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Speaker 1
二番経営 No.2の悲喜こもごも。
この番組では、なかなかおもてんでない会社の二番、No.2をテーマに、
トップのビジョンの実現の仕方や、この仕事の面白さ、大変さなど、
No.2の悲喜こもごもをリスナーの皆さんにお届けします。
Speaker 2
こんにちは、株式会社オーツーパートナーズ取締役の勝宮すいでです。
Speaker 1
県庁舎新しい経済編集長のしだるゆうすけです。
二番経営第17回、今回はですね、実は勝宮さん、お便りをいただいておりまして、
皆さんありがとうございます。メッセージをおむにいただいたご質問にお答えしていこうと思います。
Speaker 2
はい。
Speaker 1
たくさん皆さんからコメントいただいてて嬉しい限りなんですけれども、
Speaker 2
嬉しいですね。
Speaker 1
この番組でもちょっとそのお便りにお返ししていく回みたいなのをやろうということで、
今回、初の取り組みとしてお答えできればと思います。
それでは早速ちょっと私の方からですね、あのいただいたお便りの方を読み上げさせていただきます。
ラジオネームさこめさんからです。
はじめまして。毎回欠かさず拝聴しており、どんなことを考えているのか、何を思っているのか参考にしております。
私は二番手を上司として働き、一年が経過しましたが、上司が忙しすぎて業務の話はできても雑談のような会話があまりできておりません。
なのでどう察知したらいいのかいつも宿泊しております。
そこでお二人が部下に対して求めていること、何を思っているのか、何を期待しているのかとザックバランにお伺いできればと思います。
もし可能であれば部下の方の意見もお伺いできればと思いますが、お二人がいるところではなかなか話しづらいかもしれませんね。
ぜひともこの話題取り上げていただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。
ということでございます。さこめさんありがとうございます。
Speaker 2
ありがとうございます。
Speaker 1
今回のご相談なんですけれども、上司とともに働いて一年経ったんですけど、上司が忙しすぎて、何でしょうね、業務的なコミュニケーションはおそらくできているんですけれども、いわゆる雑談ができないと。
Speaker 2
それによってちょっと多分いろんなことを察せれないってことなんですかね。
そうですね。仕事の会話しかしていないので、何考えているか、そういう人間的なバックグラウンドがわからないという感じなんですかね。
Speaker 1
ということでお悩みというかご相談いただいたんですけれども、いかがですか。勝美さんが仮に、勝美さんが現在でもいいんですけれども、お質問にあったように、部下に対して求めていることが何を思っているのかみたいなところって。
Speaker 2
当然その部下によって求めていること一人一人違うと思いますので、一概にこうですっていうことは申し上げられないかもしれないんですけれども。
私の場合なんですけれども、部下から見たらどうかわからないんですけども、なるべく話をするようにしています。
まず仕事に関してであれば何かを頼むとか依頼をするっていうこと以上に背景とか、何でそれを頼むことになったのかっていうバックグラウンドはなるべく共有するようにしていきたいと思っていますし、
プライベートの話をするぐらい自分をさらけ出すっていうのは人によってかもしれないですけれども、そういう小ネタじゃないですけれどもはいくつかあるので、なるべく開示してっていう。
開示してっていうと考えてやってるみたいですけど、一緒にいると雑談をしたくなってしまうタイプなので、聞きたくなくても横で喋っちゃうところはあるかもしれないです。
一方で、この上司の方が忙しすぎてっていうのもよくわかるんですね。忙しいときはちょっともう声かけてくるなオーラを出しながらやってるようなこともあると思うので、こういうものを解消するために今ワンオンワンっていうのがさかに行われて、上司側の情報も出しながら仲良くなってっていうのはあると思うんですけれども。
Speaker 1
そうなんですよね。だからもちろん多分業務の話はできているっていう状況ですから、表向きはそんな支障ない状況には見えるんですけど、もしかしたらご相談者のさこめさんからすると、そのバックボーンに何があるのかなみたいな、仕事の指示はこれをしてくれあれをしてくれ、次はあれをしてくれってくるんですけど、もうちょっとなんか広いビジョンとか、
