1. 子育てのラジオ「Teacher Teacher」
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2024-05-21 1:02:55

「リターンあるの?」株式会社がコンコンを応援できるわけ 特別編04

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TTの法人スポンサーであり、法人COTEN CREWでもある株式会社Co-Lift代表のカンタさんをゲストにお呼びし、「なぜ株式会社がTTにお金を払えるのか」を語っていただきました。(※ティーチャーティーチャーのことはTTと省略することにしました)

【参考url】

・スダチさんの書籍「不登校の9割は親が解決できる 3週間で再登校に導く5つのルール」はこちら

・2人目としてダンスを踊るYouTube動画⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠こちら

・Nodebaseで図解されたコンプリメント回はこちら

・Nodebaseでティーチャーティーチャーの魅力回はこちら


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00:00
はるか
Teacher Teacher
ひとし
はい、特別編の第4回。
はるか
さてさてさて、始まりましたね。
ひとし
前回は何話したっけ?
はるか
前回は、クラウドファンディングを始めましたという話をしまして。
ひとし
そっか。
はるか
で、実際に開校しますという話をさせていただきました。
ひとし
そうだ、開校しまして。
はるか
なので、開校してから初めてのお話になりますね、今日は。
ひとし
そうですね、今日はどんな話をしましょうね。
はるか
はい、実際にありがたいことに、クラウドファンディングで支援をいただいたおかげで、
走り始めることができていて。
ひとし
ありがとうございます。
はるか
ありがとうございます。
実際に、コンコンで子どもたちを支援したりとか、親御さんを支援したりしていく中で、かなり意義を感じている。
で、これを1年、2年続けたときに、本当に救われる親御さんとかたくさんいるだろうし、
これを取り上げてくれる行政とかメディアはたくさんいるだろうなと、本当に思えるぐらい意義を感じている状態がある。
で、そんな中で、今無料でやっていて、短期卒業っていう、継続していくことが本当に難しいモデルだから、
このコンコンってものを持続可能にするために、どうしていくかっていう話を皆さんに相談させていただきたいということでございまして。
ひとし
そうなんですよね。
実際、コンコンの具体的な話は、今通っている子どもたちが卒業したら、詳しく話していければいいかな。
はるか
はい、そうですね。実際に事例をピックアップして、お話できる限りでしようかなというふうに思っておりますので、そのときに詳しくお話をさせていただければと思っております。
ひとし
で、今日は、この後ゲストにご登場いただくんですよ。
はるか
はい、そうなんです。
ひとし
で、収録はもう終わってまして、僕とはるかは話した後という状態でございますが、
法人スポンサーとなって僕らを応援してくれている方がおりまして、
はるか
はい、ありがたいことに。
ひとし
Co-Liftという会社のカンタさんをお呼びしてお話を聞いております。
はるか
で、結構難しい用語とかワードとかは出てきていて、
なので、先に何の話をしているのかというのを聞いていただければと思うんですけども、
何の話をしたかというと、僕たちティーチャーティーチャーとティーチャーティーチャーが運営しているコンコンは、
これから株式会社と連携して力を合わせて運営していきたいというふうに思っていて、
その理由となぜ株式会社がティーチャーティーチャーに連携できるのかということについて、
カンタさんがいろいろと論理を考えてくださって、それを僕たちが学んでいくという会になっておりますよね。
ひとし
そうなんですよね。
カンタさんが法人スポンサーになってくださったんですが、一緒に他の法人スポンサーを探してくれているという状態になっていて、
03:01
はるか
くれている状態が。
ひとし
そうなんですよ。啓蒙活動を一緒にしていただくという。
はるか
そこがすごいところよね。支援してくださりながら一緒に活動してくれる仲間意識がみなさん生まれているのがやっぱり可能性を感じていて、
まず最初になんでティーチャーティーチャーが株式会社さんと連携したいのかということについて、
簡単にお話をしておこうと思うんですけども、
これもよく言われるよね。
それって行政の仕事じゃないのとか。
なんで会社がティーチャーティーチャーに出したほうがいいのとかっていうふうに言われることも多いんですけども、
僕たちの目指していることが一見、居場所づくりなんだねとか、
慈善活動してるんだねみたいな感じでいうふうに捉えるとティーチャーティーチャーである必要がないっていうふうに思われちゃう。
別に違うところでもいいじゃんってなるし。
ひとし
それはお金を支援するのかっていうことかな。
はるか
まず支援するのはティーチャーティーチャーじゃなくて別になくてもいいし、他のフリースクールでもいいし。
なぜそれが株式会社が出す必要があるのかっていうふうになることも多いんだけど、
僕たちが目指しているものが根本的に不登校の問題を解決しようと、社会課題に挑んでいるんだっていうことで、
そのために活動をしているという前提がある。
だからティーチャーティーチャーのフリースクールを増やしていくために出資してもらうんじゃなくて、
一緒に社会課題解決しませんかという意味で連携をしていきたいというふうに考えているということが前提なんだよね。
なんでこの話をしようと思ったかというと、
昨日コーフボールの代表の直樹君と話をしていて。
ひとし
すごいコーフボール界隈に侵食してくるやん。山口に一泊旅行行っとったもんね、コーフボールのメンバーと。
はるか
そうそう萩の吉田松陰大先生に会いに行っておりました。
ひとし
俺いないのに。
はるか
勝手にどんどん仲良くなっています。
そこでやっぱりコンコンの議論をかなりしてくれてて、コンコンは日本を変えるために必要だとかっていう話をしてくれていて。
ひとし
すごい熱量だな。
はるか
その時に言われたのが、今の見え方だとフリースクールコンコンをいっぱい日本中に増やすために投資してくださいって言っているように聞こえると。
でもだったらそんなのは投資対効果がめちゃくちゃ低いように感じちゃう。
ひとし
あーそっかそうなんだ。
はるか
例えば1校に130万円かかってそれが全国に張り巡らされるってどんだけ遠い話なんだっていうような感じに思えちゃう。
だけど実際はポッドキャストという媒体を使ってこういう構造モデルがあるんですよっていう発信するのがティーチャーティーチャーとしては力があるから。
1校成立させるっていうことがどんだけ投資対効果が大きいのかっていうことは伝えた方がいいよねっていう話になりまして。
06:05
はるか
つまりどういうことかっていうとコンコンを1校成立させるということは、ただその人数そこに入ってくる数人の子供たちが助かるっていうよりはこのモデルを発信することによって
提案することによって不登校支援の構造自体にインパクトが与えられるんだ。だから投資対効果はかなり大きいんだっていう話もあったからこの話もしようと思っていたんだよね。
ひとし
その山口に旅行行って何の話をしてる。
はるか
松下村塾の前でそんな話をしたりもして。
で、不登校の問題を解決するっていうのがどういうことかっていうと困っている人、例えば選択肢を選びたいのに選べないとか、
学校に戻りたいのに戻れないって困っている状態の人がいかに少なくなっていくのかっていうところに焦点を当てて活動をしているんですけども、
そのためには今の不登校支援の構造的なところに目を向ける必要があると思っていて。
