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オンライン日本語教師の日記。
普段は、今日あった授業の振り返りとかを書いているので、
ちょっと全然関係ないことを話そうかなと思って、
今夜のもう12時近くなんですけど、
大体仕事終わった後に散歩に、近所の公園とかに来たりとかして、
その帰りしなにとっているところです。
タイトル、最近のカルチャーについてということで、
そうですね、自分は美術展に最近よく行くようになったし、
音楽、漫画、本、映画にすごく興味があるので、
その辺のことを話しながら、記録みたいな形で残していこうと思います。
美術展の趣味
美術展、最近すごく行くようになった。
今年から去年、一昨年くらいからかな。
オンラインで9時から10時まで時間を空けておいて、
それで7時間とか6時間とか、その間で生徒の授業を取っていると、
自分の家から、近所には散歩できるんですけど、
遠くに行けないんですね。一日が始まって終わるまで。
なので基本的には散歩をしたいっていうのと、
自分の住んでいる町から離れたいっていうのがあって、
できれば休みの日にあんまり座りたくないっていうのがあって、
以前はすごく映画をめちゃくちゃ見てたんですけど、
休みになったら必ず映画館に行くみたいな生活をしてたけど、
映画館に行って、ある一定時間座っているっていうのは本当に辛くなってきて、
腰も痛くなるし、それができなくなったので、
それに変わる趣味みたいな形で、最近とかここ2年ぐらいは、
美術展にすごく頻繁に行くようにしています。
ただそれもちょっと飽きてきたなっていう感じはあるんですけどね。
最近行った美術展だと、今3月の終わりぐらいからやっている横浜トリエンナーレですね。
3年に1回のトリエンナーレに行って、
これはトリエンナーレ自身を楽しむというよりも、
それもあるんですけど、横浜の旅行を楽しむみたいな、
日帰り旅行を楽しむみたいな感じで。
横浜トリエンナーレの趣旨みたいなものを引用できないんですけど、
横浜トリエンナーレに多かったのは、
抵抗する人たちの記録的な展示というか、それに関わる展示が非常に多くて、
そのときは非常に落ち込んでたので、
いろいろなことがあって落ち込んでいて、横浜で一泊しようみたいな感じで、
横浜で海を見て、それからトリエンナーレに行ったり、中華街に行ったりとかして、
すごくリフレッシュされたのもあり、ただ落ち込んでる中で、
例えばですね、ミャンマーの女の子たちが、
悪辣な環境で仕事をしなければいけないということに対する抵抗運動をしてたんですけど、
その24時間抵抗運動をしてるものを配信したと、非常に現代的だと思うんですけど、
そこに映っていた抵抗してる彼女たちの日常みたいなものがすごく映っていて、
おしゃべりしてたりとか、本当に日常生活の中に抵抗が入ってるっていうようなところを再現した作家の作品があって、
そういうのを見ていて、すごく勇気づけられるというか、
自分が落ち込んでることに関して、もうちょっとちゃんと落ち込まされる主体みたいなものを見つけて、
抵抗していこうと思いました。
抵抗するアート
あとは日本でも、例えば高円寺の素人の乱の人ですね。
高円寺でよく昔、最近はそうでもないんですけど、
一揆みたいな感じで、家賃をただにしろデモみたいなことをやったりとか。
最近はマヌケゲストハウスっていうのに、いろんな海外の人を呼んだりして宿泊所みたいな形でやってるみたいですね。
その人たちが展示をしてたりとかですね。
そういう抵抗するような人たちのアートみたいなものが多かった気がします。
美術展で言うと、あとは国立新美術館の「遠距離現在」っていう展示を見てきたんですけど、
これに関してはコンセプトとしては、グローバリゼーションとかですね、
テクノロジーの進化とかコロナウイルスのことがあったりとかして、