まあ究極言っちゃうとこの人何で働いてるんだろうなみたいな、上司に対してですね。なんかそこらへんの目標とか目的みたいなのがなんか伝わってこないから不安に感じてるのかなと思うんですよね。で、そういうのが実はその雑談みたいなところだったり、ちょっと無駄話からなんか察せれる部分であるじゃないですか。
かつみさんってこんな人なんだなとか、例えばこういう家族構成でみたいなところを知ることで、だからなんか今こういう決断をしたのかなみたいなことを推測することもあると思うので。だからかつみさんがおっしゃる通り、まあなかなか下から言いづらいかもしれないんですけど、おそらくワンオンとかないと思うんですよ。
忙しすぎて。
Speaker 2
この方もまさにそうでしょうね。
Speaker 1
忙しいとワンオンがめんどくさいってちょっと怒られるんですけど、気持ちめちゃくちゃわかるじゃないですか。時間ないので。
Speaker 2
そうですね、後回しになりがちですよね。
Speaker 1
なんだけど、実はワンオンでいざ時間を一対一で取ると、こういうこぼれ話も出やすいので、市販機に一回でもいいので、ちょっとワンオンとかしてもらえませんか、いろいろ先輩に聞きたいことあってみたいなのを言ってみてもいいかもしれないですね、この人から上司の人に。
Speaker 2
人によって違うのかもしれないですけども、話をするよりも聞く方がちょっとエネルギーいるじゃないですか。
なんかこの方、上司の考えがわからないっていうのであれば、なんとかさんのことをもっと知りたいので、一回ワンオンお願いしますとか話す機会いただけませんかっていうのは率直に言ってもいいような気がしますし、
仕事の背景とかそういうことを知りたいっていうのであれば、そこを教えてくださいっていうのはきっと言いにくいんだと思うんですけども、こういう背景だからこの仕事をこういうふうにやるっていうことですかっていうふうに仮説されてて、
ちょっとぶつけてみるとか、いやいやそういうことじゃないよって言われるかもしれないですし、
余計なこと考えなくていいからやれって言われたらちょっともともこもないかもしれないですけども、それでもちょっと頑張って食らいついていってもいいかなって気はしますね。
Speaker 1
そうですよね。
Speaker 2
はい。
Speaker 1
多分このご質問は直接ぶつけたほうがよくて、部下に対して何を求めてるかみたいなところっていうのは、かつみさん冒頭におっしゃったように結構個別具体的だったりするし、会社の今目標だったり状況にもよると思うので、
だからぜひ話聞いてもらう機会を何か作れればいいですし、多分これだけ業務で忙しい方であれば、そういうふうに頼めば逆にちょっと来週再来週になるけどねってなるかもしれないですけど、絶対時間は取ってくれそうな、
要はそれも業務なのでワンワンするとか話すというのも、そこに組み込んでもらえれば何かいいかなと思いますんで。
Speaker 2
そうですね。多分俯瞰でちょっと見ると上司の方が上にいらっしゃってっていう感じで、本来であればマネージャーなり上の方がやるべきことっていうのはあると思うんですけど、
さくめさんからそれを組織的に上司は関わるべきだ、ワンワンやるべきだとかっていうのは言いにくい状況だと思うんですけども、
まずは上司が考えてやってあげることっていうのはもうちょっとあるかもしれないですね。それは多分このお二人のさらに上の役員さんなりが配慮してあげてもいいと思うんですけれども。
Speaker 1
確かにそういう仕組みを提案してみるとかね、上の人がね。
Speaker 2
そうですね。一対一の話にしていくとただのクレームになると思うんですけども、会社全体でこういう取り組みしたらどうでしょうかっていう提案は受け入れやすいかもしれないですし、
そういう話をプロアクティブに発信していくっていうところはすごくいいんじゃないかなと思いますね。
あと発信してる方が情報も入ってくるっていう気がしていてですね。
自分からどんどんどんどん話していく、自分のことを開示するもあるかもしれないですし、
いろんなことを提案していく人にはどんどん情報も入ってきますし、声もかけられやすくなるし、君はこういうことを考えてたんだねっていうコミュニケーションも発生すると思いますし、
口開けて待ってるとどうしても情報量って限りがあるので、どうしてももっともっと欲しい欲しいって感じで吸っていきたくなるんですけども、
