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2024-08-30 10:54

16.ユニバーサルデザインラーニング

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以前の勤務校で受講した研修で、いまも授業の軸になっているUDLについて紹介です。以下はpodcast内でも紹介しているものです。いかさんがpadletを話していた回があったと思っていますが、どれかわかりませんでした、、、ごめんなさい。

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第16回、高校国語について話すラジオの時間となりました。
この番組では、高校の国語科教員であるなんばが、
普段の授業の話や研究の話などをして、
国語科の先生のみならず、
いろんな先生に授業や教育について考えてもらうことを目的としたラジオです。
みなさん、こんにちは。パーソナリティを務めますなんばむっとです。
よろしくお願いします。
前回は第15回のところで、
僕のプライベートな1日の働き方というか、
ライフステージにも元気をしながら、
ご紹介をさせていただきました。
こんなような教員もいるよ、というくらいで聞いてもらえたら嬉しいです。
では、第16回のところは、
僕が前任校の時に、
自分の授業観を更新するに至った学びというか、
今もそれは結構自分の軸になっているので、
そのことについてお話をしていこうかなと思います。
先日、黒瀬先生の勉強会に参加できていないのですが、
インクルーシブ教育の話が出ていたかなと思います。
あと、ポッドキャストの方でも自由進路学習というものが取り上げられていて、
そこと近いような話ができるかなと思います。
僕は公立の教員なので、結構研修というのがいろんな分野にわたるんですね。
その一つが、特別支援教育という支援が必要な生徒に、
どういうような支援をしていくかとか、
そういったようなものを学ぶ研修が何回かあって、
特別支援コーディネーターというような資格、
資格といってもうちの自治体だけなのかな、
ちっちゃいものなんですけれども、
そこでユニバーサルデザインラーニングという概念を知ったのが、
僕の授業の軸の中でもすごく大きいことだったかなと思います。
早稲田の高橋敦子教授だったかな、
ちょっと名前ごめんなさい、うろ覚えなんですけれども、
その方がUDL、ユニバーサルデザインラーニングというようなことを
授業をして講義をしてくださって、
簡単に言うとユニバーサルデザインという、
どんな人でも過ごしやすいような、
階段ではなくて坂道になっていて、
支援が必要な方も過ごしやすいし、
そうではない方も過ごしやすいような考え方が
ユニバーサルデザインにあると思うんですが、
それを学びの文脈でもやってみませんかというのが
ユニバーサルデザインラーニングという考え方になっています。
例えば、これは紹介されてTEDで見たんですけれども、
筆記することがすごく苦手な小学生がいて、
学校ではパソコンとかの持ち込みができなくて、
とにかく鉛筆とかで書くことが常だった。
でも、僕はパソコンというものがあれば
もっともっと自分が表現できて、
学校というものが楽しくなるのに、
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というようなTEDの考え方になっています。
それを聞いて、皆さんの授業もそうなっていませんか?
というような話を高橋先生の方からいただきました。
それというのは結局、
こちら側が学びの手段を強制することで、
逆に学びづらくなっている生徒がいるよという、
一人一人の学習者の学び方によって
学びづらくなっている生徒がいるということです。
一人一人の学習者の特性だったり、
思考とかもあるので、学び方というものは目的に合わせて、
いろいろと学習者が選べるようにした方がいいんじゃないの?
というのがこの授業の中で言われていたことで、
例えば、よく国語で音読をするみたいなことがあるんですが、
それは自分で、一人で音読してもいいし、
本文の理解という意味では、
誰かが話しているのを聞く、CDとかのものを聞くという手段もいいし、
他の人とペアで音読するとか、また違った形でもいいんですが、
そういうように学習者がいろいろなアプローチから、
例えば本文の理解とかができる。
それが連絡できる余地があると、
すごいユニバーサルデザインラーニングの文脈だと、
いいものになるんですね。
それというのは今の観点別評価になって、
結構学習者が主体的に学ぶ、
粘り強く学習して自己調整をしていくという文脈とも
合致していくものかなと思っているんですけれども、
そういうようなことが全人口の研修で教わりました。
その学びというものを僕も結構今も大切にしていて、
もちろん強制というか、
こういうような手法でやってねという時もあるし、
そうではなくて、知識の獲得とか、
思考範囲表現の何かがメインだった場合に、
そのアプローチ方法は多様でいいよねという、
すごく自分の中でも許容できる幅が広がったというのが
自分の中ですごく残っていることです。
それというのは多分自由心の学習者にとっては
いくつか通じることがあって、
僕以前ちょっと違うんですけど、
古文の文法を学習する時に、
学習者に僕が講義して教えるパターンと、
