1. かいだん
  2. 【第242回】映画「ラストマイ..
2024-09-11 37:57

【第242回】映画「ラストマイル」感想回

このポッドキャストは、Webニュース編集者のうすだと、ブロガー兼ライターのカイがITの話題から最近のお気に入り、個人的イチ推しなどを雑多に語る番組です。

第242回は、話題の映画「ラストマイル」について語りました。

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取り上げた話題

◇ ラストマイル

脚本野木亜紀子、監督塚原あゆ子、プロデューサー新井順子という、ドラマ「アンナチュラル」「MIU404」のメンバーが映画に進出。2周連続で映画動員ランキング1位を取るなど人気の作品。

映画『ラストマイル』公式サイト

◇ アンナチュラル回

調べたら第8回でした。もう4年以上も前だ。

【第8回】アンナチュラルな水曜日はパラビで続くよどこまでも - かいだん - LISTEN

◇ MIU404

アンナチュラルの刑事がMIU404にもゲスト出演することでこの時期からすでにシェアード・ユニバースっぽいことは始まっていた。

金曜ドラマ「MIU404」|TBSテレビ

◇ シェアード・ユニバース

MIU404で出演したアンナチュラルのメンバーはあくまで脇役だったのが、ラストマイルではアンナチュラル、MIU404の主演クラスが出演。詳細は徳力さんの記事をどうぞ。

「ラストマイル」の大ヒットが切り開く、「シェアード・ユニバース」という映画とドラマの新しいカタチ(徳力基彦) - エキスパート - Yahoo!ニュース

◇ また米津か

シン・ウルトラマン感想回、続く「君たちはどう生きるか」感想回でカイが漏らした「最近有名作品の楽曲がだいたい米津玄師である」というフレーズ

【第127回】ネタバレ全開で語るシン・ウルトラマン - かいだん - LISTEN

【第187回】「君たちはどう生きるか」を僕たちはどう見るかネタバレ回 - かいだん - LISTEN

◇ 地面師の綾野剛

Netflixの話題作「地面師たち」で綾野剛は地面師詐欺の交渉役を演じており、MIU404のテンション高い刑事役とは真逆のキャラクターというギャップ。

やばすぎるNetflix「地面師たち」後味の悪い魅力 綾野剛と豊川悦司演じる「100億円不動産詐欺」 | 今見るべきネット配信番組 | 東洋経済オンライン

◇ 境さんのコラム

こちらをどうぞ

映画「ラストマイル」メッセージのための犯罪になっちゃってる|境治@MediaBorder

◇ FFVIIのクラウド

ポリゴンの時はマンガっぽかったのでさほど違和感なかったクラウドが、リアルになるとその大剣がとんでもないギャップ

PS5®『FINAL FANTASY VII REBIRTH』と原作のポリゴン数を比較! ポリゴン数の観点からシリーズの歴史を振り返る! – PlayStation.Blog 日本語

◇ インディ・ジョーンズの冷蔵庫

もっと昔かと思ったら意外に2008年の作品だった。核爆発を冷蔵庫に入って逃れるというマンガ展開。

『クリスタル・スカル』「核の冷蔵庫」だけじゃないトンデモ、デタラメだらけ|日刊サイゾー

◇ ミッシング

石原さとみの怪演が話題の映画作品。これは逃げ場のない映画館で見るこその作品なので時間あればぜひ映画館でご覧ください。

映画『ミッシング』公式サイト|大ヒット上映中!

◇ 経堂6丁目

アパートこれかな? ミッシングのアパートもこれだった気がする

シティハイムつるしろ(小柳町アパート)|ロケ地検索|ふちゅうロケーションサービス

撮影専用の物件サービスというのもあるんですね。世の中奥が深い

ハウススタジオなら株式会社マーク

編集後記

カイ

次はアンナチュラル2または劇場版アンナチュラルをお願いします。

うすだ

シェアード・ユニバースは、「共有」の意味のシェアなのかも

Summary

映画「ラストマイル」では、オンラインショッピングや物流の現状を背景にしたサスペンスが描かれており、特にアマゾンをモデルにした企業の描写が印象的です。また、脚本家の野木亜紀子による作品との関連性が強調され、前作の登場人物が再登場するシェアードユニバースが特徴的です。この映画は、物流業界の暗い側面を掘り下げ、主人公の満島ひかりがデイリーファーストのセンター長として直面する課題を描いています。作品の中では、伏線の巧妙な回収に注目が集まり、視聴者に驚きを与えるストーリー展開が評価されているようです。また、ストーリー展開の一貫性やキャラクター設定の甘さについての意見も述べられています。社会派とミステリーの要素が交錯し、観客の受け取り方に影響を与えているとされています。予想外の展開が魅力的であり、特に脚本の野木亜紀子の手腕が光ります。石原さとみの演技も話題となり、彼女の他の作品への視聴意欲をかき立てる内容となっています。