一回思いっきり持ってるものを発信していく。そうするとその上司のこともよりわかるようになるかもしれないんで、
まずはさこめさんから自分のことをこう思ってこの仕事やってるんですけどいいでしょうかとか、
自分はこういう人間なんですけどもどう思われますかってもいいですし、そういう会話を試みてみてもいいかもしれないですね。
Speaker 1
そうですね、確かに忙しい中でも時間の合間を縫ってなんかちょっと今いいですかみたいな形でもいいかもしれないですし、
まさにそういう話を聞くのも実は上司の役割ではあるので。
Speaker 2
そうですね、きっとご理解いただけるでしょうね。
Speaker 1
ワンワンしてくださいっていうアプローチもありですし、何ならちょっと相談があるんですけどみたいな、このやり方でいいんでしょうかねみたいな機会作ってもらう提案してもいいのかなと思いました。
でもあれですね、やっぱりこういう雑談って結構大事なんですね。
このお便り読んで僕実はハッとして忙しいとやっぱりこれできないじゃないですか。
何でしょう、外から打ち合わせで帰ってデスク戻って何となくこうチームメンバー座ってるんですけども、
Speaker 1
それでは勝美さんもう一通お便りいただいておりまして2通目のお便りを紹介していこうと思います。
続きましてラジオネームSGOさんからです。
こんにちは。いつも楽しく拝聴しています。
さて私はとある学生メンチャーのNo.3なのですが社長が役員の話を聞き入れてくれないということについて相談させていただきたいと思います。
社長の仕事は人、金、物を集めることだと聞くことがありますが私どもの社長は人を集めること、物を作ること以外には聞いてておらず
お金を集めるためのNo.2、No.3の意見にも全く耳を傾けてくれません。
金融広告や私からの融資を含め借金を極端に嫌うだけでなく数でさえ資本金が少ないのに
いつでも現金化できるはずの投資新宅100万円分を虎の子のように大切にしており
いつかいいエンジェルさんに巡り会えると信じてやまない楽観性とたりき本願さに愚了しています。
100%社長の持ち株なのでやはり従うしかないのでしょうか。
どのように社長を説得すべきでしょうか。
というお便りをいただきました。
SGOさんありがとうございます。
Speaker 2
ありがとうございます。
Speaker 1
学生ベンチャーの方からも聞いていただけると嬉しい限りですけれども。
Speaker 2
嬉しいですね。
Speaker 1
ただご相談内容としてはちょっとなかなか困られてるというか。
Speaker 2
だいぶストレス抱えられてらっしゃるんでしょうね。
なんかもどかしい感じが伝わってきますよね。
Speaker 1
要はそのナンバーワン社長の仕事の中でそのお金に関して。
ちょっとなかなか他の意見も聞いてくれないけれども。
ぶっちゃけ言うとちょっとセンス感じないみたいな状況があると。
これどう説得すべきでしょうかみたいな話でしたが。
いかがでしょうか。
Speaker 2
そうですね。
あのもちろん実際どういうことをやられてっていうのがわからないので。
推測でしかないんですけれども。
これ書かれている社長の仕事は人金物を集めることだと聞くことがありますと。
この社長さんは人を集めること、物を作ること以外にはって書いてるんですけど。
人を集めて物を作ることができるって超すごいと思うんですよ。
Speaker 1
すごいですね確かに。
Speaker 2
全然もうトップOKですって感じですね。
足りないところを保管するのがナンバー2だったりナンバー3だったりっていう風に思えばいいですし。
ナンバー2の方、ナンバー3の方がお金を集めようと奔走されてるっていうのも何となく目に浮かぶんですけれども。
トップがそれは別にしなくてもいいっていう感じなんだなと思うんですね。
この会社さんがどういうステージなのか。
あるいは何を目指されてるかにもよって違うと思うんですけど。
エンジェルとかあるいはベンチャーキャピタルさんとか何でもいいんですけれども。
そこから出資を受けてラウンドなんとかとかシリーズなんとかっていう花々しいものってちょっと誉れみたいなところがあると思うんですけどスタートアップ企業としては。
全然そう思わないんですよ。
その会社とかステージによると思うんですけども。
出資金って資本金なので借り入れとは違うんですけども。
でもよそ様のお金なのでもう借金だと思うんですよ私は。
