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2024-03-28 29:16

最近の生徒について(2024/03/28)

最近の生徒について(2024/03/28)

Summary

オンライン日本語教師のポッドキャストでは、講演日記が紹介されています。オンライン日本語教師とは何かや、ListenStyleというサービスをどうやって活用するかについて説明され、最近のオンラインの生徒についての話題も取り上げられています。例えば、火曜日と金曜日に休みを取り、水曜日と木曜日に働く生徒や、日本に住んでいるアメリカ人の生徒について詳しく触れています。

オンライン日本語教師とは
オンライン日本語教師のポッドキャストというか、声日記ですね。
今日をはじめて、今まで二つエピソードを挙げてみました。
オンライン日本語教師とは何かということと、
ListenStyleというサービスを何で使おうと思ったかということなんですけど、
二つ目の音声に挙げたように、
ListenStyleというサービスを使おうと思ったのは、
日々の生徒と会ったことをボイスメモで録音して、
それを文字化してくれるっていうのがありがたいなと思ったわけですね。
早速、自分が本当にやりたかった今日とか、
最近のオンラインの生徒についてを語っていこうと思うんですけど、
これは本当に未来の自分が確認するためにやるのが主な趣旨です。
そうですね。今日の生徒、どんな生徒がいたかということを、
あんまり生徒が見張りしないように言わなきゃいけないんですけども。
そうですね。今日は1コマ出て終わったのかな。
ちょっと待って、思い出せない。
これはアプリを見ながら話しましょう。
自分の使っているプラットフォームのアプリを見ながら話しますね。
9時から今日は5コマあったんですね。
9時にカリフォルニアの生徒が授業をしたのと、
10時にアメリカ在住の生徒と授業をしました。
あ、違う。9時の生徒はアメリカに住んでる生徒なんですが、
なぜか現れずに、まあよくあるんですよ、これは。
よくもないか、たぶん時々ありますね。
こっちは授業できる準備をしてスタンバイをしてたけど、なんか来ないと。
メッセージを送ったけどどうも返事がないみたいな感じで、
30分ぐらいいて、「ごめんなさい、抜けますねー」って言って、
英語で何もトラブルとかないということを祈っていますみたいなことを書いて、
また次の授業で会いましょうとか言って送るんですね。
そんな感じで、何が起こってるのかちょっとよくわからないけど、
バイバイって感じで。
10時からの授業の生徒は、これはアメリカに住んでる人なんですけども、
もうすぐ日本に来るんですね。
最近日本語を勉強し始めて、
今、コロナの規制が少なくなったというか、
日本にまず旅行者として来れるようになってからすごく多いんですけども、
日本に行きたい、日本に興味がある、旅行したい。
でもその前に言葉を勉強しておきたいっていう目標で、
オンラインの日本語の先生を頼ってたどり着いてくれる。
ありがたいんですけど、そういう生徒も結構多くて、
彼もそのうちの一人です。
日本語自体の勉強も続けたいと言ってくれてるし、
でもとりあえずは日本に来るための日本語を勉強したいと言ってくれてる人で、
この生徒は、もともと自身のルーツは英語圏ではなくて、
生徒の授業構成と反省
他の、、ブラジルかな。
だからポルトガル語を知ってるわけですね。
そういう生徒は、言語認知能力というか、メタ言語能力っていうんですか、
いろんな言語の種類があるっていうことがわかっていて、
英語ではこういうけど日本語ではこういうわけだ、みたいなのをザクザク理解していく感じがあるなって思います。
一概にそれが全部生徒の資質だとは全然思わないんですけど、
そもそも外国語を全く知らない、例えば英語の母語だけで生きてた人でも、
すごく吸収力が強い人もいますから、なんとも言えないんですけど、
そもそも他の外国語を知ってる人は、次に日本語を学ぶと結構早く覚えるってことはありますね。
この人は、すごくドライな考え方をしてるというか、
たぶんプログラマーっていうところもあると思うんですけど、
論理的思考でザクザクと切り分けて取り入れていくみたいなところはありますね。
僕の授業を取ってくれる人に多い職業はプログラマーなんですね。
プログラマーとかシステムエンジニアなんですね。
自分もそういう感性があるからちょっと惹かれあったのかもしれませんけど、
すごく明るい人で、すごくいい人ですね。
この人も今のところ本当に順調にいってるかなって気がしますね。
あと、変に文法偏重にならなくて、
やっぱり旅行に来てくれるということで、