世の中がキューっと距離が近くなって、小さくなって距離が近くなってきたような状態ですけど、
実はその中にも距離っていうものは感じますねっていうような趣旨です。
具体的にちゃんと引用できてませんけど、そういう展示が多かったかなって思いますね。
一番最初に入ってすぐの展示。
ちょっと作家名とかは覚えてないんですけど、
飛行機の機械の一部みたいなものが燃えて焼けただれているみたいな。
それはイカロスという名前になっていて、
要は太陽に近づこうとしたイカロスを模して、
テクノロジーがすごく発達して、
飛行機とかが太陽に近づこうとして失敗したみたいなことだと思います。
そういった感じの、結構トーンが悲しい美術展でしたね。
例えばもう一つは、すごくきついなと思ったのは、
北欧の国の福祉国家の中で、
孤独死をした老人の部屋の写真を大きくプリントして展示するっていうのがあって、
それはこの部屋の住人を知りませんかっていう広告のような形のものを出したみたいなんですけど、
それが題名になってたりとかして、
写真のタイトルになってたりして、
それが壁一面に写真が貼ってあったので、
ちょっときついな、つらいなって思っちゃうみたいな感じでした。
AIによる芸術
あとは、これは本当に怖いなと思うのは、
贋作を見破るAIとそれに挑戦するAIを2つ競争させて作らせた絵を、
ちょっとうまく説明できないんですけど、
本物かどうかを見破るAIと、それに挑戦するテスター的なAIを掛け合わせて最終的に作らせたものの画像を展示しちゃって、
AIが失敗した絵とか、実際に生成AIを使ってみると、AIは結構失敗するんですね。
何が失敗するかっていうと、腕の数を間違えたりとか、
指の数が6本になってたりとか、手と手がくっついてたりとかして、
人間の顔とかは精巧で素晴らしいですね。
髪型とかファサーってなってて完璧なんですけど、
指が6本あるやんかとか、手がくっついてるじゃんとか、
怖い失敗をするんですよね。ありえないというか。
そういう生成AIの絵の気持ち悪さ、怖さっていうのは、多分人間には出せないと思います。
一時期ツイッターでハイジの映画の予告編を作らせた外国人がいて、
これは言葉にはできないんですけど、
ハイジの牧歌的な空気みたいなものをAIが頑張って精製しようとして、
本当に恐ろしい世界になっている。
みんな笑ってるけど顔がすっごい引きつっているとかですね。
ちょっと悪夢的な世界すぎて。
その当時に同じ映画館で、同じようなテーマで、
「マッドハイジ」っていうホラー映画が出てたんですけど、
おそらく「マッドハイジ」の本編より怖い予告編だったんじゃないかと、
AIが想像したハイジの世界。
そんな感じで、怖いAIが描いた絵を飾ってやって、
これは本当に怖かったので、もう辛かったですね。
でもそれは結構一見の価値があるかなって思いました。
国立新美術館でもう一つ展示があって、
それは、「あんでぱんだん展」という古くからやっている、
70年代くらいからやっているインディペンデントスピリット、、
インディペンデントはフランス語で言うとアンデパンダンになるんですけど、
これは結構楽しかったです。
国立新美術館は結構広いので、
例えば五美大展、五つの美大、五美大展、
ムサビとかタマビとかの展示も前までやってましたし、
いろんな公募展がやってるので、
例えば今マティスの展示をやってますけど、
マティスの展示を見る帰りしなにもう一個見ていくみたいなのはすごくいいと思いました。
はい、というのが美術展の感じですね。
最近の音楽
で、最近聴いてる音楽。
椎名林檎の「勝訴ストリップ」じゃなくて、
「無罪モラトリアム」が今年で25周年、1998年から25周年ということで、
結構いろんなところで特集をされてるのを聞いたりして、
自分も触発されて無罪モラトリアムを結構聞くようになりました。
聞き直しというか、意外とあんまり意識してなかった曲。
自分は多分勝訴ストリップの方が好きなんだなっていうふうに思っています。