どんなふうな構造かというと、今まで不登校の親御さんからお金をいただいて支援をするっていうモデルだと、
子どもたちを長く留めようとした方がビジネスモデルとしては成り立つっていうことがあるんですけども、
一方でそこの中継地点として無料であって短期卒業であって、
どんどん他のフリースクールとか学校と連携していくポジションが必要なんじゃないかっていうふうに考えているんですよね。
そのポジションっていうのは一見ビジネスモデルからするとすごく難しい。
ひとし
誰からお金をいただくんだってなるよね。
はるか
本当に困ってる人を助けようとしたら無料であって短期卒業であるポジションが必要であると思ってるものの、
それをビジネスとして成り立たせるのはすごく難しい。
そんなの行政がしたらいいじゃんっていうふうに思う方もいると思うんですけど、
行政っていうのはなかなか先行事例がないと予算を出しにくいっていうところがあるので、
だったら僕たちが先行事例を作っていこうというところでやっているということなんですよね。
その時に自分たちだけでこれを成り立たせるっていうのはかなり難しいことなんですけども、
この社会課題解決に共感してくださった株式会社とか個人の方々が応援してくださって、
力を貸してくださって一緒に連携していくことでそれが可能になるんじゃないかっていうふうに考えているので、
連携していきたいなっていうふうに思っているというのが思いの部分。
ひとし
実際そこに価値を感じてくださった法人の方が2社おりまして。
はるか
いらっしゃいまして。
ひとし
そのうちの1人がこの後ご登場いただくカンタさんでございます。
はるか
カンタさんでございまして、そうなんですよ。
連携したいという思いがあっても、前の信頼と信用の話みたいに思いがあったとしてもそれはできなくて、
09:06
はるか
そこにやっぱり論理とか理由が必要であるから、そこについて実際に株式会社運営されている方にお話を聞くことで理解が深まるんじゃないかというふうに思った次第であります。
ひとし
なぜ株式会社がティーチャーティーチャーみたいな活動にお金を出すと合理的なのかっていうのをかなり大きい視点から話してくれました。
はるか
日本の社会課題から入ってくださり、なぜ具体的にティーチャーティーチャーに出したほうがいいのかっていうところまでお話をしてくれているというところですね。
ひとし
今回、カンタさんの話では株式会社の代表という立場でお話をされるので、教育によって子どもとか人がより力を発揮できるようになってほしいとか、日本の経済力を高めていくとか、機能の部分によった話が出てくるんですが。
はるか
思いの部分だけじゃ通らないっていうところを、逆にあえて機能の方でよって話をしてくださっているので。
ひとし
合理的に説明しようという話を3人でしております。
はるか
大事ですね、その前提は。
ひとし
今回、Co-Liftのカンタさんにお越しいただいたんですが、実はもう一社、スダチの代表小川さんにもたびたび相談させていただきながら進めてまして。
ありがとうございます。
はるか
おかげさまで本当に運営できている状態があるので。
ひとし
スダチさん最近、不登校の本も出されてたね。はるかめっちゃポストでご紹介してたね。
はるか
純粋にすごいなと思ったっていうのがあって、いろいろ言い切るのって難しいやん。この子育て教育、正解がないと言われてる中で。
それに対して一本方針を定めてポジション取って、具体的なところまで言い切っていて、すごい覚悟を感じて。
ひとし
なるほど、そこなんだ。
はるか
いろんな支援の方針ってあっていいと思ってて、スダチさんの取ってるポジションっていうのは再登校するというポジションを取っていて、
そこを目指す方々にとってはめちゃくちゃ心強いと思った本だったので、紹介させてもらって。
不登校の9割は親が解決できる。3週間で再登校に導く5つのルール。
ひとし
5つのルールなんだ。
はるか
そうそう、具体的なアクションを書いてくれてるから、すごいわかりやすくて参考にできるのかなっていうふうには思ったね。
ひとし
じゃあリンク貼っときます。
ということで、カンタさんとお話をしてきましたので、お聞きください。
はるか
どうぞ。
ひとし
ということで、今日はカンタさんに来ていただきました。
はるか
ありがとうございます。
Kanta
よろしくお願いします。初めまして、カンタです。
はるか
よろしくお願いします。
カンタさん、ありがとうございます。
ティーチャーティーチャー村の。
12:00
ひとし
村の村民であり。
Kanta
村民です。
はるか
でもありながら。
ひとし
個人スポンサーさんでもあり。
はるか
ありながら。
ひとし
法人スポンサーさんでもある。
はるか
ありがとうございます。
唯一無二の。
ひとし
簡単に自己紹介をいただいてもいいでしょうか。
Kanta
株式会社Co-Liftという会社の代表をやっています。
木下カンタと申します。
Co-Liftという会社はコンサルティングとかシステム開発とかをやっている会社で、
主に新しいビジネスとか新しいインターネットサービスを立ち上げるというところに関する戦略企画のコンサルティングですとか、
あとシステム開発、あと作った事業とかサービスを成長するためのマーケティングのご支援みたいなことをやっている会社です。
その本業のビジネスとは別で、Nodebaseっていうサービスを無料提供しています。
Nodebaseっていうのは音声で伝えるのは非常に難しいんですけど、
文章から簡単に図解を作成してコンテンツを作れるっていう、何を言っているかよくわからないですね。
ひとし
ティーチャーティーチャーの1話分をそのNodebaseで図にしていただいて。
Kanta
そうですね。
はるか
ありがとうございました。コンプリメントの回をしていただきまして。
Kanta
お気に入りの回
はるか
ありがとうございます。本当に。
ひとし
ぜひ概要欄にURLを載せておきますので。
Kanta
ありがとうございます。
ひとし
あれですよね。テキストでメモを取ったものを図にできるっていうサービスで。
Kanta
そうですね。簡単に図を作れるみたいなサービスです。
はるか
めちゃめちゃ思考整理されてます。おかげさまで。
Kanta
ありがとうございます。
はるか
子供の探求学習するときとかも使わせていただいておりまして。
Kanta
本当ですか。嬉しいです。
はるか
そうなんですよ。
ひとし
決してスポンサーさんだから、こういうふうにサービスを紹介しているとかではございません。
Kanta
ありがとうございます。
ひとし
今日、カンタさんに来ていただいたのはですね。
皆さんもお聞きいただいたかもしれないんですけど、コテンラジオの4月18日に配信された特別編という回で。
はるか
熱かった。
ひとし
コミュニティナースの矢田さんと、岡野バルブの岡野さんが出演していた回を聞いて。
これは何の回だったかというと、ファーストペンギンとして岡野バルブさんがコミュニティナースに支援をしたという回だったんですけど。
あの回を聞いて、すごい元気をもらったというか。
はるか
希望だったね。
ひとし
日本でこんなことが起きてるんだという回だったんですけど。
カンタさんがスポンサーになっていただいたときに、あれこれはスダチさんとカンタさんは僕らにとってファーストペンギンであり、希望じゃないかなというのを思って。
Kanta
恐れ多いですけども。
はるか
そうなんですよ。希望でございます本当に。
ひとし
なので、スダチさんは不登校支援をやられていて、業界も一緒で、顧問の先生もつながりがあったんですけど、カンタさん業界も全く違って。
Kanta
そうですね。
ひとし
でもなぜご支援いただけたのかっていうのを、ぜひお聞きしたいということで、今回お呼びさせていただきました。
Kanta
はい、よろしくお願いします。
はるか
よろしくお願いします。
15:00
はるか
僕も結構、最近経営者の方々とお話しする機会が多いんですよね。
僕たちこんなことしてますってプレゼンさせてもらう機会も多くて、いろんな方とお話しするんですけど、よく言われるのが、いい活動してるよねって言われて、そこからなかなか連携みたいなのができないんですよね。
