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2024-07-12 15:39

#19「海外リサーチ編 オランダ①」

現在、日本人のパスポートがあるとオランダとどんな関係になれるのかの話とオランダの現地学校がどのようなスタンスなのかの話

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こんにちは、近藤ナオです。今日は、近藤ナオという生き物の第19回の話をしたいと思います。
今回から、リサーチ編の海外編に移っていこうかなと思っています。
第16回までは日本編という形で、第5回から16回までは日本編をいろいろ細かく話させてもらったんですけど、
今日からは海外編ということで、まずは時系列で、僕の人生的な時系列でいった方が分かりやすいかなと思うので、まずはオランダ編からいこうかなと思っています。
このポドキャストは、どんな話をするかっていうのは、第1回から第4回でダイジェストで話をしてるんですけど、
その第3回のところにオランダ編のところは少し多めに話したりもしてるんで、被る話もあるかもしれないんですけど、
まずオランダに行ったきっかけは、何度も話をしてるんですが、ここは僕の一番上の娘が当時14歳の時に、
日本の公立の中学校がどうしてもつまらないっていう話になって、その時に中学を辞めてもいいし、いろいろ選択肢の中で、
僕が気になってたオランダとかデンマークとか北欧の教育方針みたいなものがあって、そこにオランダだったら行ける方法が見つかって、
オランダの学校に入れそうなところに娘を実際オランダ連れてって、オランダの学校見たら、
娘にどうしたらいいって言ったらオランダ行きたいって言ってくれて、それをきっかけにオランダに移り住んで、まずは学校に入るっていうプロジェクトから始まっていきました。
ここはどういう仕組みで行ったかっていうと、オランダ政府が対日本に対しては、確か2014年頃から始めてくれた、簡単に言うと起業家ビザみたいなものがあって、
日本人のパスポートを持ってて18歳以上の人であれば、オランダで起業したいって言えば、ある3つの条件を満たせば、ほぼ誰でも2年間の起業家ビザが取れるっていう形で、向こうでまず2年間暮らして働くことができるっていうビザですね。
内容は何かっていうと、1個はオランダに住む家があることっていう、住民票が置ける家があることっていう感じですね。
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多分日本にいると全然分かんないんですけど、日本って1個の家に何人分でも住民票が置ける国なんですよね。
僕の住んでる家に100人とかが住民票を置いても、それを禁止するルールがなくて、ヨーロッパとかでそういうことをやっちゃうと、1個の国に移民がどんどん流れてきてしまって、多分国としてどんどん人を受け入れなきゃいけない状況になって、
結構、陸続きだからこそ起こることに対してのケアなんだろうなと思うんですけど、多分ほとんどの国で、家のサイズだったりとか、サイズ関係なく1つの家に対して1つのファミリーしか住民票を置けないとか、いろいろルールは違うっぽいんですけど。
なので、オランダのそのビザを取るための1個目のルールは、住民票が置ける家を借りるか買うことで、住民票が置けるところがあることっていう感じですね。
もう1個は、2個目は、4500ユーロの資本金を、それだから登録料ではなくて資本金という形なので、自分のオランダの銀行口座に4500ユーロが入っているよっていうのを証明で1回見せればいいだけなので、
しかもめちゃくちゃ気軽だなと思うのは、銀行口座に入っているところのスマホとかの写メを送るとかだけでOKだったりするんですけど、それがあること。
3つ目は、本当何でもいいんですけど、2年間の起業家としてのビジネスプランみたいなものを提出すること。
この3つができれば、たぶん日本のパスポートを持っている18歳以上の人だったら誰でも2年間のビザが下りるっていうのを使いました。
本当にビジネスプランとかも、僕とかが例えばマッサージ師になりますとかみたいな感じで、それで適当にプランを書くみたいなのとかでも全然その中身の精査みたいなのはないので、
それで2年間のビザが下りるんですけど、18歳以上の人がそこでオランダで働くということでビザが下りる。
それにもし18歳以下の子供がついてきた場合、その子供はオランダ人と同じサービスを受けれるので、
日本も居住許可書っていうレジデンスパーミットっていうものを発行されて、日本にいる外国人の家族たちとかっていうのは滞在しているんですけど、
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その許可書みたいなのを持っている人たちっていうのは、日本で選挙権がない以外の、たぶんほとんどのサービスは行政サービスとか、
健康保険だったりとか、年金がどっちか忘れちゃったんですけど、日本の場合。そういうサービスはほとんど受けられて、
なのでお父さんが転勤で海外から日本の企業に転勤した子供たちが、普通に日本の小学校、中学校、義務教育の範囲であれば公立の学校に通っているケースっていうのがあると思うんですけど、
それと同じ仕組みで、オランダに僕が行って、当時14歳の娘がお父さんの理由でついてきたっていう体裁を取ると、オランダ人と同じように扱われるので、逆にオランダは4歳から15歳までが義務教育かな。
18歳までにはまだ、デンマークから18歳になったのかな。ごめん、ちょっとその辺知識があやふやなんですけど、逆に4歳から15歳までは教育を受ける権利と義務があるっていう形にされちゃうので、逆に学校に行かないと親が犯罪行為をしているみたいな扱いになっちゃいますね。