映画「ラストマイル」の紹介
kai3
うすだです。カイです。うすださん、見ましたか? 最近話題のあの映画。
うすだ
いやー、見ましたよ。すごかったですね。
kai3
あってるかな?お互いの意識。
うすだ
せーので言いますか?
kai3
はい、じゃあ、せーの。
ラストマイル。
うすだ
はい、ラストマイル。面白かったですね。
kai3
これ、前にこの番組、確かあれかな? 配信番組が面白いみたいなのをしてる時に、
アンナチュラルっていうドラマがすごい面白いって話をね、結構前にしてるんですけど、
今回そこで脚本を務められてた野木亜紀子さんと、
あと監督とか、あの辺チーム全部一緒なんですよね。
アンナチュラルのドラマを手掛けたメンバーが、
その後今度はMIU404というドラマを手掛け、
さらにそのメンバーで今度は映画として、ラストマイルという映画を作ったという。
満島ひかり主演。超大作なんかあれでしょ?
公開2週連続1位を取ったっていう、
他に大きいライブはいなかったのもあるのかもしれないけど、
結構記録っぽいですよね。
うすだ
評判、そこまででもないかなと思ってたんです。
僕も意外でした。
事前の宣伝とか、始まってから割と口コミ的というか、
このメンズなんだよね。そこそこ話題になってもいい割に、
そこまで話題になってないかなと思ったんですけど、
始まったらやっぱり口コミ的に、
いろんなところで見にするようになったなっていう気がして、
僕もそんな興味なかったんですけども。
kai3
そうですね。僕はドラマ界はやっぱり、
映画になっちゃったらすごい評判いいし、
アマゾンをモデルにした物語
kai3
それを受けてのMIU404も人気があったので、
ドラマ好き界隈には結構人気は出てたんですよね。
ただ映画としてこんなにフィットするんだっていうのは、
僕もちょっとびっくりでしたね。
どうでした?まだネタバレに入る前のざっくり感想として。
うすだ
あのね、面白かったんですよね。
面白いは面白かったんですけども、
基本的にこれはあれですよね。
今の物流というか、オンラインショップ、
ECの舞台、要するにアマゾンですよね。
kai3
露骨にアマゾンな感じですよね、あれはね。
うすだ
露骨にアマゾンの舞台に、
上流のアマゾンの本社とか米国みたいな風なところから、
倉庫とか配達員とか関連会社みたいな人々の苦闘を描きつつ、
中で起こる殺人事件みたいなものが、
サスペンス的につながっていく中で、
それぞれの思いみたいなのを描かれるみたいな、
作りにはなっていましたよね。
その仕組み自体は結構面白かったんですけども、
やっぱり我々に身近なアマゾン、
kai3
どう見てもアマゾンだよなっていうところもあって。
そうですね。だから物流としては、
アマゾンをモデルにしてるけど、
アマゾン以上のとんでもないスーパー企業っていう感じでありますけどね、
規模感で言うと。
僕の感想言っていいですか?
はい、お願いします。
うすだ
また米津かっていうね。
僕ね、そこはプラス評価をしてるんですよ、実は。
kai3
今回に関しては3部作なので、
3部作全部米津かなんですよね。
はい。
アンナチュラルでレモンで、
MIU404で感電。
ということで、シリーズとして、
これはそういう話も出ますけど、
作品がいろいろリンクしてるんで、
それを占めるって意味で米津玄師っていうのは僕はしっくりきたんで、
シェアードユニバースの関連性
kai3
また米津かと思いながらも、
この作品はやっぱり米津だよねって思いながら、
エンディングを迎えましたね。
うすだ
僕ね、逆に米津経由で、
米津の最新曲が、
映画主題歌、そういえばラストマイルってやつやってるんだ、
みたいな感じで聞いた気がします。
kai3
がらくたですよね、がらくた。
僕はね、一応真面目に面白さ的なことを言うと、
うすだ
すごい面白かったです。
僕もね、すごい面白かったんですけども、
それがすごい映画の評価、
最高に素晴らしい映画っていう感じでもなく、
最高に素晴らしいところもあればツッコミどころもあって、
それがちょっと面白いみたいなところもある。
kai3
そういう意味ではね、僕の場合は、
面白さの評価として、
野木亜紀子脚本作品として面白い。
野木さんって結構、
いろんなバリエーションある作品作れる人なんですけど、
物によっては僕ちょっとあまりハマらないやつもあるんですよ。
うすだ
獣になれないとかは結構、けもなれはちょっと合わなくて。
kai3
社会派サスペンスミステリー系の作風が好きなんですけど、
だけどフェイクニュースは、
なんかちょっと設定がちょっと、
マンガチックすぎるなみたいな、
それは合わなくて。
そういう中で僕はアンナチュラルがぶっちぎりで1位。
MIU404はアンナチュラルほどではないけど、
まあ面白いねぐらいだったんですけど、
今僕の野木亜紀子ランキングでは、
アンナチュラルに次ぐ2位に踊り出ましたね。
ぐらい面白かった。
ぐらい面白さとしてはすごい良かったですね。
なぜかすごい満足してみられた。
ちょっとねまだ上映して間もないんで、
ネタバレどこまでやるか悩みつつ、
まあでもそろそろね本題に入って、
ゴリゴリネタバレでいこうと思うんで、
まだ聞いてないぞって人はね、
ちょっと耳下げながら、