応援したいんだけどどうしてもできないんだよっていう、なぜならそういうロジックが社員に説明できないからとかっていうのがあって。
だけどかんたさんは僕たちに純粋な応援としてしてくださったので、それについてどうしてできたのかってことについてまだ僕実はあまり理解できてないんですよね。
ぜひ教えていただければと思います。
Kanta
ありがとうございます。
はるか
お願いします。
Kanta
今日はティーチャーティーチャーコンコンの法人営業のつもりで来てますので。
ひとし
一緒に法人スポンサーさんを増やしていただけるということですね。
Kanta
そうですね。なぜお金を渡せるのかを一緒に営業していきたいなと思っております。
ひとし
ありがとうございます。
はるか
ありがたい存在ですね。
ひとし
まず、その個人スポンサーにも最初になっていただいたじゃないですか。
Kanta
そうですね。
ひとし
そこの経緯とかからお伺いしてもいいですか。
Kanta
そうですね。ティーチャーティーチャーを知った経緯は多分ツイッター、今Xですかね。
タイムラインに多分アワードにノミネートされた時に誰かのリツイートとかで流れてきてたまたま知ったみたいな形で。
この時こういう感じで知りましたっていうのはあまりよく覚えてないんですけども。
もともと子育てとか教育の分野でメタ認知みたいなキーワードで何かこう自分の知識だったりとか子供との関わり方に役立つコンテンツがないかなということは思っていて。
で、一話二話聞いてみるとすごくぴったりだなというところで全部聞きましたという流れでした。
ひとし
ありがとうございます。
Kanta
純粋に続いて欲しいなと思ったっていうのが個人スポンサーにはなった理由で。
僕は子育てしていてすごく子育てって楽しいし面白いなって思っているんですけど、
その子育てを面白がろうとした時に単純に子供が可愛いなとか成長が嬉しいなっていう話は当然それはそれであるんですけど、
それだけじゃなくて、例えば子供と関わる上で自分が困った時にいろんな視点があるともっと子育てを楽しくというか面白く取り組める、取り組めるという変ですけど関われるなというふうに思っていて、
それがティーチャーティーチャーを聞いているとすごく感じているので、ぜひ続いて欲しいなという気持ちで個人スポンサーの方にはならせていただきました。
ひとし
ありがとうございます。
はるか
ありがたいです。続いて欲しいという感覚で支援してくださるの、ちゃんと聞いたのは初めてだね。
Kanta
そうなんですか。
ひとし
そうなんですよね。
はるか
僕たち一応フリースクールしたいんでっていうことで、無料のフリースクール実現するためにっていうふうに掲げてきたんですけど、
18:03
はるか
そうやって続いて欲しいから純粋に応援しましたっていうのはなんかすごい嬉しいです。
Kanta
たぶん、思っているリスナーの方は結構多いんじゃないでしょうか。
はるか
それありがたいですね。
ひとし
じゃあぜひ続いて欲しいと思った方はこのタイミングで個人スポンサーにまずなっていただければと思います。
Kanta
そうですね。
ひとし
そこから法人スポンサーにも僕らと一度お話ししてすぐ、なるよみたいな感じになっていただいたじゃないですか。
はるか
早かったです。
ひとし
あの時はどうしてなってくれたんでしょうか。
Kanta
そうですね。まず一言で言うとお二人の価値観にすごく深く共感をしていて、そういった価値観を持った人がもっと社会に増えて一緒に仕事をできたら気持ちいいなとか楽しいなみたいなところで、
ティーチャーティーチャーイズムって勝手に言ってるんですけど、
そのティーチャーティーチャーイズムを持った人がコンコンの活動を応援させていただくことで増えていきそうだなというところが一番魅力に感じたところですね。
ひとし
そうだ、それも最近配信でもティーチャーティーチャーイズムの話を何度かした気がするんですけど、それカンタさんに教えていただいたんですよね。
はるか
そうですね。産みの親ですね。
ティーチャーティーチャーイズムの産みの親。
ひとし
この世界観を認めてくれるんだみたいなのが発見でした。
はるか
そうですね。優しい世界とか言ってくださる方いらっしゃるけど、それを初めてティーチャーティーチャーイズムという言葉で名付けてくださって、ティーチャーティーチャーイズムを増やしていきたいね、これからも。
Kanta
僕がティーチャーティーチャーイズムと言っているものが何なのかみたいな話もちょっと簡単にさせていただくと、
はるか
ぜひぜひお聞きしたいです。
Kanta
まず、ティーチャーティーチャーの配信の中でも存在価値の話最近あったと思うんですけど、ただそのままで存在しているだけで価値があるんだよみたいな話もありつつも、
やっぱりそれだけじゃなくて、実際にやっぱり困難だったりお困りごとに対して、親だったり、あとお子さんが困難に向き合って乗り越えようとしていく力ってすごく大事だよねみたいなところは通想提案としてあるなというふうに感じていて、
そのために必要な自己肯定感とか自己効力感とか、すごく困難に向き合って乗り越えていくということに対して、とても根本になるような力みたいなところはすごく大事にされていらっしゃるのかなというふうに感じていると。
そういったものって結局大人になって仕事の中でもいろんな困難がたくさんあるので、そういった形で困難を乗り越えていって、仕事って基本的に課題解決をすることだと思っているので、課題解決力が高い人たちがそういった価値観の中で生まれてくるのかなというところを感じていて、そういったものを僕はティーチャーティーチャーイズムというふうにくくって考えているという。
はるか
なるほど。キーワードがめちゃくちゃいっぱいありましたけど。
21:04
ひとし
最近すごい方たちを呼んでティーチャーティーチャーに呼び出ししてもらう回が続きすぎていませんか。大丈夫ですか。
Kanta
この前のゲストが元祖日本一のポッドキャスターだったりして、そこに僕が出演させていただくのは非常に恐れ多いなと思っているところなんですけど。
ひとし
じゃあちょっと今からはカンタさんと一緒に今聞いてくれている法人の方に営業をしていきたいと思います。
Kanta
そうですね、法人営業をしていきたいと思います。
ひとし
「なぜ株式会社がティーチャーティーチャーを応援するべきなのか」という話を。
はるか
ぜひ教えていただければ。
Kanta
僕の観点から企業が教育、特にティーチャーティーチャーにお金を出すべきなのかみたいなお話をちょっと僕の観点からさせていただきたいなと思うんですけど。
はるか
はい、お願いします。
Kanta
まずいきなり目線を引いた目で見てみると、日本の今置かれている状況みたいなところから話を始めてみようと思うんですけども。
ひとし
そこから。
Kanta
ご存知の通り日本って少子高齢化ずっと続いてるじゃないですか。
もう15年ぐらい前から人口って減ってるんですよね。日本の人口って。
ただ少子高齢化じゃなくて人口が減っていくっていうフェーズに普段に入ってますよというのは皆さんご存知だと思うんですけども、そういう状況ですと。
その中で今の経済水準、GDPを保とうとするだけでも人が減っていく中で経済的に豊かさを保とうとすると、
労働生産性を上げていくしかないですよね。一人当たりが生み出す価値っていうのを高めていかないと人は減っていくんで、そのままどんどん減っていきますよね。
じゃあ労働生産性を上げていきましょうみたいなことを考えたときに、いろんな投資先みたいなものがあると思うんですけど、どこにベッドするのがいいか考えたときに、
例えば産業、最近だとAIとかアニメとか漫画みたいなコンテンツ、IPにベッドするみたいな話もあると思うんですけど、これって多分前どこかの回ではるかさんおっしゃってた畑と作物みたいなアナロジーで言うと、
作物に投資しましょうって話だと思っていて、
はるか
僕そんな作物の話しましたっけ?
