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2024-09-01 10:00

#5 夏休み明け 授業の振り返り

夏休み明け1週間の授業の振り返りです。 #国語 #ビブリオバトル #教育
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Summary

夏休み明けに始まった授業では、東北のお祭りをテーマにした活動やビブリオバトルが行われています。この週、生徒たちは声を使って思いを伝えることに焦点を当て、絵本の読み聞かせや質問の技術を学びながら、楽しいスタートを切っています。

夏休み明けの授業
みなさんこんにちは、ばじるです。
5回目の放送となりました。
楽しかった夏休みも終わってしまい、
学校が今週から始まりました。
たった4日間しか行っていないのですが、
もう、そうですね、2週間くらい働いたようなぐったりとした気分でいます。
今日は、台風のおかげという言い方はちょっと不謹慎ですが、
活動の大会もなくなり、のんびりとした週末を過ごしています。
今回の放送では、このぐったりしてしまった4日間の授業の振り返りをしたいと思います。
みなさんは、夏休み明けまたは長期休暇明けの授業の開始は、どんなふうに始めていらっしゃいますか?
私は、自分自身が気持ちが乗らないということもあって、
夏休みこんなことしました、という写真だけのスライドを作り、みんなに報告をしています。
なんとなくのんびりスタートという感じです。
今回は、東北のお祭りを見て回ったので、
その写真や動画を見ながら、東北のお祭りってすごいよね、という報告から始まりました。
ねぶた祭りや関東祭り、さんさ踊りなどを見てきたんですけれども、関東祭りの反応がとても良かったです。
提灯には全部、ろうそくの火が灯っているとか、あの竿は60キロあるとか、それを片手で持ち上げるんだ、という話をすると、
普段私の話、話半分で聞いているような生徒も、しっかりこっちを向いて話を聞いていました。
そんなゆるゆるスタートの2学期ですが、この2学期の目標、私の中では、声で思いを伝えるということを設定しました。
11月に初任者研修があり、平家物語を群読するという目標を持っています。
1学期は割と書くことに力を入れて、小さな作文からいろんな種類の作文を書くことをやってきたんですが、
今回は、思いを伝え合う、話し合う、話し合うことで、1つの作品の理解を深めるという活動をしたいと思っています。
そんな目標の準備運動として、第1回目の授業は、絵本の読み聞かせ合いというのをしました。
カラスのパン屋さんとか、野菜のお腹とか、読みやすいものからちょっと考えさせるものまで、色とりどりの絵本を揃え、3、4人のグループになって、お互い読み聞かせをしあいます。
読み聞かせをしあった後、何でもいいので一言コメントを言い合いましょうということにしました。
今後の質問するという力を鍛えるための第一歩です。
要は、チョコレートパンが食べたくなったとか、バババーチャンのかき氷がおいしそうとか、そんなんでいいから感想を言い合いましょうということをしました。
割と恥ずかしそうに読んでいたり、ノリノリで読んでいたり、様々な反応があったんですけれども、最後に振り返りの記入をしました。
ビブリオバトルの実施
それは読んでみての感想でもいいし、聞いてとしての感想でも構わないということで、ただ初回だったので、よくありがちなICTトラブルがあり、うまく記入できた人、なぜか入力ができない、キーボードが反応しないというトラブルの中、まあまあ何とか振り返りを記入して終わったという感じです。
次からは、ビブリオバトルに入りたかったのですけれども、もちろん夏休みの宿題1回目で全員が提出できるわけではありません。
読書郵便の宿題とビブリオバトルの宿題をまだ出せていない生徒を待ちながら、語彙に関する授業を行いました。
子供たちは、えーなんて言っていたんですけれども、いやここは真面目にやるよと言いながら、熟語の構成の勉強です。
熟語の構成の勉強の一番最初の部分で、学校司書と私でビブリオバトルのデモンストレーションをしました。
私の考えなんですが、ビブリオバトルの中で一番大事なことっていうのは、バトラーに対する質問だと思っています。
観客の質問が良ければ良いほど、そのバトラーのスピーチもとても良くなっていく、また本の理解も深まっていくと私は考えています。
ですが、質問をすると言ってもすぐできないと思い、質問の技カードというものをみんなに大画面で表示をして、
まずは最初、学校司書の先生に個人的な質問をしてみようというコーナーを設けました。
もちろん、なぜ学校司書になったのですかとか、一番好きな本のジャンルを教えてくださいとか、
なぜその本が好きなのですかとか、割と質問しやすいと思うんですよね。
なぜとか、どのようにとか、そういった言葉を使うと質問はしやすいよっていう質問の技の話を最初にして、そういった質問を行いました。
その後、学校司書の方と私でビブリオバトルをして、みんなも質問をして、どっちの本が読みたくなったかという授業を行いました。
これで、自分たちの行うビブリオバトルのイメージがしっかりついたところで、
どんなふうに紹介しようか、大体のことは考えてくるようにということを言い渡して、
来週からは版のビブリオバトルが始まっていきます。
授業の関係で、一クラスだけ版のビブリオバトルが終わったクラスがありました。
ビブリオバトルをするというのに、本はすでは4人くらいいて、やっぱりこれは私の指導力のなさかなと思いながら、
ない中頑張んなさいという感じでビブリオバトルを始めました。
場所は学校図書館です。やはり本に囲まれた空間でのビブリオバトルということにこだわりを持っております。
実際、ビブリオバトルという名前を使うのであれば、5分間しっかりバトラーが本の紹介をしなくてはいけないんですけれども、
ミニビブリオバトルでは3分でもかまわないというルールになっています。
ただ、うちの学校の生徒は本当に本が読めない生徒が何人かいるんですね。何人かの何人の数がちょっと多いんですよ。
3分間、何て言うんですかね、何もしゃべれないとか、そういう時間を設けるのもかわいそうなので、
特別ルールとして一律2分間ということにしています。もちろん絵本もOK。
何を言っていいかわかんなくなったら、絵本の人は絵を指してこの絵の解説をしたってかまわないんだよというヒントは与えています。
このようにハードルを下げた中で、うちの学校の生徒もどの生徒も一生懸命、本の魅力を語り続けることができたと思います。
もちろん小学校の教科書に載ってた話だよなっていうような話を紹介して、手を抜いている生徒もいるにはいるんですが、
でも2分間は語り続け、2分間は質問に答え続けることができたということで、
クラスの仲間に紹介するという活動は本当に生徒にとってとっつきやすい、やりやすい、そして意欲が湧く活動であるなという認識を持つことができました。
普段、国語となると授業が難しくてよくわからない、うまく参加できない、発言してもなんだかちょっとずれたことを言ってしまって、もう言えなくなってしまったっていう生徒もいるんですけれども、
今日はビブリオバトルのためだけに学校に来たという生徒も何人かいました。
そう言ってくれる生徒はほとんど普段おとなしい生徒だったりするんですね。
ビブリオバトルが苦手な生徒ももちろんたくさんいるんですけれども、喜んで取り組んでくれる生徒もいるんだなと思い、この活動はやはり毎年夏休み明けに続けていきたいと思っています。
さて、来週から全クラスの班でのビブリオバトル、全クラスでのクラスのビブリオバトルを行います。
どんなビブリオバトルになるのかとても楽しみです。
2学期の目標、話す、声で思いを伝える、は順調に滑り出したように見えます。
また来週も振り返りをお届けしたいと思っています。
最後まで聞いてくださってありがとうございました。
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