文法書とかを読んで自分でやってみるパターンと、
あとはカードとかをこちらで用意して
それでやってみるパターンと、
いくつかパターン分けをして、
学習者に選んでやってもらったということがあったんですね。
今でいう自由心の学習ではないんですけど、
そんな立派なものではなくて、
なんかもうへへっていう感じの実践だったんですが、
自由心の学習みたいな、
かっちりしていると、
なんかもっと良かったのかなとか思いながら
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自分の実践を振り返るんですけれども、
そういうようなことをやってみて、
そういうような高谷先生の話を聞いて、
というような自分の軸が、
ちょっと許容度が広いということもありながら、
授業をしていたら、
インクルーシブ教育の話とか、
自由心の学習の話をポッドキャスト等で聞いて、
自分のルーツじゃないですけど、
軸っていうのが、
そういう文脈にあるのかなっていうことを
実は思い出したっていうようなことで、
今のポッドキャストを録音しています。
だからこう、
なかなか今のところは、
入試演習とかのところがあって、
そういうふうに自由な手法でっていうのが
難しい場面ではあるんですけれども、
やっぱり教室空間で入試を扱う
良い意味っていうか意義というか、
っていうのは僕は、
やっぱり他の人の解き方だったり
考え方だったりっていうことを
知っていくっていうことが
一つ教室空間、
教室空間っていうよりもどちらかというと、
他の人と一緒の空間で
入試問題を扱う意味なのかなと思っています。
なので結構、
解いた後にどういうところを
考えながら解いたかっていうので、
生徒には書き出しをしてもらって、
それを共有したりとか
していたんですけれども、
そういうようなことがまず1個。
で、それでどういうふうに
共有しようかなって
いつもはペアとかで書き出して、
そういうふうなことを
ペアでやってたんですけど、
今度2クラス合同で
授業をやる場面があるので、
なんかGoogleフォームでもいいけど、
スペースシートで共有でもいいけど、
なんか味気ないなと思っていたら、
たまたまイカ先生の
パトレットの話が出てきて、
自分自身も
パトレットを
研究会の紹介とかで
結構使っているので、
それを授業でもやっぱり
使ってもらって、
今回思い立って
2クラス分、
いろんな解説とかをした後に
こんなとき方がいいよとか、
ここを意識すると
よくなったよっていうことを
生徒の方に
匿名で記入してもらって、
それを共有して
いいねとかを押してもらうっていうのが
なんか良さそうかなと思いました。
なんかこう、
どうしても共有するときに
もちろん今回の
共有はメインではなくて、
プラスアルファの部分なので
重きがない。
気軽に学習者というか
生徒たちにも見てほしい。
ただそれがGoogleフォームとかで
コメントとかになっちゃうと
Googleフォームを使って
スプレッドシートでやったものを
共有とかになっちゃうと
コメント入力とかが
メインになっちゃって、
なんか気軽じゃないなとか、
あとどうしてもUIが
ポップではないので、
こういうのがあるんですけど、
パトレットがパトレット
っていう風に思って
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実際に使ってみようかなと思います。
あのポッドキャスト撮るときに
結構どんなネタで話そうかなって
思ってるところはある。
実際に結構
なんかネタねえな、
学校始まんねえとネタが全然ねえ
っていうこと思うんですけど、
他の先生のポッドキャストの話を聞いて
結構僕はすぐに
あ、それだわ、
俺がやりたい時とかのツール
結構授業とか改善できるので、
そういう意味では
他の方のポッドキャストを聞いて
インスピレーションを受けて
自分の話すネタとかも
変わっていってるなっていう意味で、
実際にね、
同じ高校の国語の先生が
ポッドキャストされてるの
すごく励みになって
自分は楽しく毎日
過ごせているかなと思います。
ただあとは自分がどれだけ
配信が僕はメインではなくて
普段の授業のものを
音声言語として
残しておきたいっていうところから
ポッドキャストを撮っているので
そのあたりはぶらさずに
気軽にやっていこうかなと思います。
ということで話がざったん
なってしまいましたが、
本日は全人校での
授業の軸になった学び
UDLっていう考え方と
実際にやった実践の話は
簡単にご紹介しました。
そして最後にね、
他のポッドキャストの
先生方の話を聞いて
いかがされてますっていうことを
ポッドキャストの方で
配信させていただきました。
沼縄の皆様、
本当に今日もありがとうございました。
たくさん先生方もお疲れ、
先生以外にお人も聞いてくれている
かなと思いますので、
学生の皆様、
民間で働いている方々等々
大変な日々をお過ごしかと思いますが
体にはご自愛ください。
ということで本日は
受け入れていただきありがとうございました。
次回の放送をお楽しみに。
10:54

Comments

podcastが更新されてるとすぐに聞いて、うんうん、そうだよなって刺激受けますよね笑 黒瀬先生とすごく話してる感じがしますもん。笑

黒瀬直美
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