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2024-09-13 16:44

#28「海外リサーチ編 アフリカ③」

アフリカの事業に投資する投資ファンドを作ってみた話。タンザニアのウイックとフードデリバリー

Summary

このエピソードでは、近藤ナオ氏がタンザニアでの投資ファンド設立と、それから生まれるビジネスアイデアについて語ります。彼は現地の文化や人々との関わりを通じて、具体的な事業計画や投資の可能性を探り、その過程で直面する課題についても考察します。タンザニアのダルエスサラームでは、地元の人々が自宅の庭を利用して飲食事業を始めています。市場の競争が激化する中で、彼女たちは経験を積みながらビジネスの難しさを学んでいます。

タンザニアでの投資ファンド設立
こんにちは、近藤ナオです。今日は、近藤ナオという生き物の第28回について話をさせてもらえたらなと思っています。
今日はリサーチ編の海外編で、アフリカ、タンザニアに
タンザニアだけだっけ?友達と投資ファンドっていうのを作ってみて、投資してみたみたいな話なんですけど、
僕は、特に開発途上国、アフリカだったり、旧ソ連だったり、中南米だったりとか、そういうところの暮らしを知る上で、
タンザニアに家を作ったり、ジョージアに家を作って、コーリビングっていうシェアハウスみたいなものを経営して、現地の人と暮らしたりとか、現地の人だけじゃないですけど、いろんな国の人と暮らしてみたりとかしたんですけど、
やっぱり暮らすだけだと、1000人とか2000人と暮らせるわけではもちろんなかったし、どうしても家賃的なものっていうのかな、メンバーシップ費みたいな言い方を僕はしてるんですけど、
とはいえ、家賃的なものを払える人しか一緒に住めないっていうのもあって、なので共に暮らすんじゃなくて、共に働くっていうことをやりたいなと思ってたんですけど、
正直言語的にも、オランダだったら英語がめちゃめちゃできれば、クライアントワークみたいなのができれば、オランダの会社から仕事をもらって、そこで仕事を受けながらオランダ人の同僚たちと働ければ、お金も稼げるし、そりゃめっちゃ一石二鳥やなと思ったけど、
さすがにそんな仕事を取れるほどの語学力もなく、オランダで働くだけじゃなくて、アフリカのタンザニアだったりジョージアだったりとかそういう国でも働いてみたいなと思ったんですけど、やっぱりそういう国は英語で仕事ができるほど向こう側の人たちも英語ができないので、
やっぱり第一言語のスワヒリ語とかジョージア語とかができないと、僕なんかに仕事を振るとか業務委託するみたいなこととかは、普通は発注できないですよねっていう感じで、どうしようかなと思ったときに、どういう順番か忘れちゃったんですけど、
タンザニアで最初のうちに出会った人が、50万円とか100万円ぐらいのお金をなんとか貯めて、その子はカツラの仕事をやりたいっていう感じかな。アフリカ人の、特に僕らがイメージするザ・アフリカ人みたいな人たちって、みんな髪の毛がすごいチリチリなんですよね。
ストレートヘアとかに憧れる人とかもいるけど、本当に地毛でストレートパーマみたいなのかけれるのってめちゃくちゃお金がかかるらしくて、だから例えばロンドンとかパリとかニューヨークに住んでるめっちゃ金持ちの黒人の方とかは、本当に自分の髪の毛でストレートパーマかけたりするらしいんですけど、そんなお金はほとんどの人たちがないので、みんなウィッグ、カツラなんですよね、ストレートヘアとか。
かつ、やっぱり中国製がクオリティが高いので、中国から輸入されたものをみんな買ってるっていうのが現状で、タンザニアで出会った女の子は、お金のない人でもクオリティの高いカツラを使えるようにっていうので、サブスク的なというか月額課金みたいな形で、月額いくらか払っておくと、
カツラを借りておけるよみたいなビジネスを始めたい。そのために100万円分ぐらいのカツラを中国からガンって輸入して、そのサービスを始めたいみたいな人だったんですけど、その程度のお金で、それなりにビジネスがスタートしていけるし、確かに本当にその事業計画が合ってるかはわからないけど、
