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2024-10-26 10:12

♯28「野球をしたことがない子供たちの逆転劇 」

特別支援学校教師 久保田浩司さんのお話〜

特別支援学校の教師である久保田浩司さんは、野球経験が全くない生徒たちに指導を始めました。当初は「教えても意味がない」と感じていた彼でしたが、生徒たちが一つずつ成長していく姿に考えを改めます。最終的には、社会人チームに挑戦し続け、ついに初勝利を収めました。諦めずに挑戦し続けた彼らの「逆転劇」、その裏にはどんなドラマがあったのでしょうか?

Summary

特別支援学校の教師、久保田浩二さんが野球クラブを指導しています。野球を知らない生徒たちが逆転劇を達成する感動的な物語です。彼らは挑戦を続け、社会人チームに勝利することで勇気と成長を示しています。

久保田浩二と野球クラブの挑戦
さあ始まりました、タダの箱庭ラジヲ。本屋では買えず増札もされない、読み手から読み手へとギフトされる、1万冊の箱庭本についてお話ししていきたいと思います。
ということで今日は少し感動的な、でも考えさせられるエピソードをご紹介したいと思います。 その名も、「野球をしたことがない子供たちの逆転劇 」です。
この物語の主人公は、特別支援学校の教師、久保田浩二さん。
彼は支援学校で野球クラブの顧問を務めていましたが、最初はかなり困難な道のりだったそうです。
何しろ野球の基本的なルールすら知らない生徒たちに教えなければならなかったんです。
例えば、バッティング練習でボールを打った生徒が、走るべきは一塁なのに、監督である久保田さんの方に向かって走ってきた。
そんなエピソードもあったそうです。 普通なら、まあ泳い大丈夫かと思うところなんですが、久保田さんは彼らに本気で向き合い続けたんです。
ある日はですね、外野にボールを取りに行った生徒が、先生ボールがないよって言って戻ってきたと。
それで久保田先生はよく探してきなさいと言ったそうなんですが、まあしばらくして予約戻ってきたかと思ったらですね、先生取ってきたよと思ってきたのはセミだったなんてこともあったそうです。
その日はですね、久保田さんも本当にこれで大丈夫かなと不安に思ったそうなんですが、それでも決して教えることを諦めませんでした。
そしてですね、彼らと一緒に一つずつ基本から教えていった結果、この支援学校の野球チームはですね、どんどんどんどん野球が上手くなり、
なんと、学支援学校の大会ですかね、5連覇を達成するほどに成長したんです。
そして次のステップはと、健常者のチームに勝つことを目標にし、久保田さんと生徒たちは新たな目標に挑戦し始めました。
しかしですね、練習試合を申し込んでもほとんどの学校からは断られ続けます。
支援学校のチームとやるのはちょっとという理由で、まともに相手にしてもらえなかったそうです。
それでも久保田先生はですね、諦めませんでした。
そしてある日、女子ソフトボールチームが相手をしてくれることになったそうです。
結果ですね、試合は21対0とボロ負けだったそうですが、打てたボールはたったの1本のナイアアンダーのみで、
生徒たちは女子チームの速球や変化球に全く歯が立たなかったそうです。
ですがその経験を通して久保田さん自身にも変化が起こりました。
これは自分も甘かったなと、もっとあのしっかり教えなきゃいけないというところでですね、久保田さん自身もまた学び直し、さらに練習に力を入れていきました。
それからのですね、彼らの成長は目覚ましく、ついにですね、社会人チームに挑戦するまでに力をつけます。
最初はやはり負け続けていましたが、何度も挑戦を繰り返していった結果、ついに社会人チームに初勝利を収めることができたんです。
その瞬間、子どもたちも保護者たちもみんな涙を流して喜んだそうです。
支援学校の生徒でも諦めずに挑戦し続ければ勝利できる。
彼らはそれを証明したわけです。
逆転劇と成長の証
さてここで皆さんに考えてほしいことがあります。
私たちは日常生活の中でしばしば損得感情というフィルターをかけて物事を見てしまっています。
損得感情とは自分にとって損か得かを点品にかけて行動を決めること。
例えば試合を断られた支援学校の生徒たちも、相手チームから見れば試合しても得がないと思われていたのかもしれません。
でも久保田さんと生徒たちは損得を超えた挑戦する価値を信じ続けました。
もし彼らが最初から無理だとやっても意味がないとか、そうやって考えてしまっていたら、この感動的な勝利はなかったことでしょう。
私たちも日々の中で損か得かと考えることが多いですよね。
例えば何か新しいことに挑戦するとき、それが自分にとって利益になるかをやっぱり計算してしまうことが多いのではないでしょうか。
ですが久保田さんのエピソードが教えてくれるのは、損得感情を超えて挑戦することの素晴らしさなのかもしれません。
それこそが本当に大切なもの、友情や成長そして喜びを得るための第一歩なのかもしれません。
久保田さんの生徒たちは損得を超えて一生懸命に野球に打ち込むことで、社会人チームに勝利するという逆転劇を成し遂げました。
これは私たちが日常生活で得か損かと考えているときに失っているものなのかもしれませんよね。
本当に大切なものを思い出させてくれるエピソードだったのではないでしょうか。
どうでしょうリスナーの皆さんも普段無意識的にかけている損得感情のフィルターのせいで何かに挑戦できていないことはないでしょうか。
たまにはですね、なんかもう無謀と思えるようなことだったり、そんなことやってもなんかね得しないじゃんみたいなこともですね、意外とこうやってみたらうまくいったとか、
その過程で友達ができたりとか、新しい何か自分が好きだったり、これもっと深めたいなって思うことが見つかったりなんてこともあるかもしれません。
僕自身もですね、迷ったときは損か得かっていうよりかはどっちが面白いかみたいなですね、判断基準を持っているので、たくさん心配もあるわけなんですが、
というかあれですね、損得感情で考え、損得感情を用いないで選択したことに関してはもしかしたら後悔したことはないかもしれないですね。
でも逆にですね損得感情で、なんかこれ人生損してるなって思うことが最近あってですね、車の運転していたときに二車線だったんですよ。
で、大体右車線の方が早い時があると思うんですけど、よく右車線も対向車線を越えて右に回るっていう車がたまにいると急に渋滞になったりするので、右車線に行ったり左車線に行ったり急いでるときとか特にしちゃったりしませんか。
僕もその時ですね、ちょっと早く着きたいなって思っていたのかですね、右車線が勢いがいいと右車線に行って、左車線が早いと左車線が行ってっていう感じでどっちが損か得かじゃないですけどね、判断して右行ったり左行ったりしていたら結果ですね、
ずっと変わらず左車線走っていた車よりも遅かったっていうねことがあって、結局なんかね、このずっとこの30分ぐらいのドライブがですね、それでずっとイライラしていたみたいなこともありましたので、
意外とね、もうそんな些細なことで右行ったり左行ったりせずに、右で行こうとか左で行こうってもう決めて、もう風景だったりとか音楽を楽しむ、そんな感じで走ってた方が良かったのかなーなんて思ったりもしました。
はい、というわけでですね、今回は特別支援学校の教師、久保田浩二さんのエピソード、野球をしたことがない子どもたちの逆転劇を紹介させていただきました。それではまた次回お会いしましょう。ありがとうございました。
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