おそらく椎名林檎が本当にすごいなと思ったのは、
たぶん勝訴ストリップの罪と罰という曲のプロモーションビデオを見たときですね。
自分の車のベンツを真っぷたつにして、
椎名林檎の丸の内サディスティックの曲によく出てくるベンジーがギターを弾いてたりとか、
もう完璧なんですよね。
そこから椎名林檎を疑いようもなくすげーってことになったので、
たぶん勝訴ストリップから僕はすごく信頼して聴いてる感じですかね。
あと、特にこのミュージシャンをすごく聴いてますみたいなことはないんですけど、
サマソニーの前夜祭のソニックマニアが発表されたので、これにはいこうかなと思ってます。
ちょっと今ラインナップがすわっと出てこないけど、
アンダーワールドとか、
誰だったかな。今ちょっと調べようかな。
後ろですっげーうるさいサイレンが鳴ってる。
散歩中なのですいません。
ソニックマニアの、もうこれは売ってるわけですね。
こういうのも話す前に準備してくるべきなんですけど。
アンダーワールドとphoenix、メジャーレーザー、アルカ、長谷川白紙、ニアアーカイブス、坂本慎太郎、ヤングファーザーズ。
これが出てる段階で、自分はアルカと長谷川白紙はとりあえず見たいと思って、
アンダーワールドは懐かしいから行きたい。
もちろん坂本慎太郎も行きたいって感じで、もうその時点で行こうって感じになったんですけど、
この中でニアアーカイブスっていうのを結構最近は気になって聞いてます。
ニアアーカイブスは、いわゆるジャングルと言われてるんですけど、
今は結構ドラムベースが再リバイバルしている感じなんですが、
例えばピンクパンザレスとかが筆頭におしゃれなドラムベースみたいなのが再燃してる、90年代っぽい感じですね。
ピンクパンザレスのかわいいおしゃれな90年代っぽいのを引き継いで、
おそらくK-POPのNewJeansとかのセカンドEPとかそういう感じだと思うんですけど。
自分は90年代の音楽が好きだったから、
そういうのはすごく楽しいなと思って聴いてるんですが、
ニアアーカイブスは本当にその中でも、
ドラムベースがおしゃれな感じというよりも、
ルーツ志向というかダブっぽい感じの不穏さがすっごいある人で、
めちゃくちゃかっこよかったので、すごく気になって聴いていますね。
あとは、ソニックマニアのアルカとか長谷川白紙とか見たことないから、
初めてだったらすごい楽しいんだろうと思っています。
音楽に関してはそんな感じですね。
最近の漫画
漫画。最近漫画を読むようになって。
何がきっかけだったかっていうと、
ハガレンを久々に読み返したらめちゃくちゃ面白くて、
読み返したらというか6巻ぐらいまでしか読んでなくて、
その続きを読んだらもうぐいぐい引っ張られるように読んで、
少年漫画みたいな明るい漫画を読もうと思って、
いろいろ、ナルトとかですね。自分が全然手をつけてこなかった、
最近の流行りのチェンソーマンとか、
呪術回戦とかも読み始めてるんですが、
いかんせん、鋼の錬金術師が面白すぎて、
そのどれもが物足りないなっていう感じになってきてますね。
チェンソーマンとかは、ちょっとなんかデンジがかわいそうすぎて、
すごい終わってるような始まり、
本当に終わった世界に生まれてきたっていう始まり方をして、
何にも落とし前もないまま、ポチタがデンジと合体して、
公安でデビルハンターになってて、
淡々と与えられた仕事をこなし、
しかも普通にこの女の子に好かれるのが幸せとか、
普通の生活自体が満足いってるデンジを見てて、
ちょっとかわいそうで、もうちょっとカタルシスないんかみたいな感じになってます。
他の漫画も、ナルトとかは岸本先生の絵を見てるだけでもう幸せみたいな感じで、
話としては、あんまり鋼の錬金術師のレベルまで求めると大変なのかなと思います。
もう19分だ。ちょっと一旦切ります。
本とか映画とかについても語りたかったけど、ここで終わります。