Kanta
多分ね、どこかで言ってたと思います。畑を育てていってるようなものだみたいなことを多分どこかでおっしゃってたと思います。
はるか
ああ、植物。
ひとし
そういうことですね。
Kanta
はい、言ってなかったらカットしといてください。
ひとし
いえいえ、言ってなかったら昔の回に音差し込んで畑の話しときます。どっかで。
Kanta
産業っていう作物に投資をして、そこを育てていくのももちろん一つの正解だと思うんですけど、でもどんな作物でも育つ畑を作る方がうまくいく確率が高いんじゃないかっていうふうに考えれると思うんですね。
その畑って何かっていうと、結局そこで活躍してくれる人材、人だと思っていて、それも今、社会人の人たちももちろんなんですけど、もっとやっぱり根本的なところで教育っていうところで、さっきティーチャーティーチャーイズムって話の中でもあったような自己肯定感だったり、自己効力感だったり、
24:21
Kanta
多様な視点だったり、困難に向き合ってそれを乗り越えようとする力が大きな人たちがたくさん社会に増えて、こういう変化の激しい中でそれぞれの領域で課題解決をしていって生産性を上げていくみたいなことに投資をした方が効率いいんじゃないかというふうに考えれるんじゃないかなというふうに思ってるんですね。
というロジックは多分あんまり反対する人もいないのかなと思っていて、一つの考え方としてそれはあるよねとか、教育って大事だよねみたいな話はあんまり反対しないんじゃないかなと思うんですけど、でもじゃあそこに十分お金だったりとか人が投入されてるんでしたっけっていうと、
はるかさんも小学校の先生されていたときに感じてたと思うんですけど、全然足りてないですよね。
はるか
そうですね。教育の予算はOECD加盟国でもかなり低い方と言われてますね。
Kanta
そうですよね。で、みんな大事だよねってそこは同意してくれるのに、なぜ十分な資源が投下されないんでしたっけっていうことを次に考えてみたいんですけど。
はるか
はい。
Kanta
僕は民主主義の論理の中でも資本主義の論理の中でもここに資源投下するっていうことがなかなか今説明しにくいっていうところが一番大きな課題なのかなというふうに思ってるんですね。
はるか
そうですよね。教育ってやっぱりなかなかこうすれば数字が上がるとかっていうのが結果が出にくいっていうのはやっぱりありますよね。
Kanta
そうですね。まずその資本主義の論理の中でこの投資を説明しようとするとやっぱり直接的短期的に利益が上がりますっていう話をせざるを得ないと。
はるか
そうですよね。
Kanta
で、基本的に会社は株主のものなので株主から出資をいただいてそのお金を増やしますよっていうことが前提なのでそこに対する説明責任っていうのが必ず求められますと。
で、生成AIに投資しますっていうとそれがどのようにその会社の将来の利益を増やすのかっていうのは比較的説明がしやすいですよね。
ただ教育に投資ってなってじゃあうちの利益にどう返ってくるんですかっていうことを説明しようとすると例えば社員向けのスキルの教育みたいなこととか
あと優秀な学生をリクルーティングするための広告宣伝費ですみたいなことであれば説明ができると思うんですけど
今お二人がやってらっしゃるようなフリースクールだったりとか不登校支援みたいなものっていうのはこれはどうやってうちの利益になるんでしたっけっていうのがやっぱり遠いですよね。
27:12
はるか
そこなんですよ。そこが繋がらずに。
Kanta
そこがやっぱり繋がりにくいっていうところがすごく難しさなんだろうなと思っていて。
はるか
はい。難しいところで。
Kanta
じゃあ企業ができないんだったらやっぱり国単位でやるべきことだよねっていうふうに考えてみたとしても
まず子育て世帯ってめちゃくちゃマイノリティなんですね今。
今20%ぐらいしかいないらしくて。しかも投票率低いじゃないですか特に若いほど。
そうすると民主主義の論理の中ではめちゃくちゃマイノリティですよね。
しかも高齢者比率が上がって労働人口が減っているので社会保障費どうにかしないといけないみたいな状態で
目の前にお金をなんとかしなきゃいけない問題がある中でマイノリティの子育て世帯に税金だったり人を優先的に分配していきましょうってなかなか説明できないんですよね。
そうするとみんな大事だねってことには反対しないのに資本主義の論理の中でも民主主義の論理の中でも優先順位を上げるっていうことに対して合意が得にくいっていう状況で
構造的に今この優先順位が上げられてないなっていうふうに感じてるんですね。
はるか
だから結果的になかなか学校に予算が回らなかったりとかあるんですね。
Kanta
会社でもこういうことってよくあるんですよね。
こんな大きな話じゃなくてもこれみんな大事だと思ってるけど各事業とか各組織の人たちの合理的な論理の積み上げで誰もそこに資源投下することを説明できないみたいな
みんな大事だと思ってるのに構造的に優先順位が上げられないみたいなことって結構よくあるんですね。
そういう時に結局どうやって突破してるのかなっていうのを見ていると異常なパッションを持った人がなにか行動を起こして成功事例作っちゃうみたいなのが結局唯一の突破口だなっていうふうには自分の経験則的には感じていて。
はるか
なるほど。まさに目指してるとこですね僕たちが。
Kanta
そうですよね。
ひとし
僕たちの社会の中でなぜかこの人たち熱量を持って本気でやってるなっていうのを。
Kanta
そうなんですよ。全然合理的に説明できないのになぜか異常な熱量でめちゃくちゃアクションして結果出しちゃう人みたいな人がすごく大事だなと。
僕はティーチャーティーチャーコンコンお二人の活動っていうのはまさにそれなんだろうなっていうふうに感じてるんですね。
ひとし
なるほど。
はるか
ありがたいですそれは。
不登校支援って本当そうなんですよまさに。
30:01
はるか
みんな学校に行けてない子がたくさんいて相談もできてない子がたくさんいるんだからこの支援めちゃくちゃ大事だよねって思ってるのに支援しようと思ってビジネスしようと思ってもなかなか構造上難しいっていうのがあって全然支援が回ってない状態なんですよね。
Kanta
そこに無料で全力投球しようとしてる僕たちやっぱり結構周りから変な目で見られることも多くて。
異常ですよね。
でもやっぱりそういう異常なパッションでやっちゃう人がいないと今のお話で論理的に合理的に考えたらうまくいかないじゃないですか。
だから合理性のやっぱり枠の中で考えていってもやっぱり突破できないなというふうに思っていて。
その外側というかそれを度外視してアクションを起こす人っていうのは必ず必要だなと思っているんですね。
ただ異常なパッションを持って行動を起こす人だけでもうまくいかないなというところはあってそれを支援する人たちっていうのがやっぱり必要ですよねと。
そこの支援をする人たちみたいな役割が個人の今のティーチャーティーチャーコンコンであれば個人のスポンサーだったり法人スポンサーの位置づけというか役割なんじゃないかなというふうに思っていますと。