旅行で使えるための方略というか、
本当に使える日本語をまずはとりあえず学ぶって方向に行ってるので、
こういうふうに言えば簡単だよっていうようなことを教えたりすると、
おお、まじか、ありがとうっていうような感じで進んでいます。
12時からは、これもアメリカの人ですね。
この人はもともと中国語圏にルーツがある人なので、アメリカ人なんですが、
だから中国語もわかるということで、
まず漢字が読めるっていうところがすごくアドバンテージですね、日本語を勉強するにあたって。
中国語と日本語は言葉の種類としては全然違うんですけど、
漢字が読めるっていうことによって、すごく意味の当たりがつけやすいんですね。
これは日本人として中国語を勉強するのでもそうなんですけど、
発音が全然わからなくても、とりあえず書かれてる中国語の漢字を見れば、
なんとなく意味がわかるみたいなことはあります。
自分も中国語を勉強してたことはありますし、
あと台湾とか香港に旅行したときに、タクシーの運転手に発音的には意味が通じないんだけれども、
ここに行ってほしいって言って、紙に漢字を書いて渡したりすると通じると。
そういうことで、やっぱりアジアの言語はお互い学ぶにあたってアドバンテージがあるなって思います。
あ、それは韓国語にも言えて、韓国語は逆に言うと表記は全然違うんですけど、
ご存知の方も多いと思うんですけど、
ハングル文字は何も知らない状態で見ると全然意味がわからないんですけども、
韓国語をちょっと勉強してみると、日本語と双子なんかなって思うぐらい、
語順とか助詞の機能とかが似てるんですよね。
これは初級だからそういうふうに思うのかもしれない。
生徒の特徴と悩み
どんどん勉強していくにあたって全然違うなって思うところもあるんだと思うんですけど。
とにかく助詞とは何かっていうことを、例えば英語の母語話者に説明するのは結構難しい。
助詞の機能は何かとか、
助詞の「は」は何かとか、XはYですの「さ」は何ですかっていう、「は」と「が」の違いは何ですかとか聞かれたりすると、
今はとりあえず待っててみたいな、日本人でもうまく説明できないようなことだからみたいな。
そのときは限定的に、自分が好きなものに関してとか、自分の能力に関しては「が」を使いますよとか、目の前に起こっていることに関しては「が」を使いますよみたいなことを限定的に教えていって、
いろんな場合分けがあるんだなっていうことだけ示唆して終わります。
そんな感じで、12時にやった人は中国語を知ってる人だったので、もうスイスイ早く進んでいます。
逆に学ぶスピードが速い人に対して緩い授業をしてると、
本当に物足りなさを感じさせてしまうなっていう事例を今まで感じていて、
自分で予習をここまでやってる、15課ぐらいまでやってますっていう生徒に、たらたら10課とかをやってたりしてたときもあったので、
本当にこれを反省で、そういう人はサクサク飛ばしたりとか、教科書主体じゃなくてもっと別のものを用意しなきゃいけないなと思うんですが、
なかなかその生徒に対してだけ時間を割くこともできなくて、
自分でスイスイ勉強してきたんだったら、それで頑張ってねっていう感じもします。
15時からは、これは新しい生徒で、フランス人の方ですけども、日本に住んでしばらく経っている方ですね。
日本人の人と結婚して、子供もいます。
レベルとしては中級、初級の途中ぐらいですね。
いや、というふうに本人は言ってたんですけど、どう考えても中級以上に話せる人だと思いましたね。
やっぱりそれは日本で子育てをしてるし、生活の中で得られる言語っていうのの豊富さがちょっと半端なくて、
普通に日本語を話してますよって言いたいんですけど、本人はどうしても自信がなさそうなんで、
おそらくこれは本当に上級の人でもある悩みなんですけど、複雑なことは言えないっていうことなのかなって理解しました。
例えば、これ日本人でも難しいんですけど、
読んだ本の感想を言うとかですね。
これは例えば、本の内容をある程度要約して知らない人に伝えるっていうパターンだと要約をしなければいけないし、
相手のアテンションを引くような話し方をしなければいけないし、
それに対して自分がどう思ったかっていうことを語らなきゃいけないので、
これって結構マルチタスクというか難しいと思うんですけど。
あとは会話文法ですね。いわゆる教科書に載ってないような会話文法っていうのも存在して。
例えば、わりと最近、中級ぐらいに行った生徒に、
新海誠のファンがいたので、新海誠さんのインタビュー動画を一緒に見ようという授業をしてみたんですけど、
今まで基本的にはその生徒と教科書主体の授業をしてきたし、あとは書き言葉の授業をしてきたんですよね。
