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2024-09-23 07:03

#8 盆土産 朗読発表会

朗読劇発表会を行いました。結局は反省が多い授業となりました。日々精進します。 #国語  #盆土産 #中学校  #朗読
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Summary

2024年9月の国語の授業では、盆土産に関する朗読発表会が行われています。生徒たちの表現力や学びの成果について振り返りが行われ、今後の授業への課題が浮かび上がっています。

盆土産の朗読発表会
みなさん、こんにちは。ばじるです。8回目の放送となりました。
今日は、2024年9月17日から9月20日までの1週間の国語の授業の振り返りを行いたいと思います。
いよいよ盆土産の朗読発表劇発表会が行われました。
県庵のお経の件なんですけれども、いろいろ動画を探してはみたのですが、
宗教色があまりにも強いのでって当たり前なんですけれども、ちょっと学校の授業では使えないかなと思い、却下しました。
物語を追求するという点で、この方言の必要性や、あとお経の話をしました。
お経って一体何のためにあげるんだろうね、という話をして、
お亡くなりになった方々へ、現世の我々からお話しする言葉だとか、
あとはお葬式の時では、亡くなった方の魂を沈めるという意味でもあるんですよ、というお話をしました。
こんな感じでお経って読んでいるかな、なんて私のエセお経を披露し、
この物語の雰囲気ってどんな風に受け止めましたか、という意見をクラス全体に投げかけました。
すると、分かっている生徒が多くて、お父さんとこのお盆に会うことができたんだけれども、
次に会うのはお正月でしかないっていう寂しさを感じるとか、田舎って感じとかって言われて、
田舎か、そうだね、のんびりした感じがするね、なんて言いながら、ちょっと言葉を付け足しながら、
この物語の盆土上げの雰囲気というのを共有できるようにしていきました。
その中でちょっと不思議だなと思ったのが、家族愛っていう言葉が一切出てこなかったのが不思議でした。
うちの学校では学びの足跡といって、要は振り返りをしっかりと単元ごとに行おうという決まりがありまして、
その学びの足跡でエビフライはこの物語の中で何を表しているのか、何の象徴なのかっていう問いかけをポンと出してみたんですね。
そうするとまたバラエティーに富んだ答えがいっぱい返ってきて、まだ一クラスしかそれは行っていないんですが、
ちょっと4クラス全部見てから丸付けもしなくてはいけないので、丸付けをしていこうかなと思っています。
今回は生徒主導の授業であったがために、深い部分まで伝えきれていなかったんだなという現状が読み取れました。
授業の振り返り
声に出して表現するという部分では、うまくいったかなという感じがします。
あるクラスの2人の男子がひたすらChromebookで青森の方言を調べていたんですね。
どんなふうに発表するのかなと思ったら、しっとりとした雰囲気を出しながらも、おそらくこんな方言で向こうの人が読んだら読むんじゃないかな、
主人公の人が読んだらこんな感じかなっていうような読み方をしたのがものすごく良かったです。
この2人は表現することが好きなんだなと。1人は見るからに好きそうな子だったんですが、
もう1人が頭の中で考えていることと文字に起こした言葉との乖離がすごく激しいなと思っている子で、
一体どういう生徒なんだろうってちょっとつかみかねている生徒が1名いたんですけれども、その生徒も表現することはすごく好きだということが分かりました。
もしかしたら今回そのペアでやったから長所が発揮できたのかななんて思いながら発表を聞いておりました。
その同じクラスのもう1人の生徒は質問力が秀逸で、読みの深さが我々の指導による成果ではなく、
彼女自身の先天的に持っている力なのではないかと思っているんですが、非常に素晴らしいんですね。相当家で質問を準備してきているなというのが分かりました。
彼女がいるおかげで非常にそのクラスの読みが深まっていったんですね。そういうクラスが他にも4クラス中2クラスありまして、
残りの2クラスは1クラスはやれって言うからやってるっていう感じで表面的な読みで終わってしまっている。
もう1クラスはノリノリで楽しんで楽しむという方向で終わってしまったという表面上しか読めていない浅い読みが2クラス、深い読みが2クラス。
この内容理解の深まり方というのは生徒の力によって違ってくるっていうあたりがちょっと反省点ですね。楽しく朗読劇を行うことが本当に目標だったんですけれども、
もともとの国語の目標が達成できているのだろうかという不安が結局は残りました。
最後の最後に私が解説することに残りの2クラスはなるのかなという感じです。
来週からは、この月曜日からは、向田邦子さんの字のないはがきを行いたいと思っています。
この字のないはがきは朗読劇ではなくて、向田邦子さんが描いているお父さんの人物像をしっかりとそちらの方では追求していきたいなと思っています。
単元テストでもそういったテストを行おうと、授業とテストのつながりが持てるようなテストを作っていこうというのが目標になっています。
つれずれとした私のこの放送を最後まで聞いてくださってありがとうございました。
皆さんにとって来週がいい1週間となりますように。
07:03

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