できるんでね、私いるだけです。
仕事する場所が職員室なのか、1年生に囲まれた他の部屋なのかの違いぐらいかな。
だからプリントの点検とかは全然やってもいいかなとか思ってるんですけどね。
まあね、自分を変えたいんだったらまず環境を変えるっていうのはすごい大事な方法だと思うんですけど、
生徒がね、自分でそれをやるっていうのは確かに難しいと思うんですよね。
だからその環境を作ること、勉強しようかなと思わせることっていうのは、
思わせるために上手いことを私が持っていくっていうことはできるんじゃないかなと思ってやってみたら、
案外上手く載せることができましたって感じでしたね。
アンケートはやっぱりびっくりしましたね。
ということで、中間交差後にできたらなと思っているんで、ちょっとね、楽しみだなという感じです。
はい、漢字テストね、どこの学校でもあるんじゃないかなと思いますが、どんなふうにされてるんでしょうかね。
他の先生のお話も聞いてみたいななんて思いながら今日はお話ししていきました。
では今日はこれぐらいで終わりたいと思います。ありがとうございました。
11:16

Comments

なんと丁寧な取り組みでしょう!生徒さんを大切に思う気持ちが伝わります。希望制もいいですね。今後の報告が楽しみです♫

ありがとうございます! 励みになります😂 また良いご報告ができればと思います!

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