再生時間だけ完了させてください。
じゃあちょっと本題に入っていきましょうか。
どうですか?具体的なとこ触れていくと。
うすだ
あのねすごい面白かったんですけども、
まず僕直前でラストマイル本当に行く電車の中で、
まずシェアードユニバースっていう。
kai3
あ、出ましたね。この本作のキーワード。
シェアードユニバース。
うすだ
これ何なんですかね。
ちゃんと説明してる。要するにあれですよね。
野木さんの作品とリンクしているという、
これもアンナチュラルとミューと。
kai3
さっきアンナチュラルとMIU404と、
世界としてはつながっていて、
前作のMIU404にも、
アンナチュラルの刑事たちが出てくるというリンクしていて、
あ、つながっているんだというのは、
その時から明かされているんですよね。
今回はそれがより強まって、
アンナチュラルとMIU404、
両方の人たちが登場するという。
それがシェアユニバースなんですけど、
どうですか?
僕はこれに関して言いたいことがあるけども。
うすだ
僕すごい不安だなと思って、
これを見た瞬間に、
難しいんじゃないかなと思ったんですけども、
思ったより、
そこまでシェアドユニバース感はなくて、
まあまあ溶け込んでたかなっていう。
ちゃんとストーリーにリンクする部分というのは、
うまくできていて、
その辺はさすがだなという思いはありました。
ただ、
アンナチュラルは僕も言いたいんですけど、
MIUはそんなにハマってなかったんですよね。
kai3
ああ、なるほどね。
うすだ
僕もそれはちょっとわかる。
だから、
星野源じゃない、
kai3
綾野剛の方ね。
うすだ
キャラを完全に忘れてるんですよね。
kai3
わかりやすい?
うすだ
大将なんだっけ?
ちょっとうざい感じね。
あれがどうにもハマっていない違和感みたいなのは、
すごいなんだろうな。
ちょっと前に地面師とかで見たわけじゃない?
kai3
彼を。
そのギャップね。
それは確かにね。
うすだ
びっくりして、
これアンナチュラルMIUっていうシェアドユニバースなんだけど、
なんか違うものが入ってきちゃって、僕の場合。
だからすごい違和感はあったんですけども、
ストーリーとしては結構うまく、
整合性というか、
つながりと必然性みたいなのを感じられたんで、
そこは良かったけど、
必要があったかって言われると、
どうだろうっていう印象はありました。
アンナチュラル側の方がハマってたかなって気がしましたね。
kai3
僕それでいくと、
別にユニバースシェアドじゃねえんじゃねえの?っていうね。
ネーミング的な問題でね。
つながってるわけでしょ?
シェアドだったら別れちゃってるじゃんって思って。
言いたいことは分かるけど、
ネーミング的にシェアドユニバースは合ってんの?
っていうのがまずちょっと思った。
っていう細かいところね。
うすだ
マーベルのマルチバースだと。
kai3
そうそう、なんとかバースっぽいことを言いたかったんだろうけど。
うすだ
それぞれが重なるっていうことを言いたい。
その時点で不安になるじゃないですか。
kai3
実際にはシェアだと別れちゃってるわけじゃないですか。
例えば三分割とかになってるかっていうと、
ちょっとずつ絡んでるんだから、
ネーミング的にはつながってる感を出した方が
良かったんじゃないのっていうしょうもないことを思いつつ、
中身的にはこれ、
要はマーベルを意識してるのかもしれないけど、
マーベルとの一番の違いは、
MIU404もアンナチュラル見なくても
多分普通に面白いんですよ。
で、何の違和感もない。
それがつながってると知らなかったら、
わざわざ騒がれない限りはスッと見れそうっていうところは
すごい良かったなと。
マーベルって多分それが楽しいんだと思うんですけど、
結構その履修しなきゃいけないじゃないですか。
これ見とかないとつながんないというのは、
それはすごい面白いんだけど、
結構負荷が高いなと思って。
うすだ
はい。
まあでもその点で言うと僕、
綾野剛だけちょっと違和感は
その視点で言うと出るんじゃないかなっていうのが
僕の印象ですけどね。
kai3
それで言うと多分MIU404の頃から
綾野剛のキャラが浮いてるんですよね。
うすだ
まあそうなんだよね。
そういうキャラでそこが愛されてるポイント
でもあるんだとは思うんですけどね。
その唐突感みたいなのはちょっとあったかな。
まあでも確かにそう。
なんかね、なくてもいいし、
単にキャストが出てくるっていう。
キャストがそれぞれの役割をちゃんと担っている
っていう意味では、
安心した。
思ったよりつながったっていうのは
最初の期待値がちょっと低かったのかもしれないですけど
kai3
そこは、
うすだ
なるほど。
なんか、
なるほどねっていう感じになりました。
kai3
僕なんかバランス感絶妙だなと思って。
前作知らなくても楽しいけど
前作知ってる人だと
ああ、あのキャラがまた出てきたっていう
喜びもあるんですよね。
で、
知らないと楽しくないんだけど
またあの、
あんなじゃあの、
新さんが、
井浦新が
クッて言いかけるじゃないですか。
あれって多分前作見てないと
なんだかさっぱりわからないし
あれは前作見てるとニヤニヤしちゃうんだけど