彼女が出してくる事業計画見る限り、確かに彼女その仕事やるだけで、今タンザニアの物価からすれば月々10万円とかもお給料もらえたら相当もらえてる。日本で言うと50万円、60万円ぐらい月給料もらえてるぐらいの感覚だと思うので、そんなにもらえるなら超余裕じゃんと思ったんですけど、
なので、やってみたらいいんじゃないと思ったし、確かに僕がその100万円を投資して彼女が仕事をやっていく姿を見てたり、彼女にアドバイスしなくてもいいんだけど、投資家だからその投資家の人を無限にはされないだろうなと思うし、そうすると彼女と一緒に働くってことが投資することでできるんじゃないかなと思って。
でも一人で淡々と投資していくにはリスクが高いのもあったし、どうしようかなと思ったら、福岡を拠点にしている友達が投資ファンドみたいなものを作って不動産を買ったりみたいなことをよくやってる友達がいたんで、
話を聞いたら、不特定多数の人からじゃなくお金を集めれば、金融業法第2種なのかなとか、とりあえず免許とかがなくても特定の人間かつ数人ぐらい、10人以下ぐらいだと多分全然問題ないみたいなことを言われて、
そういう数人の知人関係で任意の組合みたいなものを作ってお金を出し合ってファンドを組成する分には免許はいらないっていう話を教えてもらって、実際彼はそれをやってるし、やっていいんだと思って。
それで友達に声をかけて、1人250万円、僕も250万円出してかける3人で750万円のとりあえず小さいファンドをまず作ったっていうのがスタートでした。
ウィッグビジネスの提案
実際その友達が組合の契約書みたいなものとかもひながとくれたりしたので、調べなきゃいけない事務的なこととかもサクサク終わり、それで最初はアフリカのタンザニア中心に事業に投資しようかなと思い始めました。
ウィッグの人は投資したかったんだけど、次少しずつ僕はいきなりお金を出すってより、お金を出しても大丈夫だなっていうところまでは宿題を出し続けるみたいなやり方を、日本でいろんな事業のコンサルをしてる時も同じようなやり方ではあったんですけど、
お金が問題じゃないところまで行ってない人が多いというか、お金がないって言うけどその前に、例えばタンザニアのウィッグの件だったら、あなたみたいな20代の女性がいきなり中国の会社に100万円分ウィッグ売ってくださいって言って口座開いてもらえると思ってるんですかみたいな。
いや本当に、まずは100万円分で売ってくれる業者を探して、ちゃんと見積もり賞を取ることをやってみてとかっていう宿題を出すわけですよ。そうするとやっぱり彼女は、やっぱ中国から周りのウィッグ屋さんとかも買ってるって聞いてるから買えると思い込んでたけどいざ調べてみると全然自分とやりとりはしてもらえないし、
もっと大きい金額で買わないと単価が高くなっちゃって、結局お金のない人たちにも安くレンタルでウィッグを貸すってこともできないってことが分かって。
だから僕からストップするってより大体いろんな人が僕に相談してきたりお金出してって言われるんですけど、それに対して宿題を出すと宿題を提出せずに逃げる人たちがほとんどなんですよね。
だから正直タンザニアとかだけじゃなくてジョージアだろうが本当は日本だろうがオランダだろうが本当は自分こういうことをやりたいんだけどって言うだけの人ってすごいいっぱいいるというか飲み会の時とかだけはすごい威勢よく言ったりもして、
それ本当にできるから俺手伝うよみたいな感じで、前の上に俺が手伝い出すと那覇さんそこまで本気じゃなかったんだよみたいな感じで、これ以上プレッシャーかけるのやめてくださいみたいな感じだったりとか、実際宿題出してその宿題を提出せずに向こうから連絡してこなくなるっていうケースも本当に多いので、
それでタンザニアのWICの件は投資することがなかったんですけど、でもだんだんタンザニアでいろんな人たちにそういうワンショットっていうのかな、一案件最大200万円までっていうのを自分の中で決めてたので、それまでのお金だったら出してくれる日本人がいるらしいよみたいな噂が少しずつ広がっていって、
それで結局話が来たのが、最初フードデリバリーの会社をやりたいっていうタンザニア人の女性2人組でしたね。