日記を書いてもらったり、いろいろなエッセイを書いてもらったりしたんですね。
本人も小説とかめっちゃ読んでる。
だけど話し言葉と全然違うんですね。
例えば新海監督のインタビューでどういうことがあったかっていうと、
いろいろものをすごい考えながら話してるので、まず文法的ではないというところから始まり、
例えば、こんな言い方があったんですね。
完璧な引用ができないんですけど、
「物語がそうやって終わるわけじゃないわけです。」
っていうふうに言ったんですね、新海監督が。
わけじゃないわけですっていうわけです。
このわけって何ですかみたいな。
わけじゃないって言った後にわけですっていう、
じゃあ二つ意味が違うんですねっていうところから始まって、
どういうときにわけを使うんですかっていうようなところから、
もうすごく難しいところがあったみたいで。
特に会話っていうのは、さっきも言ったように文法的ではないんですよね。
自分の今話してる会話も、文字に落とし込んだときに、
主語は何なのかっていうのは、
特に外国の方というか、主語を脱落しないような言語の人はすごく難しいなと思います。
会話文法っていうのは本当に難しいんだと思うんですね。
そういったところの悩みがおありなのかなって思いました。
今日の3時からの日本に住んでらっしゃる学習者さんですね。
一番最初の授業だったんですけど、
この人はまた続けて取ってくれるようでありがたいなと。
もう一人、その次は4時から。
この人も日本に住んでる人で、わりと最近日本に来た人で、
お子さんもいて奥さんもいる方です。
この人は初級、動詞が入ったぐらいの感じなんですが、
結構僕はスラスラと、いろいろな引っかかりがなく来てると思うんですけど、
なんかあんまり自信がなさそうな感じなんですね。
時々英語で、「僕は日本語を話してるみたいだ」とか言うんですね。
「いや話してますよ、さっきから」て言ってるんですけど。
その辺の言語不安っていうんですかね。
ちゃんとできてるかどうか不安だっていうのがちょっと強いのかな。
まあわからなくもないです。
外国語を勉強してるときに、レベルの高い人とかたくさんいるときに、
自分の文法的に話せない能力に対してイラだったりとか、すごいしますので。
そういった感じの不安っていうのはあるのかなって思います。
それは話していくうちに楽しさを覚えることによって克服するのかなと思うんですけど、
もうちょっといい方法がないかなって思います。
まあそんな感じで今日は終わりました。
5コマあって1コマ目はキャンセルがありました。
昨日の分もちょっと振り返ります。
明日は休みなので。
僕は火曜日と金曜日に休みを取っていて、
水曜日と木曜日に働くので、水曜日の分も振り返っておきます。
水曜日と木曜日に働く生徒と日本に住んでいるアメリカ人の生徒の話
水曜日の9時からの生徒は、この人もアメリカに住んでる人で、
もうすごく長いこと自分の授業を取ってくれてる人ですが、
どちらかというと、この人も多いのは文字のインプットがすごく多いので、
会話をしてると非常に文字でしか使わない言葉を喋りがちな人ですね。
中級とかもJLPT N2を受けようとしてる人なんですけど、
中級の中でもかなり上のほうだと思うんですが、
話すにあたってなかなか難を抱えてるのはそういったところで話し慣れてないという感じです。
だけど、あんまり難しいことを滑らかな日本語で話すことを本人が目指してるのであれば、それはそこで尊重するんですけど、
個人的には、滑らかな日本語でなくても面白いことが言えるっていうことが重要なんじゃないかなと思ってるんですけど、
そこは本人が何を学びたいかによりますね。
9時の人はアメリカの人ですね。
それから10時の人は日本に住んでいる人で、奥さんも子供もいます。
アメリカ人です。
この人はすごく独特なやり方でやっていて、本当に刺激を受けます。
この人の授業は日々日本語に出会う生活をしてるんですね、日本で住んでいますから。
日本で住んでいる中で疑問に思ったこととか、この場面でこういうことをしたいという思いがあって、
そのためにはどうしたらいいのかとか、子供の送り迎えのために変じゃない日本語を教えてほしいとか、
すごくたくさん質問を考えてきて、それを僕は1時間ずっと答えるだけ。
僕としてはそれは間違えてる可能性があるから、あらかじめ送ってくれれば考えますって言ったんですけども、
その人はすごくいい人で、いやいやそれはしなくていいから、
あなたの今知ってる限りの知識と経験だけで答えてくれればいい。
わからなかったらわからないでいいからって言ってくれてる人で、すごく真摯な人ですね。
すごく楽しんで授業をしています。
自分もすごく得ることが多いし、いわゆる行動中心的って感じですね。