成功事例が一つあるとみんなの説明コストが下がるっていう現象が起きるんですね。
ひとし
僕はすごく理解できます。
Kanta
ティーチャーティーチャーにおけるコテンさんの存在とかもそうなんじゃないかなと思ってるんですけど。
はるか
もうまさにそうですね。
ひとし
なんで無料でやれるのって時にコテンさんの事例を話すとああなるほどこういうことをやりたいのねっていうのがちゃんと伝わるっていうのがあってこれが説明コストが下がるって今カンタさんが言ったのは繋がりました。
Kanta
説明コストが下がると今お二人がやられてるみたいな形でフォローしてくる人たちが出てくるのでどんどん社会に広がっていきますよねというふうに考えるとやっぱり最初に異常なパッションを持って行動を起こす人とその人がちゃんと活躍できるように支援する人この業者がすごく大事なんじゃないかなというふうに思っています。
その中でも会社特にうちは僕と共同創業者の二人で株も持っていて取締役もやっているオーナー企業と言われるような少数の株主で経営者と株主が一体化している会社なんですけども
中小企業オーナー企業っていうところが担っていく役割なのかなって思っているのがオーナー企業って他の例えば上場企業とかベンチャー企業とかでも結構いろんな株主さん入っていらっしゃると思うんですけどやっぱり会社のお金を動かそうとすると会社の持ち主たる株主に対してどのようにそれがこの会社のためになるのかっていうのを説明する説明コストが非常に高いんですけど
33:03
Kanta
オーナーと経営者が一体化しているとそこって自分たちが納得していればいいみたいな世界である程度動かせるっていうところがあるのですごく価値観に共感してこの困難に突破していくべきだみたいなことに対してお金が比較的出しやすいっていうところが一つ会社の役割なのかなというふうに思っているんですね
はるか
そういうことですね
株をオーナーさんが持ってるからこそ決定権みたいなのも
Kanta
そうですね誰にも説明しなくていいみたいなところは極端に言うとあります
ひとし
なるほど
Kanta
とはいえこれを聞いた従業員からすると俺の給料でくれよみたいな話もあったりするので
そこに関して本当にノーロジックでいいかというとそういうわけでもなくてもちろんそういう社長さんもたくさんいらっしゃると思うんですけど完全にノーロジックでいいかというとそういうわけでもないので
もう少し理論武装していったほうがいいかなっていうところでもう少しお話ししていくと
中小企業ってさっきの日本の課題にすごく大きな課題に見えるんですけど結構直接的なステークホルダー関係者だなというふうに思っていて
人口減っていくってことは労働者もあと消費者も減っていきますよねというまずこの今の状況で一番最初に煽りを受けるのは中小企業だよなというふうに思っていて
実際にもうすでに人手不足みたいな話ってよく最近聞くと思うんですけど
中小企業だと人数もそんなに多くなかったりするので一人の従業員が会社に与える影響力って非常に大きいですね
で不登校ということに着目してみると例えば自分の子供とか従業員のお子さんとかが不登校になった
で仕事が続けられませんってなることが起き得ますよね
はるか
そうですねかなりあるみたいですね
ひとし
すごく聞きます
はるか
5人に1人が離職するっていうデータもあります
Kanta
そんなに離職される?そうすると一人の従業員がそれで働けなくなる
しかも活躍してくれている従業員がそういう状況になると結構ビジネスに影響ありますよね
はるか
そうですね、けっこう大きいですよね
Kanta
中小企業ならなおさらやっぱり大きいですよね
そういう中でそもそもコンコンっていうセーフティーネットがあるっていうことが将来自分たちのビジネスだったり
自分の身を助けることになるっていうのは割と直接的に合理的なんじゃないかなというふうに思っていて
こういうセーフティーネットって自分が必要になった時にないから作りましょうじゃもう間に合わないじゃないですか
ということはこの活動はさっきお話ししたように1個成功事例ができてどんどんこれが増えていくことが起きて
36:01
Kanta
セーフティーネットが張り巡らされている状態になるっていうことは
結局この自分の子だったりとか従業員のお子さんとかが不登校になることが起きた時に貢献するっていうことですよねって考えると
ビジネスっていう観点でも合理性あるよなっていうふうに思ってるんですね
ひとし
なるほど確かに
ティーチャーティーチャーはコンコンっていうところのスポンサーになってるんだよねって言ってくださってるだけで
確かに社員さんは発見できるなって思うので
Kanta
そうですね、たしかに
ひとし
ティーチャーティーチャーが届いてない社員さんにも個人スポンサーになっていただけることで
セーフティーネットになるんだなと思ったらすごい意味があるなって
Kanta
実際コンコンでお世話になるっていうだけでなくてもティーチャーティーチャーで発信されている内容ですとか
あとあれですよねコンコンに申し込んだらすぐに入る入らないという話じゃなくて
いろいろ情報提供とかされているんですよね
はるか
はいまず説明会があってその説明の中で大きな概要を説明して
それで実践した上でも困ったら相談会があって
相談会でも難しい部分をコンコンが担うみたいなことをやっていて
本当に必要な方に必要な支援を届けられるように
その数を最大化させられる仕組みをこれからも作っていこうとしているところですね
Kanta
そうすると親の観点から見た時にはコンコンに子どもを預ける預けないだけじゃなくて
それが存在してくれることで子どもが不登校になった時に
自分が仕事をセーブせざるを得ないとかやめざるを得ないことになるっていう
リスクを軽減するっていうことにダイレクトにつながっているなというふうに思っているんです
はるか
確かに
Kanta
というところで不登校の支援に対してある程度この企業がお金を出すっていうことが
別にそんな突貧な話ではなくて割と合理性の中でも説明し得るなというふうに思ってはいて
はるか
思ったのが僕たちに確かに株式会社さんが支援してくださらないと
僕たちで継続できない状況なんですよね
だからカンタさんが支援してくださることによって
僕たちの寿命が長くなっている継続されている状態があって
それが実際にもしカンタさんの従業員の方のお子さんが不登校になった時に
セーフティネットとなれば直接的なリターンを感じるっていうのはすごく理解できたんですよね
ただそれカンタさんの会社がやったとしても
おそらく他の会社の従業員さんも受けられるし
それってかなり直接投資したからカンタさんのとこだけにサービス届けますみたいな話じゃないから
相当懐の深い話だと思ってて
だから僕からしたらカンタさんもかなりパッションを持った
爆発的にパッションを持った方なんだなと思って
39:01
はるか
今一見当たり前のように合理性があるって理解しかけたけど
これを行動を起こしてくださるっていうのは相当すごいことだなっていうのは感じました
ひとし