まあまあなくても何とかわかる。
そのバランスはすごいよかったな
っていうところかな。
あとね、
あんまりこう、
そのアンナチュラルの404も
出てくるし
それなりの仕事はするんだけど
あんまり出しゃばらない。
うすだ
はい。
kai3
本当に最低限の仕事ぐらいじゃないですか。
MIU404は
ストーリーの発展
kai3
最初の容疑者と思われてた人を見つけに行くとこまでの
手柄はあるし
で、アンナチュラルチームは
どうやらこれ、
遺体が違うぞっていうのを見つけるっていう
存在感は出してるんだけど
うすだ
はい。
kai3
だけど
すごい出しゃばってこない
あのバランス感がすごくいいなと思いましたね。
うすだ
基本的には結構
マルチバースじゃねえやなんだっけ
kai3
シェアードユニバース?
うすだ
シェアードユニバースに対してはポジティブな評価というか
kai3
名前はどうかなと思うけど
ポジティブですね。
僕はね、だからこれは
あの、マーベルじゃなくてね
ウルトラマンだと思いました。
うすだ
ああ、なるほど。
自分に紐づけていく。
kai3
あのウルトラマンの後期って
後期というか昭和の赤いウルトラマンの後期ですけど
前のウルトラマンがちょくちょくゲスト出演するんですよね。
うすだ
ああ、はい。
kai3
途中からウルトラ6兄弟とかなんか言い始めて
で、その
前作のウルトラマンとか出てくると
うわあ嬉しいってなるんですけど
それだけなんです。
ちょっと嬉しいみたいな。
うすだ
まあ友情出演とかカメオ出演の
ちょっとゴージャスバージョンみたいな感じが
まあでもそこはちゃんと
一応ストーリーに重要な役割が与えられてるみたいな
kai3
そうそうそう。
来て何かしらのキラーは残していくんだけど
ただそのやっぱり主人公はあくまで
その作品のウルトラマンであるみたいなところの
バランス感で言うと
僕はこれはマーベルじゃなくて
ウルトラマンなのではないかなっていう
温度感でしたね。
シェアユニバースは
ただこれがすげえ増えてた時に
ちょっとうざくなりそうかもしれない。
今の2作品ぐらいのバランスはちょうどいいなと思って
その入ってくるのが2作品ぐらいでしょ。
これがなんか5作品、6作品とかいくと
ちょっとマーベルっぽくなって
ちょっと大変そうになりそうな気がするんで
今のところはちょうどいい。
というかあれでしょ
このラストマイルのおかげで
アンナチュラルとMIU404の再生回数が
伸びてるんでしょ。
うすだ
そう見てすごい伸びてる。
kai3
それはすごくビジネス的には美しいし
僕は何ならむしろアンナチュラルに見てくれ派だから
アンナチュラルにつながるのはすごい嬉しい。
ちょっとちゃんと作品の話入りましょうか。
テーマへのアプローチ
kai3
シナリオはどうでした?
うすだ
ちなみにちょっと要素が多かったのかなっていうのと
それぞれの登場人物は割ときちんと
kai3
描こうとしている感じがあったじゃないですか
うすだ
もうなんか割と今回
社会の闇を描くっぽいテーマが
割と脚本家というか
作者側にあったのかなっていうのはあって
kai3
そうですね、今回多分物流の悩みというか
闇というか
そこがかなりスポットライト当たってましたね。
うすだ
で、発注者というか偉い側で言うデイリーファースト
アマゾンの役員というか
倉庫のボスみたいなのが主人公ですよね。
kai3
センター長ね、満島ひかり。
うすだ
はい、満島ひかりが主人公で
それと倉庫の一般で働く人
それが最初の登場シーンから
満島ひかりはタクシーで
労働者が乗ったバスの横を
すり抜けていくみたいなスタートからして
なんかそういうテーマを匂わせるなみたいな
そこでうまく描けてるというか
すごい取材してちゃんとやってるなっていう部分と
ちょっとテーマに寄せすぎてるかなっていう描写と
なんだかんだで僕もアマゾンとか
知ってる身からすると
ちょっと古いかなっていう描写もあったり
そういう気になりポイントはあったんですけども
ちょっと要素多すぎたかなっていう気はしましたかね。
kai3
古いはどの辺でした?
うすだ
それもうちょっと最後の方に言おうと思ったんだけど
kai3
本当に?じゃあいいですよ。後でもう一回行きますわ。
先に僕の細ネタ言っといていいですか。忘れないうちに。
あれさっきも言ったけど
アマゾンがテーマじゃないですか。
モデルとしては露骨に
一番最初に
デイリーファーストが作ったスマートフォン出てくるじゃないですか。
アマゾンも作ってたじゃないですか。
アマゾンのやつはファイアフォンでしょ。
めっちゃ燃えそうな名前だなと思ってちょっと
僕あそこで一人でニヤニヤしてた。
これファイアフォンテーマなのかなと思って。
うすだ
ファイアフォンって言った人は多分2016年か2014年か2016年
kai3
相当前。結構前です。
うすだ
それ今もう後で言っていたけど
要するに設定がちょっと5年古いかなっていう印象が
ストーリーの中。
kai3
スマホを作ってみたいな話?
うすだ
スマホはあくまで
分かりやすいところなんですけど
例えば今ってアマゾンって
ヤマトとかJPの比率がかなり少ないんですよね。
kai3
実写になってるとか。
うすだ
なので描写としてはちょっと今を描くには
今年に入って