文法に則って教科書をやろうという気がさらさがなくて、
その人も他の言語を勉強したことがある経験上そういうふうにしてるんだと思うんですね。
なので基本的にはその人、10時から日本に住んでるアメリカ人の方とは英語で。
昨日の12時からの人は、日本人のルーツがある人なんですけど、基本的にはアメリカで育った人で、
大阪で関西弁を話す両親の影響もあって
もちろん関西弁が結構入ってたりして、
それも関西弁が日本語じゃないっていうわけでも絶対ないので、
そこを否定したり直したりもしませんね。
あえて、例えば今日しんどかったって言ったら、「あ、しんどかったですか?」って言ったりするんですけども、
疲れましたとかね、大変でしたとかってことを、標準語ではそう言ったりしますけどねとか言って、
でも別に関西弁でそれを直すというわけじゃなくて、予備的な情報で言ったりするって感じですけども、
そこは問題じゃなくて、どっちかっていうと、
頭の中で慣れてる言葉に関しては、例えば形容詞ですね。
暑いとかね、暑くないとか、暑かったとか、
こういう肯定形、否定形とかは現在と過去で作ったりできるんですけども、
暑いって言ったら暑くないってできるんだけど、
あまり見慣れてない言葉、忙しいはわりと多分知ってるな。
つまらないとかですね、たとえば。
つまらないって言ったときに、これはどうやって否定形にするんだろうみたいな感じで止まってしまう。
そんなのは別に間違えてもいいけど、
でもそこを自分としてはちゃんとやりたいっていうところがあるらしくて、
基本的には、い形容詞とな形容詞の弁別と否定形を作るみたいなことをやりながら、
会話主体の授業にしています。教科書も使いますけど。
これもまた方言、関西弁の影響もあると思うんですけど、
きれいだ、きれいでした、きれいですとか言うときに、きれかったって言ったりするんですね。
これは方言としては別に問題ないなって思ったりするんですけど、
やっぱりきれいでしたみたいなことを教えたほうが、
フォーマルな場ではいいかなって思ったりして、ここは結構悩むところですね。
今日はこの3人で終わりですね。
17歳のアメリカに住んでいる大学生の話
もう一人、今アメリカに住んでる大学生で、
大学生じゃないのかな。高校生なのかな。
アメリカの日本とは違う教育制度で、結構若いながらも大学に通ってる人がいて、
その人と授業をやる予定だったけど、間違えて入れちゃったからキャンセルしてもいいですかって来たのでキャンセルしました。
その人のことを語ってこの配信をとりあえず終わろうと思うんですけど、
この人は17歳くらいでアメリカに住んでいて、
僕はその生徒が、学生が僕の授業を自主的に取ってくれるパターンを本当に大歓迎で本当に嬉しいんですね。
みんなキラキラしてて、面白いものに出会ったときの感動みたいなのを隠さないところがすごくて、
えー、そうなんですか?っていう反応が嬉しくて。
そういう生徒ですね。
逆に子供を、うちの子をお願いしますっていうふうに、親が私に依頼してきたときは、
それも一時期までは全部やりますというか、はいわかりましたって言って頑張ってやってたんですけど、
そのときは本当に責任がつきまとうので、親に頼まれて、
親の意向も汲みながら、生徒のためをもってやるっていうことがちょっと無理になってしまって、
ある時期まで頑張ってやってたのも含めて、もっと早くお断りすればよかった。
生徒には関係ないわけですから、ある時点でごめんなさいちょっともうできませんみたいなのをうまく伝えるのにすごい大変だったので、
基本的には親がお願いするパターンはあまり基本的に受けないです。
だけど生徒が自主的に取ってきた場合はどんどん取ってくださいっていう感じで、
なるべく学割的な感じで安くいけられるように工夫したいと思います。
その人もあんまり日本語に関して問題を感じなくて、
結構覚えるのが早いですね。
若いからなのかな。
そうやって外国語の授業を自分で、お母さんとかにお金をもらってるかもしれませんけど、
取ろうとする段階でモチベーションが高いんですよね。
この人ともうまくいい関係を続けられればいいなと思うんですけど、
学生は自分で払ってるわけじゃない可能性も高いし、
あんまりお金がないので、学生といい関係ができても取らなくなってしまう生徒は結構多い。
それはしょうがないですね。
そんなの、だって自由にできるお金もないし、
でもある程度取ってくれてありがたいなって感じになる可能性も高いですね。
というわけで一旦ここでエピソードは終わろうと思います。
30分ぐらい撮りましたが終わります。
29:16

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