そうですね一見パッションを持った人をサポートするみたいな風に
カンタさん自分のことを言ってたんですけど
逆にカンタさんもパッションを持って
一人一人のファーストペンギンで応援してくれてるっていう
はるか
すごい改めてありがたさを感じました
ひとし
経営者の方からするとなんとなく理解はできた気がするんですけど
それを社員さんがこういうところに応援しようと思った時は
また別の論理が働くものですか
Kanta
そうですねやっぱり難しいんじゃないかなと正直思っていて
っていうのがやっぱり説明コストが高いんで
上司に聞かれて説明できますかっていうことに尽きると思うんですね
会社の中で意思決定しようとすると
そこにはやっぱり成功事例だったりとか
どのように会社の利益につながるのかっていうのを
1個説明できる事例みたいなものがあれば
だからいけるんですみたいなことを説得できると思うんですね
岡野バルブさんの回でもおっしゃってたと思うんですけど
割と直感的にこれをやった方がいいと思っているっていう話と
あと誰かを説得するのに必要な説明って結構別物だったりするので
そこの説明ロジックが作れたら
あとはこれをやった方がいいことだという感覚で
結構お金は出せるものなんじゃないかなと思ってますと
ただ今の状況で特にその企業の中
特に大企業の中でそれを説明していこうとすると
やっぱり広告宣伝費みたいな枠だったりとか
あとSDGsとかCSRみたいな
社会税のためにお金を投下してますよコーポレートブランディング
みたいな文脈でお金を出してもらう形になっていくと思うんですけど
それってちょっと法人営業と言いつつ
難しかった話ばっかりして恐縮なんですけど
不登校支援が難しいなって思っているのが
支援される直接的な受益者がすごくクリアにいるじゃないですか
その人たち直接的な受益者と
費用負担をする人がズレているっていうのが
すごく説明しにくいですね
コテンさんとかも人分地に投資するって
わけがわからないなと思うんですけど
企業が人分地に投資する
でも直接的な受益者が社会みたいな単位だから
逆に説明しやすいみたいなのが
なんか変な現象として起きてるなと思っていて
不登校支援の方がより企業としてお金を出しづらいだろうなっていうところは
この明確な受益者と費用負担者のズレが
すごく大きいなと思っているので
そこが特に社内での説明ロジックの難しさだなというふうには感じています
42:02
ひとし
なるほど
じゃあこれをお聞きの社員さんで
Teacher to Teacher応援したいと思ってくださった方は
もうぜひファーストペンギンとして僕らと一緒にロジックを作って
Kanta
そうですね
一緒に作っていくんだと思います
最初のロジックを
ひとし
ぜひお願いしたいです
Kanta
岡野バルブさんの例がすごいなというのは
上場企業でそれをするっていうのはやっぱりすごいことだと思っていて
はるか
そっかそこがあるのか
Kanta
僕らみたいな中小企業は割とさっきお話ししたように
自分たちの価値観でお金を出しやすいんですけど
その説明コストが非常に高い人たちが
これをどう乗り越えていくのかは
僕も興味あるので
ぜひ一緒にこうやって乗り越えましょうみたいな話を議論できると
いいんじゃないかなと思います
はるか
ありがたいなその議論
ひとし
その議論をしていただける
ファーストペンギンの方いらっしゃいましたらお願いします
Kanta
一緒に乗り越えましょう
はるか
そうか
じゃあ実際「フリースクールのコンコンに」っていうより
「ティーチャーティーチャーに」の方が出資しやすいんですかね?
Kanta
さっきの古典ロジックでいくとそうなりますよね
教育だったりとか
僕はやっぱりさっきのティーチャーティーチャーイズムみたいなものっていうのは
そういう人増えてうちのチームに来てくれると嬉しいよねみたいなのは
多分すごく共感を得られるんじゃないかなと思っていて
そこに対してちょっと距離はあるけど
結局この活動が拡大していくと
そういう人たちと出会える確率が高まって
リターンとして得られるよねみたいなところは
そんなに遠くないんじゃないかなというふうには感じていて
ちょっとこの流れで
なぜ不登校支援の中でも
僕もその不登校支援について全然詳しいわけじゃないんですけども
ティーチャーティーチャー、コンコンっていうこのスキームが
すごくビジネス的な観点で見ても
拡大していく可能性があるんじゃないかなと思っていて
はるか
ありがとうございます
ひとし
そういう視点からも言っていただけるんですね
Kanta
お二人が考えられていることを
単純に僕が劣化版でお伝えするみたいな感じになっちゃうと思うんですけど
はるか
いやいやとんでもないです本当にありがとうございます
Kanta
まず短期卒業型っていうところが
まず一つやっぱり特徴なのかなと思ってるんですけど
こうやって社会に既にある資産、学校だったりとか
他の代替教育も含めて
それをうまく活用して
とにかく次の一歩に向けて後押しをするみたいな
コンセプトなのかなと思ってるんですけど
そういう感じですよね
はいそうです
それって経済合理性みたいな観点から見ても
大人一人あたりが関われる子どもの数っていうのが
多くなるんだろうと思っていて
そこって資金を投下して
社会にインパクトを出していこうみたいな時には
合理的だよね、というふうに思ってるんですね
あとまさにこのティーチャーティーチャーとコンコンの相乗効果
45:03
Kanta
っていうのもやっぱり一つ大きいなと思っていて
コンコンが継続して拡大していくということは
ティーチャーティーチャーのコンテンツとしての質も上がるっていうことですよね
ひとし
まさにそうしていきたいというところなんですよね
Kanta
そういう意味でさっき1個成功事例ができると
どんどんよく展開していくみたいな意味での
ティーチャーティーチャーコンコンのファーストペンギンみたいなところもありつつも
それの発動自体がスケーラブルだなというところは
ビジネスという観点でも
効率の良いコスパの良い投資先なんじゃないかなというふうに感じています
はるか
僕たちはフリースクールを作るっていうと
「居場所を作るんだね」とか「困ってる子どもたち救うんだね」
「慈善活動なんだね」とかっていうふうに捉えられがちなんですけど
けっこう、僕たちは不登校の問題を解決したいっていうふうに思っていて
困ってる子どもたちが増え続けている状況を何とかしたい
社会的にインパクトを出したいっていうふうなのを本気で考えている結果
今短期卒業で無料でオンラインというふうになっているので
そういうふうに社会的なインパクトっていう意味では
そうですね
ひとし
頑張りたいと思っている
はるか
頑張りたいところで
Kanta
期待をしています
はるか
投資先と思っていただければありがたいですねそれは本当に
Kanta
同じように考えている人は経営者でも多いんじゃないかなと思うんですけど
会社で稼いだお金って社会から預かっているっていう感覚がすごくあって
はるか
どういう感覚だろうそれ
Kanta
自分たちは自分たちが得意なことに労働力を投下して価値を生み出して
