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Speaker 2
二番経営 No.2の悲喜こもごも。
この番組では、なかなか表に出ない会社の二番、No.2をテーマに、
トップのビジョンの実現の仕方や、この仕事の面白さ、大変さなど、
No.2の悲喜こもごもを、リスナーの皆さんにお届けします。
Speaker 1
こんにちは、株式会社オーツーパートナーズ 取締役の勝宮崧礼です。
Speaker 2
現当社新しい経済編集長のしだるゆうすけです。
二番経営第18回。
今回もですね、実は勝宮さん、前回に引き続きですね、お便りをいただいておりまして、
少し前回も告知しましたが、そちらの方にお答えしていこうと思います。
Speaker 1
はい。
Speaker 2
で、実は今回のお便り、番組宛にメール第1号としていただいたお便りでしたので、
ちょっとご紹介させていただこうと思うんですが、
メールでしたのでラジオネームの記載、ポトキャストネームの記載がありませんでしたので、
仮になんですけど便利的にOさんというふうにご紹介させていただきます。
二番経営、興味深く拝聴しています。35歳になる公務員です。
今回ご相談したいのは、ボスやビジョンとの出会い方についてです。
私自身、キャリアの悩みを抱えています。
なりたい自分、組織を通じた自己実現の可否、
年収を含むライフプランなどの問題を前にして、停滞感を覚えています。
そんな中、二番手という言葉に惹かれ、ポットキャストを聞き始めました。
というのも、自分の学生時代、サークリアゼミなどを振り返ると、
尖った発信者の隣で漢字をしたり取りまとめをしていました。
それにストレスがなかったので、自分は二番手キャラだと思い、
大学院終了後に公務員の就職を決めたという過去があります。
しかし働いてみると、サポートすること自体はエネルギーにならないことに気がつきました。
自分の強みが二番手のスキルにあるとしても、
過去にあったようなサークリアゼミへのビジョンへの共感が前提となっていて、
役割として二番手のやりがいを感じていたのではと考えるようになりました。
そんな自分の中で何かヒントにならないだろうかと思って聞き始めました。
聞いていると、やはり二番手的な動きはとても魅力的だと感じます。
なんとかボスを好きになったり、ビジョンを感じてエネルギーにしたりしたいです。
突然失礼なことは承知していますが、そこへの何かアプローチで気を付けていることはありますか?
お話を聞いていてもたってもいられずメールをさせてもらいました。
というお便りをいただきました。
Speaker 1
ありがとうございます。
ゴーさん、二番手キャラということで公務員の仕事を選ばれてサポートをするということを、
自身のサポートなので公務員だから一般の市民の皆さんを支えるとか、行政を支えるとかそんなイメージですかね。
Speaker 2
そうですね。
Speaker 1
選ばれてその仕事をしたもののボスだったり、ビジョンにグッと惹かれるものがないですかね。
言動力としてはちょっと足りないので、どうやったら出会えますかとか、
Speaker 1
出会うときのアプローチで考えていることは?というご質問でしたね。
Speaker 2
だからたぶん仕事的には二番手スキルがあるし向いているんだけど、実はビジョンが大切だったみたいな、
その動機というかね、そういうところが大切だったなというのが今改めて考えられているんだと思うんですけれども、
そこでそういったボスとの出会い方ですよね。
Speaker 1
ボス、ビジョンとの出会い方、きっとこの間の藤沢武雄さんの会員のように、
この人だっていうトップの人、ボスの人に会って、そこからストーリーが紡がれていくっていうのがめちゃめちゃ美しいですね。
美しいですね。
唯一無二のトップに出会うみたいな、ただなんとなくなんですけども、あんまそういう出会い方ってなくて、
気がついたらトップとナンバー2だったっていうことは意外と多いような気もしますし、
2番手かどうかは関係なく、その組織なり向かっている方向とかビジョンにこだわって、
いったら2番手になっちゃったみたいなケースの方が現実的には多いような気もしますよね。
Speaker 2
そうですよね。そもそもそういうボスとかって、もちろんそういうスタートアップに入るとかいう選択肢はあるかもしれないですけど、
Speaker 1
今、法務委員のお仕事だったり、大きな会社だと、なかなかこう、いわゆる自分がボスと呼ぶ近い人を選べないですよね。
選べないですよね。毎回首長さんに惚れて公務員になりましたってないですよね、この市長に。
Speaker 2
だってそれ選挙で決まるからねって。
Speaker 1
変わっちゃいますもんね。
Speaker 2
そうですよね。区役所に勤めてるんだったら、区長さんが変われば変わっちゃうし、もちろんもうちょっとその下の上司もいるのかもしれないですけど。
Speaker 1
なんかそういう意味ではイメージとして持ちにくい感じなんだと思うんですけども、さっき話した藤沢武夫さんはご自身で経営もやって何度もやって、
いつかこういう人と仕事やりたいっていうことを考えられ続けて、30代後半まで過ごされたっていう感じだったと思うんですけども、
一般的には自分の夢をかける、俺が支えていくボスを探し求めてっていう青い鳥を探すみたいな感じの余裕は普通ないので、きっとその時に一緒にやってる方たちですね、
自分の上司なのか、ナンバー1、ナンバー2ってポジションじゃなかったとしても、上司の方とどうやって付き合っていくのかっていうのが多いと思うんですけど、
これは私もずいぶん前に新入社員っていうのをやって、30年くらい前だったんですけど、その時にすごくベテランの社員の方から言われたことがずっと今でも記憶に残ってるんですけれども、
何でもいいですけど仕事をやります、必ず上司っていうのはおそらくいると思います。
その時にすごい仕事でいい仕事をして成果を出して成長していって、上司を抜いちゃうみたいなことっていうのもあると思うんですよね。
上司抜いて自分が上に来ましたってこともあると思うんですけど、その時にちょっと昭和感が漂ってるのかもしれないですけども、