特に物流2024年問題とかになって
そことリンクしてるように見えて
描かれるデイリーファースト側の仕組みがちょっと古いように見えるんですね。
なので確かにそういう問題があったんだけど
割と今解消されたというか
もうそこじゃねえなっていう
ジャーナリスト的には終わったような問題な部分は
結構散見されて
そこはちょっと気になる部分はありました。
kai3
なるほどね。
これはねちょっと話がとっちらかれそうだけど
後は順番にいくか。
僕はねそこに関しては
全体を通してなんですけど
割とそういう細かい設定は
緻密に見えて結構雑なところいっぱいあって。
うすだ
そうなんですよ。
kai3
僕はこれ見せ方の味だと思っていて
多分それを今に寄せて
ヤマトとか佐川の品質さがっていて
実際には個人事業者とのやり取りになっていて
みたいなとこまでいくと
多分話がややこしくなる気がするんですよね。
そうそう。
僕はいい意味でざっくりまとめて
リアルを描くよりは
分かりやすく
一つの露骨に羊急便といって
八木さん出てくるみたいなね
そういうデフォルメで
一つタダでさえ登場人物多くて
ビジネスのところで話が難しくなっちゃう中で
古いんだけど
まとめ方としてあれぐらいは
僕はむしろあの人の
野木さんのやりそうな設定だなと思いました。
うすだ
分かるんだけど
所々ですごい緻密なというか
それ外資っぽいとか
エピソードも入ってくるんですよ。
分かります?
例えばなんだろうな
割と冒頭の方で
倉庫を見下ろす高いところで
ネットみたいなやつに
これ転落防止用ですかね
飛び降り防止でしょうっていう
ジョークっぽく
こうね
言うじゃないですか
それが
そのジョークもちょっと
ブラックで
しかもそういうことを言い
そういう
労務管理みたいな
すごくジョークとしては
ありそうだなっていう感じもあるし
そこが本当にその
飛び降り防止っていうのは
めちゃくちゃ重要なテーマというか
設定につながってくるじゃないですか
あれかなり冒頭で出てきて
何気ないこう
ジョーク
ちょっと上の階級とか
上のクラスの人が
軽く
労働者が見るみたいなエピソードなのかなと思ったら
そこが割と自分たちにもかかってくるみたいな
すげー上手い
kai3
伏線の作り方
しかもそう
伏線と展開
kai3
野木さんはああいう伏線むちゃくちゃ上手いですよね
うすだ
それがすごい上手いなっていう部分と
その割とガバッとやる部分
との
行ってきてみたいなのがちょっと
違和感があるって言えば
違和感あるんだけど
勢いでそこは
すごいジャーナリズムというか
そういう本を読んでいるわけではないんで
そこは勢いでやってもらっていいかなとは
思いますけど
kai3
そこがね
本当に好みの問題で
たぶん同じようなところで
僕がフェイクニュースはまんなかったらそこなんですよね
フェイクニュースもたぶん作り一緒なんですよ
フェイクニュースってものを
分かりやすくするために
ちょっとすごいデフォルメしてるんだけど
そのデフォルメの感覚が
フェイクニュースの作り方は僕はちょっと合わなかった
ただ今回はどっちかというと
アンナチュラルのときに
僕が大好きだったさっき言った伏線回収ですよね
ネットを仕掛けといたほうが
いいのにみたいなのが
あとで響いてくるし
全然役に立たなそうな物流の親子の
息子が
最後の最後に大活躍するじゃないですか
絶対なんか使うよなと思ってたけど
最初に言ってたときから
うすだ
僕は最初犯人かなと思ってました
kai3
僕はね
その話でもいいっすね
犯人誰かの話でもいいですけど
そういうところの最後の
アンナチュラルも途中で
このキャラクターは実はこういう役目だったんだとか
最後の最後で謎解きのどんでん返しに
すごいキャッチフレーズが
飛び込んでくるんですけど
そういうこの伏線回収の上手さ
ミスディレクションの上手さみたいな
僕そういう作品がすごい好きなので
そこがアンナチュラルと
同じはいいすぎだな
アンナチュラルに近いぐらい
すごいよくできていて
僕はそこが今作の一番いいところ
うすだ
そうですね
僕もそういう意味ではかなり評価が近いというか
そっちかーとか
そこ繋げるんだみたいな
驚き感みたいなのは
やっぱすげーなっていうのは
kai3
ありましたよね
ちなみに僕が一番最初に怪しいと思ったのは
センター長と
これ2年先に働いてた
若者ですね
うすだ
僕は彼が犯人かと思ってた
kai3
岡田将生ですか
孔くん
最初の犯人かどうかで思ったと言うと
僕はね彼かな
満島ひかりはまあねえだろ
露骨に怪しいからねえだろっていうところで外しつつ
なんか多分内側の誰かなんだろうなと思ったら
まあそういう意味では
犯人がちょっと突拍子もなかったなってのはありましたね
うすだ
ああそうね
正直ねかなり進むまで
kai3
予想できなかったですか
うすだ
予想させないパターンじゃないですかあれって
kai3
うんでしたね
満島ひかりと思わせておいて
それをスケープゴートにして
もう一人っていうパターンのために作られてるから
だから多分あの犯人像も
冷静に考えると結構
おいそこまでできるのっていう
あれもまあドラマ
ドラマではのキャラクターだなと
うすだ
そうですね
無理矢理というか滑稽と言えば滑稽な設定ですよね
冷静になると