その価値の対価としてクライアントさんお客様からお金をもらってますよねと
ということは逆に言うとクライアントさんがお金を出してくれるということは
自分たちがお金に対する見出せる価値の効率が高いと評価してくれているから
それが起きるわけですよね
ということは自分たちがお金を使う時っていうのも
誰かの別の人たちの得意なことに投下して
社会の価値の相和が増えていくよねみたいな感覚
そうするとお金を稼ぐ時だけじゃなくて
使う時も結局社会に対して価値を作っていくっていう感覚は
多分結構な経営者の方が持っているんじゃないかなというふうに思っていて
はるか
なるほど
すごいなその話
Kanta
この感覚っていわゆる西洋のノブレス・オブリージュとか
ギブアンドテイクみたいな考え方ともちょっと違ってるんじゃないかなと思っていて
これ良くも悪くも村社会の延長線上なんだろうなっていうふうに感じているんですね
どういうことかっていうと
自分っていうものの一部に社会が組み込まれている感覚っていうのは
48:01
Kanta
結構あるんじゃないかなと思っていて
例えば変な例ですけど髪の毛って神経通ってないじゃないですか
でも髪の毛って自分の体の一部の感覚ありますよね神経通ってないけど
はるか
ありますあります
Kanta
髪の毛洗う時に髪の毛洗ってあげてるんだよって思わないじゃないですか
はるか
全然思わないです
Kanta
外歩いてて日差しが強い時に
髪の毛に守ってもらってるなみたいなこと思わないじゃないですか
はるか
確かに
Kanta
その感覚で社会っていうとちょっとやっぱり規模が大きくて
実感というかイメージがしづらいですけど
村っていうものをその感覚があって
自分が属している共同体とか村は自分の髪の毛みたいな感覚で
だから別にそれに対して何か価値を出すみたいなことが
やってあげるとかじゃなくて
それやるよねみたいな
はるか
そういうことか
Kanta
それっていいところも悪いところもあって
今みたいに別にやってあげるとかじゃなくて
髪の毛洗うよねみたいな感覚で
待っている人が共同体の中にいたら助けるよねみたいな感覚だと思うんですけど
それがやっぱり過干渉になったりとか
すごく鬱陶しかったりする面もあったりはするので
良くも悪くもだと思うんですけど
この村社会的な感覚っていうのはすごく感じていて
インターネットができる前の世界では
やっぱり物理的な土地とか所属している会社みたいなもので
村を形成してたと思うんですけど
今インターネットの力で
価値観っていうので共同体村を作れるようになっているっていうことを
ティーチャーティーチャー村でまさに感じていて
はるか
そうなんですね
Kanta
すごく良い意味で村社会だなというふうに思っていて
ティーチャーティーチャー村が
みんな自分の利益とか度外視して
手を差し伸べたりするのが当たり前の感覚があって
多分やってあげてる感みたいなのも全然ないじゃないですか
はるか
そうなんですよ
とんでもない方がいらっしゃるなって思ってました
ひとし
何の話でしたっけ
Kanta
だからティーチャーティーチャーコンコン
教育不登校みたいなところに支援をするみたいなことが
すごく慈善活動とか
良いこととしてやるではなくて
今自分たちが社会から預かっているお金を使っていくことで
社会がまた作られる
社会に対して価値を提供できるんだとしたら
どういうふうに使うのかっていう
使う一つとして教育だったり
登校の支援だったり
どちらかというと僕としては
その先にある困難に向き合って
それを乗り越えようとする力を持った人たちが
51:01
Kanta
社会にたくさん出ていくことっていうところに
やってあげてるとか
良いことをしているとか
慈善活動とかっていうのとは
全然違うロジックで自分の中では整合していて
それは結構自分のためが感覚としてあるので
髪の毛を洗っているみたいな感覚があるので
ひとし
僕ら髪の毛だったんですね
Kanta
そうですそうです髪の毛です
はるか
どうか切らないで
ひとし
日差しから守りますので
Kanta
すごく会社でお金を使うということに関して
経営者の人が皆さん持っている感覚なんじゃないかなと思っていて
その一つの投資先として
「ティーチャーティーチャー」「コンコン」っていうのが
すごく有力じゃないかというふうに
僕が思っていますという感じですね
はるか
ありがとうございます
Kanta
ちょっと時間も来てるんですけど
僕からも質問してもいいですか
ひとし
もちろんです
Kanta
さっきやっぱりこういう構造的な問題
構造的なジレンマの中で
うまくいかないときって
異常なパッションを持って行動を起こす人が
キーになると思っています
という話をしたと思うんですけど
異常なパッションだなと思っていて
はるか
ありがとうございます
Kanta
そのパッションは何なんだみたいなことを
ちょっと聞いてみたいなと思ってたんですね
っていうのがやっぱりうまくいかないことの方が
多いじゃないですか
だって構造的に
誰もそこに資源を分配できないみたいな状態で
その問題にチャレンジしているわけだから
多分うまくいくことの方が少ないんじゃないかなと思っていて
論理的に合理的に考えたら
これはうまくいかないからやめようってなるじゃないですか
ひとし
そうなんですね
Kanta
そうならないっていうのは
多分論理とか合理の外側にいるということだと思うんですけど
そのパッションみたいなものが
どこから来てなぜ枯れないのかを
すごく質問が抽象的なんですけど
お二人がどういうふうに捉えているのかなみたいなことを
ちょっと聞いてみたいなと思ってたんですけど
はるか
確かに
そうですね
これは結構いろんなたまたまがすごい重なって
連続で起きたからこそできてると思うんですけど
僕パッションは結構育つと思ってて
時間かければかけるほど
もちろん現体験として教員時代に
不登校の子たちに対して何もできなかったっていうものがあって
その悔しさとかどうにかしたいって思いがあって動き出した
たぶん、僕一人だったら本当にただ何もビジネス知らない
情熱家の何もうまくいかない男だったんですけど
そこにたまたまひとしっていう友人に出会ったからこそ
54:02
はるか
まずここがパズルがかみ合ったっていうのがあって
やっぱりたまたまポッドキャストがうまくはまって
応援してもらったりとか感謝のメッセージいただくとやっぱり
モチベーションは高まるし
情熱もどんどんどんどん大きくなっていって
気づいたら多分それこそ周りから見ると異常なパッションになってたんじゃないかなっていう風に
ひとし
そうね
Kanta
思います
リスクですよ
ひとし
リスクなんですか
Kanta
普通の人の感覚は多分リスクだと思うんですけど
多分それがリスクだと思わないぐらい
やっぱりそこにパッションがあるんだなと思うんですけど
それは何ですかやりがいとか意義みたいなものなのか
ちょうど先日の配信で今を楽しむっていう話と将来に向けてみたいな話の
存在価値と機能価値の話でされてたと思うんですけど