日本と違って開発途上国で特にアフリカとかは人口がどんどんどんどん増えていくので、タンザニアも今6000万人ぐらい人口がいるような状況で、飲食業だったりとかそういうものっていうのはちゃんと提供すればそれなりに売れてはいく。
めちゃめちゃ儲かるかって言われると、大ヒット商品とかにならない。大ヒットしたとしても生産量が追いつかないからどうなるかちょっと分からないんですけど、料理とかの提供の場合。
でもそれなりにちゃんと作っていけば売れていくなっていう感覚はあったし、彼女たちのやり方はタンザニアのダルエスサラームっていう経済の首都でセントラルキッチンというか、お母さんが住んでる家の庭にキッチンを作ってそこで料理するみたいな。
まだ保健所のチェックとかみたいなそういう仕組みとかが全然ちゃんとしてないので、別に正直どこで料理作っても何も言われることはまだないんですけど、3年ぐらい前の話なんで今の今どれぐらい整備されてきたかっていうのはちょっと分からないんですけど、
彼女たちは家賃のかからないお母さん家のというか実家の庭のところに冷蔵庫だったりとか料理道具だったりとか、グリルっていうのかな、炭火焼きでお肉を焼いたりみたいな、ガスとかよりも薪とか炭の方がすごい安く手に入るので燃料として。
なので薪とか炭で料理する人たちは多いんですけど、そういう設備を整えたいっていうので、確か80万円分とかだったかな90万円分ぐらいの調理設備を買って事業をスタートしました。
どうやって売っていくのっていう時に、口コミでっていうとあれなんですけど、一応知り合い関係たちにタンザニアの大企業とかで働く友達たち、ランチをメインにしていくっていうのがあったので、フードデリバリーなので宅配していくっていう中で、
例えばタンザニアのボーダホームみたいな携帯会社で働いてる人たちとか銀行で働いてる人とか、ランチタイムに一食500円600円ぐらいは払えるような人たちっていうのに対して営業をかけていって、毎日そのビルで住人の人たちが買ってくれればそれをまとめて配達するみたいな感じで、
最初のうちはそういう口コミとか友達関係とかで売れてったんですけど、だんだん時間が経ってくるとタンザニアも資本主義の波に飲まれていくというか、簡単に言えばピザハットみたいなところとか、ケンタッキーだったりとか、マクドナルド今あったっけなとか、そういうところとかもどんどん進出してきたり、
そこまで大規模じゃない中堅規模のそういう飲食提供できるところとかも、だんだんUberEatsに近いようなサービス、ちょっとタンザニアは違うサービス名なんですけど、そういうところとかに対してマーケティングコストっていうのかな、お金を払って、僕らもUberEatsみたいなところとかも使ってたんですけど、
最初のうちは上の方に情報とか出てきても、だんだんお金のある大手企業が広告費を払うことによって、僕らのところが検索に全然出てこなくなるという状況が起こっていて、こんなふうに都会に飲み込まれていくんだなと思いながら、
僕はあんまり日本で学んだとか、日本だけかわかんないですけど、そういうマーケティングのことだったりとか、どうやって販売戦略を立てていくかとか、そういう部分に関してはあんまりどの事業に対してもアドバイスをしないほうがいいというか、生きてる文化圏が違うので、アドバイスしてもずれちゃう可能性もあるなと思っていたので、
アドバイスしないつもりでずっといたので、それで事業が失敗して全部お金がなくなって、その会社がなくなったとしても彼女たちには経験だけは残るし、やっぱり自分で会社を起こしたっていう経験っていうのはその次どこかで就職するときとかすごい役に立つと思ったので、
それで大手の司法的広告とかそういうものに負けていくんであれば仕方ないなと思っていたら、今結局その事業はストップして、80万円で買った機材だけが残ってて、その機材を20万円ぐらいで買いたいっていう人がいるんだけど、いて使ってるんだけど、
市場競争とビジネスの現状
20万円が払えませんって言ってずっとお金がもらえてないという状況で止まっているっていうのが、2024年の現状ですね。あといくつか投資した案件があるんで、それはまた次回に。
16:44

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