kai3
ちょっとこれについてはなんか
面白いレビューがございまして
テレビとか動画配信とかに
あのいろいろ詳しい
ストーリー展開の問題点
kai3
メディアコンサルトの境さんが
まあこの作品を見てちょっといろいろ
面白いノートを書いてるんですけど
その中にこれはね
僕もね正直同感なんですけど
あんな女性一人にあんな犯罪できるのかよ
ってちょっと冷めちゃった
みたいな話をやって
これも多分さっきの話と一緒なんですよね
設定がそういうところちょっとね
ガバガバのところは結構あるんですよ
で僕もさすがに
えあの人一人でやったのとは
ちょっと思ったけど
まあでもストーリー上しょうがねえかな
ってここは僕はそれ以外のところは
面白かったからまあいいかなって思った
ところでしたね
うすだ
僕もそうそう
予想できなかったのって正直
かなり無理があるというか
kai3
ズルですからねミステリーとしてはズルじゃないですか
この中に犯人がいると見せかけて
一回も登場してきてない人出すっていうのは
ミステリー的にはちょっと
アンフェアなやり方ではあるから
うすだ
まあそこででも
入り込めなかったっていう意見は
すごいわかる
kai3
気はする
でもまたあれもうまいのが
あの最初みんな彼女が満島ひかりと
勘違いするじゃないですか
でもそんなことは誰も
言ってないんですよね
作品中では勝手に騙されるだけ
っていうところではすごい上手い
うすだ
さすがだなっていう作り方をする
考えるとあれだよね
なんでニューヨークまで満島ひかりに会いに来たのか
kai3
はよくわかんない
そうそうそうそういうところはね細かいところ
なんだったんだろうね満島ひかり全然関係ないじゃないですか
彼のシーンに現場で見てるだけじゃないし
うすだ
何一つ関係ないし
本当に何万人いる
社員の一人にわざわざ
ニューヨークに会いに行く
文脈は一切説明されてないんで
意味不明っちゃ意味不明なんですよね
kai3
満島ひかりが途中で
心変わりする
その描写もあんなだって
上司に頼まれて
採用データをこっそり消去する
ぐらいのことをやっておきながら
一気に寝返るわけじゃないですか
彼女のキャラ設定も実はあんまり
筋が取ってないというか
最初は正義に燃えてたけど
一回心折れてやり直すために
強制的に削除させられてたんだと思うけど
心の移り変えとかも
わりと勢い良いでしたよね
あの削除なくて
良かったんじゃないかなと思う
あれちょっとしか浮いてません?
うすだ
あそこだけ
そうですね
犯人の主人というか旦那さん
kai3
元婚約者ね
データをこっそり消したんだけど
そんなんバレバレだし
そのためにわざわざ
ホワイトハッカーだからさって言わせるのも
その後ホワイトハッカーっぽいことしてないし
うすだ
ちょっと思い出しちゃった
これ話してると結構
広いというか
ツッコミどころは盛りだくさん
kai3
これは僕は
野木さんの作品全般そうだと思ってるんで
キャラクターの設定と受け取り方
kai3
そこはあんまり気にせないというか
あくまで偶話だと思ってるんで
うすだ
今話してもしかして
レンドラだと気にならないものが
映画だと気になるみたいなところはあるのかな
kai3
そうか
そういう意味では僕はアンナチュラルの続きで見てるから
全然気になってないかもしれない
例えばですけど
作品違うけど
ファイナルファンタジー7というゲームで
主人公が
そんな刀振り回せるわけねえだろみたいな
大きい刀持ってるじゃないですか
あれが
PS5でリメイクされた時に
ものすごいことになってるんだけど
もう偶話だからいいかなみたいな
そんぐらいの雑な受け入れ方
なのでこの
なんかここになんかこう
思っちゃうのはすごいよくわかるし
実際その通りなんだけど
僕はこれはもう
悟空がかめはめ波打ってるぐらいの
そのぐらいの感覚で受け止めて
見てましたね
あとで僕ねえ
深くにも涙してしまったんですけど
どのシーンかわかります?
うすだ
こんなシーンありました?
kai3
これ聞いてる人に
見た人はちょっと
うすだ
そう思い出してほしいんですけど
さっきの振り返りシーンというか
自分の
kai3
振り返ったシーン
答え言ってもいいですか?
はい
最後に爆破した家で
お母さんが娘に
むっちゃブチ切れてる中で娘が
だって誕生日じゃんって言ったの
うすだ
あのシーン
kai3
ヒューマンドラマが今回全然なくて
基本的に社会話すぎて
心温まるシーンが
ほぼないんですよ
そういうドラマだと思ってたのに
あそこでいきなりヒューマンドラマ
ボンぶち込まれて
でもお母さんのストレスしかわかんなかった
多分娘は
あれもミスディレクションですよね
娘たちはお母さんのことすごい嫌いで
お父さんのことばっか好きなんだみたいに
お母さんが思い込んでるだけなのに
実際にお母さんのためにこっそりプレゼントを
バレないように隣のお姉ちゃんに
相談し合ってたみたいなところが
ボンって出てくるところで
うすだ
うかつにも強弱でやられちまいましたね
完全に予想外でした
kai3
僕も予想外でしたもん
うすだ
はい
お母さん側に入ってたところで
kai3
深くにも
そこで入ってしまいましたね
何か面白かったポイントあります?
うすだ
境さんが書いてたやつで