お二人にとって今やってる活動っていうのは将来のためみたいな要素と
今これをやっていることが楽しいというか
今を楽しんでるみたいな要素で言うと
どれぐらいの塩梅なんですか
はるか
これは本当にどっちも半々ぐらいあると思いますね
教員やってて思うのはこんなにありがたい仕事ないなっていうのが
ひとし
教員が
はるか
直接子どもたちの笑顔を見れて保護者にも感謝されて
こんなに直接リターを味わえて感謝される仕事あんまりないなと思ってて
だから今幸せでこれができてて意義を日々感じられる仕事だから
今もすごく幸せだなと思いながら仕事できてますし
でも僕これだけだったら多分うまくいってないんですけど
ひとしがいつも10年後20年後考えるのが好きで得意なので
いつもそれを見せてくれてるんですよね
ひとし
なるほど
僕は結構将来のための今というふうに考えて取り組むことが多いんですけど
ありがたいことにリスナーさんからメッセージをいただけたりとか
最近活動が広がってきたら今も楽しいなと思えるようになってきたんですけど
僕は基本的に将来のために社会的に意義があることをしていきたいし
それによって金銭的なものもついてくるっていうふうに思ってるので
全然リスクだけど取ってるっていう感じなんですけど
Kanta
リスクを取っているのか
ひとし
思ってなかったんですけど
Kanta
リスクは取っているんだと思います
ただそのリスクに対して十分なリターンを見込んでいるってことですよね
ひとし
そうですね
自分の精神的な楽しさもだし
金銭的にももちろん2,30年後は返ってきたらいいなって思ってやってるので
Kanta
良かったです
金銭的なみたいなところもやっぱり継続していく上で
57:02
Kanta
自分自身が経済的にある程度豊かになることもやっぱり大事だなと思っていて
ちょっと今日お話ししてて安心したなって思っているのが
やっぱり人のためだけだとそんなにやっぱり走りきれないんじゃないかなみたいなところが
僕の感覚としてはあって
これが良かったなと思いました
はるか
ありがとうございます
ひとし
あと僕もう一つ
普段モチベーションにしていることがあって
そのお話をしてもいいですか
Kanta
はい聞きたいです
ひとし
いつか説明したいなと思ってたことがあって
ポッドキャストを今僕が頑張りたい意味みたいなのを
どこかで説明できるといいなと思ってたのを
今しても良いですか
Kanta
良いです
ひとし
今ポッドキャストを本気で頑張っている理由として
コテンラジオのセカンドペンギンをしっかりやるっていうことが
ポッドキャスト業界が育ってきた時に
社会にとって良いことをしてそれをみんなで応援するよねっていう文化が
ちょっとでもポッドキャストに根付くと思ってて
業界が盛り上がっていくと
稼げるから配信するっていう人もいると思うし
自己表現したいから配信するっていう人も
たくさんいろんなクリエイターさんが出てくると思うんですけど
その時に何パーセントかは
社会のことを本気で思って発信するクリエイターが
出てくるだろうなと思って
この何パーセントかを高められるのが
今自分が頑張る意味かなと
セカンドペンギンをちゃんとやれることで
ポッドキャスト業界というものに影響を与えるとしたら
すごい良いなと思って頑張っているところがあります
Kanta
面白いですね
なんか有名なYouTubeの動画とかであるじゃないですか
1人の人が踊っていて
頭がおかしい人みたいな感じなんだけど
そこに2人目の一緒に踊る人が現れて
すごくみんなで踊るムーブメントになるみたいな
有名な動画が
ひとし
じゃあ、概要欄に貼っておきますね
Kanta
あると思うんですけど
あの2人目みたいなイメージなのかなって思って聞いてました
ひとし
そうですね
僕らが本当たまたまポッドキャストアワードも
取らせていただけて
頑張りたいなと思うところです
Kanta
面白いですね
なんかはるかさんはやっぱり不登校とか子育て
子供っていうところにすごくフォーカスして
それに対してこのティーチャーティーチャー
コンコンの絵方がガチッとハマって
今夢中になってやられてるっていうところだと
僕は今受け取ったんですけど
ひとしさんは違う視点から
この活動を見てるんだなっていうところが
やっぱり面白いなと思ったのが
ポッドキャストという角度から
音声メディアから社会を課題を解決していく
という角度からこれを捉えた時に
そのモデルがこのティーチャーティーチャー
コンコンが成功することによって
拡大していくんじゃないかっていうことってことですよね
ひとし
はい
Kanta
いいですね
はるか
いい話
Kanta
その不登校の支援って一言で
1:00:00
Kanta
それだけ聞いてしまうと
僕みたいな
何て言うんですかね
利己的で卑近な人間からすると
ひとし
何を言いますか
Kanta
言うてよその声だよねみたいな
たまたま関わったとか
たまたまそこを見てしまったか
手助けしたいみたいなことはあったとしても
全く自分の今の生活と関わりのない子どもたちを
自分たちのすごく大事な時間とお金と
将来の対数リスクも含めて
そういうものを取って
そこに活動をコミットしていくって
それだけ聞くとすごく
何て言うんですかね
理解しにくいなっていうふうに思ってたんですけど
今日お話聞いてて
なるほどなとお二人が目指しているものっていうか
お二人の実現したい生き方みたいなものが軸としてあって
その言い方はちょっと悪いかもしれないですけど
手段としてこの活動をしているみたいなところが
今日僕の中ではすごく聞けてよかったなと思っていて
ひとし
よかったです
はるか
そこをきれいに言語化してくださって
ありがたいです
ひとし
そうなんですよね
どうしよう
じゃあこれをもし聞いていただいて
法人の方で何かご協力いただけるという方がおりましたら
お便りフォームか
はるか
インスタグラムのDMでもいいかな
ひとし
送っていただけますとありがたいです
はるか
ありがたいです大変
Kanta
一緒にやりましょう
一緒に応援し
応援でもないんですよねやっぱりね
一緒に何なんですかね
このティーチャーティーチャーイズムを持った人は
社会に増殖していく仕組みにペットしましょうみたいな感じですかね
はるか
ペット
なるほど
ひとし
実際のところはスモールチームで今のフリースクール
コンコン運営していこうと思った時に
あと20社さんにご協力いただきたい状況でして
Kanta
逆に言うとここでやっぱりこの一番苦しい時に最初に
この法人スポンサーとしてジョインするっていうことは
ティーチャーティーチャーとコンコンがこれから継続していくのに対して
ものすごくインパクトが出せるってことですよね
いや
はるか
確かに本当に一生のご恩というか
ありがとうございます一緒によろしくお願いします
ひとし
ありがとうございました
Kanta
どうもありがとうございます
ひとし
ではこんなところでさよなら
はるか
さよなら
Kanta
さよなら
01:02:55

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