子供が本当に主体的に自分でもう学校に行きたくないって、ちゃんと強く自分の言葉で言えれば行かなくていいと思うんですけど、そうじゃない限りはある種、親が虐待的な行為をしているみたいに捉えられちゃって、なので結構びっくりしたのが、僕と娘が2019年だったかな、4月とかに2人で引っ越して、
その4月の何日かに住民登録みたいなものがされて、そうするとアムステルダム市っていうところに僕らは住民票を置いているので、市の管理課に置かれる。したら、2、3週間ぐらいしたら市役所から電話がかかってきて、
あんたの娘は学校に行ってるのかみたいな、どこの学校に行ってるかっていう情報の登録とかがまだされてないけど大丈夫かみたいな電話がかかってきて、すっごいちゃんとした管理体制でこんなに監視されるんだみたいな感じだったんですけど、
実際オランダのゴールデンウィーク、日本のゴールデンウィークあたりのところに長期連休があるので、それの関係で学校が始まるのが遅れてただけだったので、ちょっとそう言われてもっていう感じだったんで、すぐに学校に入れたんで入りましたよみたいな情報は出したんですけど、
っていうような形で、そういう仕組みを使って娘が学校に行き始めました。
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娘、そうですね、そこはやっぱりオランダとかはすごい早いタイミングから、トレアンスっていうのかな英語で、寛容っていう国のコンセプトとしてすごい掲げている国でもあって、すごい早いうちから移民をかなり受け入れている国なので、
例えばサッカーが好きな人とかは結構知ってるっぽいんですけど、オランダってかなり早い段階からオランダの代表選手とかに黒人の人とかが結構普通に混じってたりとかして、海外の選手じゃなくてオランダ人枠で普通に入っているみたいなこととかがあるぐらい早いうちから移民を受け入れている国なので、
だから、うちの娘の入った学校もオランダの公立の学校っていうか、ほとんどが私立が運営してるんですけど、オランダ国というか行政とかからのサポートを受けているので、事業料はただなんですけど、っていう学校に行ったんですが、オランダ語のレベルがそんなに高くないので、
まだオランダに移住というか移民になった人たちがいっぱいまず入ることが多かったので、だからたぶん同級生とか60カ国とか70カ国ぐらい同級生じゃないね、同じ学校の中に中高一貫校のところだったんで、それぐらいの人がいて、
娘の最初に入ったクラスとか、入学式っていうのかな、最初のクラス10人ぐらいだったんだけど、これはワールドカップかっていうぐらいの国の構成っていうか、日本がいて、タイの人がいて、あとモロッコの人がいて、ロシアの人がいて、
ポルトガルの人がいて、あとコロンビアの人もいてとか、すごい本当に世界中の人たちが同級生として、三者面談っていうのかな、保護者も一緒に行く日みたいなのが最初のうちに会ったときに、おお、みたいな感じで、そういうところで暮らせるのは羨ましいなと本当に思ったりしました。
娘はそれはそれで、彼女の人生として学校行ってますし、僕は3ヶ月に1回ぐらい三者面談みたいなのがあるので、その度に学校に行って、単人の先生だったり、あとはメンターみたいな、もうちょっと単人とは違う多くの生徒を見てるようなポジションの人がいたりとか、そういう人たちと話したりするのも非常に勉強になったし、
オランダの先生たちは、もともと聞いてたけど、個人をちゃんと見てくれるっていうか、一人一人がどういうふうに生きていきたいかみたいなところをすごい大事にして、娘の意見をすごい聞こうとするし、そのために次どういうことをやったらいいかっていうのを、一人一人オーダーメイドで考えてて、それはマジですごいなと思いました。
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本当にオランダのどっかの学校が特徴的っていうより、多分オランダのほとんどの学校の大きい考え方が、そうやって一人一人の生きていきたいことをサポートしていくっていう形でやってるんだなっていうのが、入ってみて本当に分かりましたね。
入る前とかに学校視察ツアーみたいなのとか、よく海外とかだとあったりするんですけど、そういうのでちょっと見聞きしてたとかじゃ分からないレベル感で、中に入ってみるとすごい体感できて、本当にすごいなと思ったんですけど、その事例の中で一個具体的なのだと、
移住して一年経たないうちにコロナとかが始まって、コロナ始まって速攻オランダも学校行けなくなって、オランダとかもすぐにオンライン授業に切り替えて、かつ日本みたいに生徒全員が同じデバイスとかを使ってないとダメとかじゃないので、どんなパソコンでもいいよみたいな形だったりとか、
パソコンとかが用意できない人は、大企業がおフルのパソコンみたいなものを寄付してくれたりとかして、一気にパソコンとかも配布してオンライン授業が始まっていくんですけど、オランダ語とかを学んでいく上ではどうしてもオンラインっていうよりは授業以外の部分での雑談とかで語学って伸びていくと思ってたので、
そういう部分で娘としてはほとんど学校に行く時間が少なかったのにすぐコロナになっちゃった。なかなか語学が伸びないっていうのが先生が気になってて、そしたらクラスで唯一娘だけ、他人の先生がコロナだけど週3日ぐらいだけ学校に行ってたので、この週3日だけはうちの娘だけ特別に学校に来て先生の隣でオンライン授業に出ていいよみたいな措置がされて、
こんな特別扱い日本でしたらどうなっちゃうんだろうっていうぐらい、一人一人を見てサポートしてくれるんだっていう本当に感動した出来事がありました。
ちょっとオランダの教育の部分の一部、本当に元々気になってた通りで素晴らしいなと思った部分の話を今日はさせてもらったんですけど、
次回はさっきの住民票を置ける家を僕らは借りるんではなくて買うっていう道を選んだので、次回はオランダで家を買ってみたっていう経験について話ができたらなと思っています。
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