5分では語りきれなかったアニメ呪術廻戦「懐玉・玉折」編。
今回は漫画では描かれていない行間を補完するアニオリ演出が素敵なことについてお喋り。
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前回に引き続き、今回も新しく始まったアニメ、呪術廻戦 懐玉・玉折編について、おしゃべりしたいと思います。
いやー、前回で全然語りきれなかったんでですね、今回も語りたいんですけど、今回のこのアニメの魅力のひとつとして、
丁寧な描写、漫画のこのコマとコマの行間を丁寧に保管しているアニメオリジナルのシーンっていうのは結構あって、
ここがかなりポイントだと思うんですよ。
鬼滅の刃の無限列車編とかもそうだったんですけど、漫画でいくと、なんかね、本当に短いページ数だったりコマだったりする、
その間、間をしっかりアニメオリジナルのシーンで描いてるっていうのがですね、すごく今回多くて、
で、それが、なんだろう、変なアニメオリジナルの改編ではなくて、しっかりと見せるための、
本当にこういうシーンあるんだろうなっていう丁寧を、しっかり描写していくっていうところがすごく魅力的なんですよね。
最初の、それこそメイメイと歌姫の館に行くシーンとかも、ちょっとホラーテイストな感じで入って、
で、そっから最初のゲトーの語りから持って行って、その館の任務に行くところのシーンとかもちょっとホラーテイストで入っていったところに、
五条がもう館ボーンってぶっ壊して、歌姫泣いてるっていうところから、あのオープニングが始まるっていう。
そこの、なんていうんだろう、ちょっとしたやり取りでも、よりこう、僕らが見ていた過去編の漫画のエピソードが、
ぐっとこう深みが増す、奥行きが出てくるっていうところが、やっぱりあって、そういうものがね、要所要所にあるんですよね。
で、それに伴って、まぁちょっと若干ね、漫画とは違う、いわゆる改編というか、ちょっとアレンジしたシーンとかもあったりするし、
で、例えばそれは、ゲトーと五条の正論じゃ不正論じゃないとか、あとはこの任務を、矢河から清少帯を守るように、
護衛と抹消の任務を受けるシーンの場所が、教室から体育館に変わっていたり、体育館から理科室に移動してそこで話を聞くとかっていう、
やっぱりちょっと細かいところはあるんですけど、その間にね、バスケとかをして、ちょっとそういった学生のなんてことない日常の青春シーンを描いているけれども、
なんかこう、ゲトーのシュートが入らなくて、五条の乱暴に投げたシュートが入るみたいな、ああいうところにもちょっと正論と力でそのまま自分の意見を通せるみたいな、
そういうメタファーじゃないけど、暗誘も含まれているのかなとかっていう、いろんな推察ができる余地が入っていて、
それがしっかりストーリー、物語全体に軸として通っているから、漫画とは違うアニメとして新たに構築されている海獄玉節編っていう感じはするんですけど、
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それが全然嫌じゃないというかですね、面白いんですよね。
で、またちょっとした細かい拍子とかもあるしね、青少帯を救いにホテルに向かうところとかね、二人で携帯で喋ってたりとか、
あとはこう、ジュースを買うときに、五条が二本の指で同じコーラを押すっていう、ああいうところとかも、漫画だったら確か普通に一本買ってたけど、
そういった二本押すところにちょっと子供らしさも現れているというか、で、どっちもコーラかよみたいな、そういうね、
なんか本当に多分細かいところに一個一個あるのがね、ちょっと良くてですね、僕個人としてはこれ結構好きだなと。
で、これがね、また原作改編だと思ってしまう人もいるのかなと思うとちょっと賛否両論分かれるところではあるかなと思うんですけど、
なんかネットの反応とかツイッター見る限り、まあ概ね3の方が多いのかなっていう感じですよね。いやあ、めちゃめちゃ今後は期待できる。
そしてもう一つ、やっぱオープニングとエンディングの素晴らしさですよね。
まあさっき言ったその行間を補完する、補うではないですけど、このオープニングとエンディングで、この五条たちの世代と、
あと下のね、七海と灰原の仲良さげなシーンがめちゃめちゃ描かれてるんですよね。それがもう本当に見ていて微笑ましくて。
例えばオープニングとかも、5人で登校するところがあったりとか、エンディングはエンディングで下校する最中に、5人でいろいろとゲームしたりとか、
あとはファーストフードで食べに行ったりっていうところでも、七海のちょっと一歩引いたキャラクター、灰原がすごく犬みたいに慕ってるキャラクターとかっていうのもあったりするし、
そこにまたね、ちょっと今後の展開を匂わせていくような微妙な表現とかあるんですよ。
オープニングのテンション上がっていくところの拍手とかも、あれ実は全て終わった後の万聖経のあれなんじゃないかな。
その後に2人が別れていくのは、これから向かっていくんじゃなくて、田本を分かつ表現なのかなとか、
あとエンディングの、これツイッターで言われててすげーなと思ったんですけど、ゲーセンで対戦してるときの対比、積純。
こちら手前側に五条と将校がいて、奥側に七海と灰原と下等がいるみたいな、そういうところとかもね、結構細かくあったりして、
もうね、本当に見れば見るほど、そしてたぶん見て話が進んでいけば行くほど、また見方がガラッと180度変わるんじゃないかなっていう、
本当に練りに練られた本編とオープニング、エンディングっていうのがすごい魅力的ですね。
いやー、本当にすごいなぁ。
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なんか鬼滅とかね、その手前ぐらいからだんだんこういう、なんていうんだろう、漫画をそのままやるだけではなくて、
その漫画の解釈をしっかり丁寧に保管する、共感を丁寧に補ってくれるっていうアニメ化って増えたような気がしていて、
すごく漫画原作ファンとしては嬉しい限りですね。
いやー、来週も楽しみだなぁ。
そして喋っていると5分を大幅にオーバーしてしまいました。
今日はこれぐらいにしたいと思います。
というわけで最後までお付き合いいただいた方、ありがとうございました。
ヨザッチでした。
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