存在価値の回にいただいた感想を踏まえて振り返り回を収録しました!存在価値と機能価値をどちらも感じながらバランスをとっていけると良いなぁと思いました。
※に話している書籍「限りある人生の使い方」は言い間違いで、正しくは「限りある時間の使い方 人生は『4000週間』あなたはどう使うか?」です。申し訳ありません。
【今回の内容】
高校の進路選択は、one-way-door? / 信頼と信用は分けて考える / 機能価値と存在価値は右足と左足 / 時間の使い方編「将来への投資」か「今を楽しむか」 / 次回「厳しさは必要?か」
【参考文献】
オリバー・バークマン「限りある時間の使い方 人生は『4000週間』あなたはどう使うか?」
【法人スポンサー様】
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【お悩み】
中学三年生の息子を持つ母です。高校受験を目前に息子が無気力で、どんどんやる気をなくしていくのをどうにもできず、子育てラジオにたどりつきました。
息子は塾に通い、成績も学年の4分の一くらいのところにいる感じでした。ただ、塾はホントに行きたくて通っているわけではなかったとは思います。受験が本格的になる9月の終わりに急に、通信制高校に行くから塾をやめると言い出し、しばらくは通わせてましたが、塾に行くふりをして、実際は行かず、数時間ですが行方不明になるということを起こしたのでもうこれは無理かなと退塾しました。
そのかわり家でちゃんと勉強するという約束でしたが、まったくせず、テレビでアニメをみるかタブレットで動画をみるかの毎日です。塾をやめると言い出した少し前に、学校でも成績が悪い子で有名な子とずっとつるむようになりました。学校から帰宅するとすぐその子とどこかに遊びに行き、夕飯直前(6時過ぎころ)まで帰宅しません。これが毎日です。
通信高校全否定も良くないと思い何校かみてみました。レベルも色々ですが、通信高校の中でも、楽に過ごせそうな所を選択しようとしています。息子が通信を希望する理由は、「自由な時間で、将来ハンドメイドルアーの店をやりたいから、釣りをして経験を積む、アルバイトをする」と言っています。
経営するなら経営やビジネスに関する勉強が必要ではないのか?商業科の高校へ行くのもいいのではと言っても、全日制はテストに追われて自分の時間が持てないし、バイトもできないから嫌だと 一点張りです。
「店もネットで売るところから始めていけばいい、経営は本を読んだりして勉強する」から大丈夫とかなり考えが甘いです。色々書いてしまいましたが、お二人のお話を聞いていると、私の息子への対応が過干渉だったり、否定的だったりすることが、今の息子にしてしまったのだと感じています。でも、もうどんどん落ちていく息子をみているとまた、どうしても色々と言ってしまい・・・
この週末には進路決定です。もう本人は**通信制高校と心を決めてしまっています**。どうやら、いつも一緒に遊んでいる友人も通信制らしく、通信制を知ったのも彼からのようです。あと、3年で18歳、成人になります。息子が自立できるようサポートするにはどうするべきなのでしょうか。
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Summary
ひとしとはるかは、「存在価値」について話し合い、存在価値を認めることと子どもの全ての行動を認めることはイコールではないと伝えています。親の心の状態が改善され、子供との信頼関係も築かれることを目指しています。存在価値を認めることが子供の行動を認めることとイコールではないという話をベースに、信頼と信用の違いについて説明されています。会社では信用が前提で動き、一対一の人間関係では信頼が必要であると説明されています。存在価値を認めることと子どもの行動を全肯定することは異なります。存在価値を認めることによって機能価値を上げることができます。このエピソードでは、存在価値と子供の行動の全肯定が別のものであり、厳しさや叱ることも大切であるという話がされています。