自分も何となく思ってたことを
境さんが割と書いてたんですけど
このドラマ
世界史上では通用しないんじゃないか
みたいなことはちょっと書いて
kai3
僕もそこまでは思わなかったんですけども
うすだ
その前に
この坂井さんが面白いことは
日本の観客は
野木亜紀子を信じすぎている
kai3
って書いてて
うすだ
それはね
正直あるのかなって思いました
伏線とかの
上手さにやられすぎてて
よくよく真面目に
振り返ると
ツッコミどころ
今話してても
多い
その人に果たして
ずっと入っていくものなのか
っていうところは少し
疑問に思うところは
kai3
あったんです
うすだ
我々は
訓練されてるっていうこと
kai3
なるほど
僕はそこは2点ございまして
1点その事例として
VIVANTがそうだったようにっていう
事例を出してる
確かにVIVANTは日本でめちゃめちゃ受けたけど
海外ではあまり評価されなかったんですけど
多分日本人が見てるの最後
興ざみすぎたんで
シナリオの最後
日本人のお涙ちょうだい
せっかく最初の方で謎解きしてたのに
あんな展開になっちゃってるから
日本人ですら
あれなんかVIVANTって
イマイチだったねってなってるから
うすだ
比較対象でそもそもきついなっていうのが1個と
VIVANTよりは
アリな気もするけど
洗濯機エピソードもね
僕ちょっとアリっちゃアリだけど
落としどころとしては面白いけど
冷静に考えると
ちょっと無理くりだなっていうところは
kai3
そこがもう1個なんですけど
冷静に考えたら
洋画だって設定むちゃくちゃですよ
ミッションインポーシブルだってひどいし
うすだ
ミッションインポーシブルはそういう映画でしょ
kai3
時代が古いけど
もちろんコメディだから
いいっちゃいいし時代も古いんだけど
インディージョーンズは
核爆発を冷蔵庫の中に入って
避けたっていう
そんな話もあったりして
この映画も
社会派に見せかけて
どっちかというとミスディレクションを
すごく多用した
ドラマなので
そこまで社会派がメインではないと思うんですけど
社会派っていう風に
見えるんだけど
実際にはミステリーの方が強くて
だから
十角館の殺人とかそんな現実起きねえだろみたいな
都合よくそこで殺人者現れねえだろみたいな
ツッコミは
どうやっても起きてしまうので
そこのツッコミは
僕は意外と
スッと見てもらえるんじゃないかなという気はしていますけどね
うすだ
そうですね
まあこんだけ見てる中そうなのかなと思いつつ
僕もやっぱ社会派文脈が
ちょっと
まあ強いというかどちらかというと
それをやりたいようには
取れたんですよね
あといろいろ感想も見た後
調べたら割とそういう書き方を
知ってる人
表現したくなるのかもわかんないですけど
社会派映画として
見てる人が多くて
そうすると
このファーストなんだっけ
デイリーファーストの設定の古さみたいなの
ちょっとそこまで
今として
見られると違和感あんなみたいな
ところはちょっと
社会派とミステリーの交錯
うすだ
受け止められ方としては
ただエンタメ作品としては
別にこれで面白かった
kai3
でいいような気がしますよね
この作品結構見てるけど
テーマはいつも社会派なんですよ
世界観というか舞台は
でも社会派メインに
そんなに意外てねえよなって毎回思うんで
あくまで舞台とか
設定とか
舞台装置としてそういうものを使うんだけど
あの人の描くのは
多分そこではなくやっぱり
ストーリーだったり
心情によって揺れ動いて
この人がこうだったんだみたいな
そういうミステリーっぽいところ
あれもそういう意味では結構近かったですね
沖縄のドラマ
フェンス
WOWOWでやってたドラマ
これは
沖縄舞台にしている基地問題とか
あとは二世三世問題
みたいなものが結構深いんですけど
もちろんそういうことで
いろいろ事件も起きてくるんだけど
でもやっぱ最終的には
ああそういうことだったの
みたいな
トリックとかがやっぱり
仕込んであって
それを悪い意味で言うわけじゃないですけど
本気で社会派について
世に問い知らせたいと思っている
わけじゃないというか
むしろそれを伝えるんだったら
エンタメ要素がないと伝わらない
とも思っているじゃないですかね
そこの割り切りみたいなのが感じますけどね
エンタメであることを最優先しているかな
という気がしている
いやー怖いなこれたぶん
野木さん大好きな人がきっと聞くんだよな
この後ポッドキャスト
うすだ
社会の期待が
野木さんに対して
kai3
高まりすぎているんじゃないか
それも言ったんですけど
野木さん好きなのって僕言うても
国内ドラマ好きだけだと思ってるんですけど
そんなにまだ
期待そんなにされてるんですかね
カラオケ行こが良かったってこと
うすだ
いやたぶんこの
作品
ラストマイルの感想を見ると
社会派映画として撮られている
もしかして映画と
ラストマイルの魅力
うすだ
変になった瞬間に
オーディエンスが変わるみたいなところなのかな
という可能性はもしかしたらあるのかもしれないですね
kai3
うん確かにそれはちょっとあるかも
僕はあんまり
野木さんがいつもこういう
社会派舞台を
舞台にするけど
僕が楽しみなのは毎回どこで驚かされるんだろう
どういうストーリーなんだろうってね