それが自分のお金で回るんであればそれは十分だと思うし。
自分のお金よりももうちょっとレバレッジを利かせていくっていう時に他の方のお金を使うっていうところだと思うんですけども。
考え方としてまずは今の持ってるお金だったり人ともので頑張ってそっから成果を出してそっから次に進んでいくっていうことを考えられてるんじゃないかなって言う気がするんですよ。
この社長さんはまだそのタイミングじゃないっていう感じで資金調達すればいいってもんでは決してないと思いますし。
なのでまずはそういう価値観もあるっていうことをご理解いただいてみてもいいんじゃないかなって気はします。
Speaker 1
確かになんかどうしてもスタートアップ村にいると調達することがなんかおめでとう素晴らしいよくやったねっていう風な雰囲気で感じますよね。
実際それはまあおめでたいことなのかもしれないですけど。
ただ勝美さんおっしゃるように確かに企業さんによってはむしろそれで株が減っていくんであれば自己資金でやるよ。
もしくは自分たちの借金だけでやるよということで他社資本入れないっていうポリシーを持っている会社さんで大きいところも全然あったりするので。
確かにレールに乗った感じだとねVCからエンジェルから調達受けました誰々さんですみたいなドラマチックなんですけど。
まあそれだけじゃないよなっていうのは確かにおっしゃる通りだと思いましたね。
Speaker 2
そうですねちょっとなんかだいぶ私のバイアス入っちゃってるんですけれども資金調達をベンチャーキャピタルさんから受けましたと。
5億受けました10億受けましたっていうのってよくある話なんですけども。
投資家の皆さんからお金をお預かりしますと。
その時お金は入って投資家さん入ってくださったんでいろいろ助けてくださるかもしれないっていうふうに思われる経営者の方というかスタートアップの経営人の方いらっしゃると思うんですけども。
全然そんなことはなくてお金が出てきてあと自分たちでやんなきゃいけないわけですよ。
お客さんの開拓もそうですしネットワーク作りもそうですし。
お金を持ったってことはその分ステークホルダーの方たちに報告する義務も発生する。
そういうことに時間をかけるんであれば今のプロダクトの開発に時間をかけた方がいい。
あるいは自分たちで営業を広げていった方がいいっていう考え方もあるかもしれない。
優先順位とその企業の育て方っていうのはもうそれぞれ経営者によって違うと思うんですけれども。
なんでそのあたりも考えてお金を集めるっていうところを考えてみてもいい気がします。
すいません、これは私の考えを押し付けちゃうのも嫌なので。
SGOさんの最後の質問でやはり従うしかないのでしょうかっていうところを100%社長の持ち株というか皆さんが選んだトップでしょうから
そのトップの考えっていうところを生かしていくっていうのが基本だと思います。
説得するというよりもですね。
その方針に納得がいかないのであれば新たに自分で起こすっていうのもありかもしれないですし。
まずはこの社長さんの考えをしっかりと理解するっていうところから始めてもまだまだ学生ベンチャーさんなんでね。
まだまだ若いのでいいような気がしますけどね。
Speaker 1
おっしゃるとちょっと見えなかったのが果たしてこの今会社は資金が必要なんだろうかっていうのがちょっとこのお便りだとわからなかったですね。
Speaker 2
そうですね。
Speaker 1
で、要は社長さんは今自己資金で多分やっていて100%持ってて投資進捗も大切にしてて。
で、多分事業は何かをやってるのでキャッシュは出てってるはずですけど
直近に何かいつかエンジェルさんくればいいなっていうレベルっていう話であれば直近に何かめっちゃお金が必要じゃないという状況かなとも察してれるんですけど
このSGOさんは何か逆に調達したい調達したいって焦ってるような感じがしてて。
やる事業とかこれからのステップによってお金いるかいらないかって変わってくると思うので
そもそもこの経営人で多分ナンバー3ということであと一人いると思うんですよ社長と。
いわゆる挑戦じゃないですかお金かけるって。
そうですね。
それをいつどこでどうやってるのかっていう一種統一ができてないような気もしました。
Speaker 2
いや、そうだと思います。この会社をどういう風にしていきたいかっていうところですよね。
Speaker 1
それがなんかね、もしかしたらバラバラだから社長がノンキーな感じにSGOさんはエラエラしてるけどもしかしたら