それによって本当最初ちょっとね
一瞬だれそうだったんですけど
導入はちょっと弱かったんですけど
でもどんどん引っ込まれていったんで
本当に飽きることなく
最後まで行けたんで
本当にお見事だったので
いやもうアンナチュラル見返したくなりましたね
うすだ
騙されたというか
そっちかーいっていうのは
多くて
kai3
そういう意味ではすげー楽しかったです
いやーだから野木亜紀子の新骨頂が
僕は出ていて本当に素晴らしかったですけどね
あとさらに余談なんですけど
あのー
石原さとみがアンナチュラルチームに出てたじゃないですか
石原さとみが先日
ミッシングという映画が出まして
これは
すごい辛いやつ
子供が行方不明になった
両親の話で
その時に石原さとみが
自分の演技に全然自信がないから
ここでなんか本気で
自分の演技を磨きたいみたいなことを言って
演技力がものすごい評価されてるんですけど
いや石原さとみ別に
今までも普通に良かったよって
改めてアンナチュラル見て思った
これは別の映画になっちゃって感想がないですけど
ミッシングは確かに石原さとみがすごいんですけど
石原さとみがなんかね
すごすぎて
逆にちょっとバランスが悪くなってる感じなんですよ
演技全体に
でアンナチュラルの
ぼくとつとした感じで
淡々と
死体をこう
触っていって謎を解いていく
あの感じは久々に
新しい
過去の作品でなく新しいアンナチュラルの石原さとみで
いや彼女
演技力ないなんて思ったことないけど
すごい望みが高いな
と思ってちょっと改めて
思っちゃいましたけどね
アンナチュラルも素晴らしく面白いので
もしこのラストマイルから入ったって人は
お時間あればぜひアンナチュラル
見たくなる気はしますけどね
うすだ
アンナチュラルぜひ見ていただいて
アンナチュラルで締める気ですか?
kai3
違った?
うすだ
締めましょう
kai3
アンナチュラル見てほしい
やっぱり僕の1位はアンナチュラルなんで
最後の最終回のね
どんでん返しが最高なので
ぜひアンナチュラル
ご覧ください
石原さとみの演技
kai3
何か大変なとこありました?
うすだ
米津玄師にはたどり着かなかった
kai3
何だったんですか米津玄師は
がらくたの歌詞がすごい
うすだ
ちょっとやってください
心を病んでしまった人みたいな歌詞なんだけど
そんな作品じゃなかったなって思った
kai3
でもみんな
心病んでませんでした?
うすだ
でもこれもう立ち上がれなくなってしまった系
なんで
全然ピンとこなかったんです
もしかしたら
中村さん
kai3
飛び降りた人
うすだ
のことを言ってたのかもしれないんだけど
そんな歌詞でもなくて
でもなんかこれは良い曲だったっていうのと
これで繋がるのは
僕としてはプラスです
っていう感じの話は
kai3
僕そういう意味だね
これまたね
野木さんの伏線に
やられたんですけど
アベサダヲが途中でブチ切れるじゃないですか
社長に言っとけ
社長ですみたいな
話し早くていいわって言って
いろんなものを諦めるんだけど
最後の最後に
管理職全員
ドライバーになります社長もだって言って
あそこであのメッセージが社長に
届いてるわけじゃないですか
あそこもちょっとグッときましたね
地味に
ああいうヒューマンドラマに僕はちょっと
弱いそもそも弱いのに
社会派にガーってきて
ヒューマンドラマがひょっとやってくるとね
うすだ
やられるなって思いました
細かいことなんですけど
犯行現場とされたお家
経堂6丁目なんですよね
kai3
そうなんだ
うすだ
経堂6丁目を探したんですけど
kai3
経堂は5丁目までしかない
そういうことね実際にあるわけじゃなくて
あそこの世界の中で
あそこで経堂6丁目なんだ
うすだ
経堂イメージして帰りにググったら
kai3
経堂6丁目なんだ
うすだ
すごいなうまいんですね
でえっとね
星野源と綾野剛が
桜上水から経堂に向かうんですよ
警察無線で
っていうのがあるんですけど
そこの場所は全然桜上水じゃない
湾岸かどこかだと思う
なるほどね
そういうのも楽しく楽しんでいた
kai3
あの最初のマンション
見たら消すんだよななんかのドラマで
うすだ
よく使われるマンション
kai3
よく使われるマンションな気がする
ちょっと調べてみようこの後
のけち情報で
じゃあ何点でした100点満点で
うすだ
えっとね
80
80
kai3
84点
結構高い
僕はもう90点ですね
うすだ
90点最初にさ
基準立てるの結構大変じゃない
でも80点は超えるでいいかなと
思います
kai3
80点超えたら僕は
良かったドラマだと思うんで
その中でも結構上目だな
でアンナチュラルは95くらいある
なので
刻んでみた
うすだ
80点はおすすめしたい
90点は超おすすめしたい
kai3
そうですね
おすすめ度が90までいくと結構
うすだ
いやほんといいよって言いたくなるみたいな
kai3
60、70くらいって僕は好きだけどね
そんな感じだと思う
次回からそんな基準で点数つけていきましょう
うすだ
はい
37:57

Comments

絶対付くと思っていたスターが早々についたw

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